ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

紅茶クッキーとくるみココアクッキー

2007年01月19日 | 台所修行
またクッキーなぞ作ってみました。

ホントはね、ケーキなんかも作ってみたいんだけど、食べてくれる人がいなくて。。。クッキーなら日持ちするからね!

先日のビスコッティはマヌちゃんも気に入ってくれて「また作ってほしい??」ときいたらイエスだったのですが、実はあたしがビスコッティ食べ過ぎてしばらくいいやって気分だったので、違うクッキーを作ってみたのです。けど「クッキー作ってるのだ」といったら「この間のかたいの??」ときらっと目を輝かせたのでちょっとしくった気分(笑)。やっぱしビスコッティ作ればよかったかな。


で、クッキーのコツ、つかんだようです。大事なのははじめにバターをクリーム状になるまでよく混ぜること、なようです。ボール代わりの鍋のそこを少しあっためながら作ったら、うまくいきました。前よりずっとさくさく!

生地の半分にはアールグレイの葉っぱを砕いたのを混ぜ、残り半分には炒った胡桃とココアパウダーを入れました。

あたし的には紅茶味がヒット!こりゃうまい。香りがいい!


今日もマヌちゃん朝ごはんも食べずにご出勤。お昼ごはんの時間は15分しかないそうです。そして夜は10時までお仕事。大変だ。いつもは何にも持っていかないけどちゃんと食べてくれなきゃ心配なので、今日はお手製丸パンのサンドイッチとバナナとともに、このクッキーも少し持たせました。朝ごはんかおやつ程度にはなるでしょう。気に入ってくれるといいけど。

そうそう、手作りシンプル丸パン、出来立てのふわふわより翌日翌々日の少し硬くなったのをトーストして食べたほうが香ばしくておいしい気がするのです。それってへんなのかなあ?

日本の主婦とスペインの主婦

2007年01月19日 | スペイン生活
多分日本の主婦の方の一番大変なお仕事ってお弁当作りだと思うのです。献立を考えて料理するだけじゃなく、朝は早いし、お弁当として可能か??とか考えなきゃいけないし。

スペインでなんちゃって主婦をしててラッキーと思うのが日本のようなお弁当がないこと!こちらでは食べ物を持ってかなきゃって時はいつでもボカディージョを持っていきます。ボカディージョとはフランスパンで作るサンドイッチのことです。

やらなきゃいけないことは前の日にパンを買っておいて、パンを半分に切り、間にハムだサラミだツナだチーズだ、うちにあるものを適当に挟んで、アルミホイルに包んで、あれば果物丸ごとやジュースのブリックパックと一緒にビニール袋に突っ込んでおしまい!5分もあればよゆーでできちゃう!

さらに言うなら日本のような朝食準備もありません。あってせいぜいコーヒーを入れる、パンをトーストする、冷蔵庫から好みのものを出す、この程度。しかもコーヒーも日本みたいなドリップコーヒーじゃなく、カフェテラ(家庭用エスプレッソメーカーとでも言うのかな?)に水、コーヒーを入れて火にかけるだけ。これであっという間においしいエスプレッソができるのです。これもめんどくさいときは、ビスケットやマドレーヌなんかの買い置きと牛乳をテーブルにだすだけでOK。ラクでしょ~?

さらにもっといっちゃうと、こっちのメインの食事はお昼ご飯なので、夜ご飯は結構適当。それぞれ好きなボカディージョを作って食べたり、コールドミールだったり、サラダだけだったり、お昼の残りだったり。切るだけ、焼くだけ、揚げるだけ、といったメニューが多いと思います。

たしかに主婦の方はメインのお昼はこって作るけど、それでも1,2品だけ。日本のようにお汁、ご飯、主菜、副菜、もろもろなどとは作りません。

わたしも和食メニューは結構作るけど、そのときはメイン一品、ご飯炊いて、サラダ。あってスープや残り物をつける。この程度。

こう考えると、スペインの主婦の台所仕事は日本の主婦に比べるとかなーりらくだと思います。だからスペインの主婦は異常に掃除をするのでしょうか??(そしてみんなおでぶなのでしょうか?)

というわけで、日本で主婦に疲れたらぜひスペインへいらっしゃいまし。

おこげでお雑炊

2007年01月19日 | 台所修行
我が家はもちろん炊飯器なんてないので、ご飯は鍋炊き。昔は毎回出来上がりにどきどき、失敗もたまにしたけど、さすがに最近は特に問題なしに上手に炊けるようになりました。

とはいえ長めに炊いたときは、そこにおこげ、じゃないけどお米がこびりついてしまうことも。(こびりつくくらいしっかり炊いたほうが、蒸らし長めで仕上げるより水分がうまく飛んでご飯はおいしいような気がするのですが。)

こういうとき、洗うのが大変なので水につけて放置するよね?で、いつも思うのが、乾いてるときはたいした量のご飯じゃないんだけど、ふやけると結構立派な量のご飯になってて捨てるのがなんかもったいない。

そのとき思い出した!

留学中に知り合った韓国人の女の子。みんなで日韓料理を作ったとき、なべ底に残ったご飯を「これはとっといておかゆにするのよ」といってた!!

というわけで、昨日の夜なべ底に残ったご飯に水を入れて一晩放置。朝になってふやけたとこに(冬だから平気さー)水を少々加えてあっためて、お茶漬けのりを入れて軽く煮てみました。

そしたらおいしかったー!お米がちょいとくずれてて、いかにも韓国で食べたおかゆ的テクスチャー(横文字!)!!!お茶漬けのり入れなくても、白いおかゆのままでもいける!とってもふやけた感じが優しいお味。

いやあ、心あったまる生活の知恵だね。食べ物は大事にしなきゃ。今度からお米をたいたときは、朝ご飯用にお米ちょっと大目に残しておかゆにしようかな。


そういえば、スペインではこういう「食べ物は大事に!」といった習慣あまりなくて、逆に貧乏臭い!という雰囲気があるような気がします。一口分くらい残すほうがお行儀がいいとかも聞いたことあるし。だけどお皿にいっぱいご飯粒をくっつけたままのお皿を見ると、米粒拾って食えー!!といいたくなるのだ。見た目も悪いしね?