ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

新型にぎにぎ!

2006年11月18日 | 妊婦生活
ついに完成、オリジナルにぎにぎー!!

これはネットで売ってるベビーグッズを参考に、自分で適当に型紙から作ってみました。いやん、かわいい くない???

第一作はレンズマメをつめたヘビー級にぎにぎだったけど、今回はちゃんとポリエステル綿入りです

けどこの綿ゲットが大変だった。村中、グラナダ中の洋品店を回ってもどこも売ってなくて、たずねてみるとふたつのお店で「サン・フアン・デ・ディオスのコルチョネリアにあるはずよ」というお答えをいただきました。コルチョネリアとはコルチョン(=マットレス)のお店のこと。スペインは小さな商店がまだまだメジャーで分業しっかりしてるので、これを買うならここ、あれを買うならあそこ、にいかなきゃいけないのです。ああ、ユザワヤがほしい。。。。

そしてやっとたどり着いたコルチョネリア。ちっこい店にぎゅうぎゅうにわたわたみたいなものが置いてありました。でぬいぐるみに使えるような綿は?と聞くと「これよ」

「おおっ!!」(喜びの歓声)、けど直後に「お、おおお。。。」(ちょっと引いた驚き)

そこにあったのは、5歳児くらいの大きさの綿の袋。でかいってば!!!

もっとちっちゃいのない?と聞くと、「じゃ、これ」

「おお。。」やっぱりでかい。臨月の妊婦の腹よりもはるかにでかい。

「0.5キロ。これが一番ちっちゃいわよ」、さすがスペインっすね。綿まで豪快。ほんとに小売店か??けどお買い上げ。3.5ユーロなり 

ともかく、これでいくらでもにぎにぎが作れます。 ま、クッションなんか作れば結構あっけなくなくなっちゃうかもだけどね。けど数年は買わなくてすみそうです。

それにしても布屋にはメートル単位のでかい布しかないし、洋品店には糸やリボン、チャックのような必要材料、そしてなぜか下着しかないし、毛糸屋は毛糸と編み棒だけ。型紙やら手作りキット、はぎれ、フェルトなどなど日本の手芸店にあるようなものはいったいどこにうっているんだろう??これだけみないということは、日本みたいにちょっとした手芸が趣味、ってのがないんだろうなあ。


ついでにこの日はお買い物運がつきまくり!!やっとこブーツとバッグをゲットしました!スペインの靴はかわいいよ 結構高いけどね。スペインはイタリアに次ぐ靴輸出国だそう。カンペール、バレンシアガ、プーラロペス。。。いい靴は確かに高いけれど、同じ値段の日本の靴と比べればずっと高級感があって、しかもずっとはけるようなものが多いです。スペイン旅行のさいは靴探し、もいいかもね。

きんぴらぴら

2006年11月18日 | 台所修行
そういや久しく食べてない!と思うと食べたくなるんですよね。で、思い切って作りました、きんぴら。何で思い切って、かというと、ごぼうは超貴重品だから!

ごぼう、こっちじゃ手に入らないもの。。。パリあたりの大市場じゃ手に入るだか、はいらないだか。けどごぼうは一人暮らし中の我が家に必ずある食材でした。だって好きなんだもん。

うちのマミーが送ってくれた乾燥ごぼうはすごい!本当にごぼうのお味!むしろ乾燥のおかげでちょっと濃厚なような?水で戻すだけで普通のごぼう同様使えます。こんなに香りのある野菜って、こっちにはないなあ、とあらためて思いました。このごぼうとニンジン、ひき肉ちょっぴり、こりゃまたマミーの送ってくれた大豆の水煮とともにきんぴらー

もう一品は豚のつみれ汁。生姜の利いたひき肉ラブ!

どうせマヌちゃんはあんまし好きじゃないだろうな、と考え、つみれ汁はマヌちゃん、きんぴらはわたしと思っていたら甘かった!

マヌちゃんきんぴらいたく気に入りやがった!!!そしてスープがあんましだめだった!!スープで煮たつみれは確かにやわらかい!一度焼くか揚げるかせねばいかんやった!!(マヌちゃんやわかいの嫌い)というわけできんぴら気づけばマヌちゃんにいっぱい食べられてた。。。結構たっぷり作ったのにー。

「なんで気に入ったのよー!これは貴重品なんよ!あたし一人で食べるつもりやったのにー」
「はっはっは。甘いね。わるいやつめ。」

ちきしょう。

ま、日本の味が気に入るのはとても喜ばしいことです。

ごぼうといえば戦時中に捕虜によかれと思って食べさせた日本兵が食べ物じゃないもの食べさせて虐待したとして有罪になった、とかいう話聞くけれど、悲しい話よね。

けど今じゃみんなに美味しいお野菜なのです。