http://www.zooom.jp/selection/44/
この春に出かけた恵比寿の『賛否両論』で、
今度は、夏らしいコースをいただいてきました。
同行の仲間達とともに、駅から記憶を辿りつつ、
あいかわらずの隠れ家的、でも温もりのある門構え。
今回のメニューは、魚介を中心とした、
優しくて口当たりのよい味の数々。
まずは、
アボカドとフルーツトマト 雲丹のやまかけ。
トマトのほどよい酸味がアクセントに。
ジュレのまろやかさが、全体のまとめ役です。
水茄子の掻揚げと南瓜の揚げ饅頭。
まぶし揚げられたおかきの香ばしいこと。
ふたつの野菜の食感や風味の違いも楽しめます。
汁物は、鱧(ハモ)とぼけ茄子。
こちらはナスの焼き具合がちょうど良く、
涼やかなハモの出汁がじゅうぶんに染みています。
お魚も歯ごたえよく。
鯛の昆布〆 塩昆布としば漬け添え。
添えものの歯ざわりが快く、お魚もしっかりとした食味。
そして、鱧のたたき オクラ添え。
梅肉を和えた大根おろしも加わり、鮮やかな三色の品。
鮎のまるごと一夜干し。
腹身、尾、背骨にわけられた干し鮎の、
こんがりと香ばしく焼きあげられたのが、
煎餅のように食べやすい一品。
肝の味噌仕立ても添えられて、
鮎の一物全体が贅沢に楽しめます。
鶏とレタスの茶碗蒸し。
濃厚な鶏の出汁に、レタスのシャキシャキ感。
いぶりがっこのマスカルポーネチーズ添え。
こちらは前回も大好評だった言わずもがなの味。
お食事は、
じゃことトウモロコシの炊き込みご飯。
鱧出汁の汁物と、昆布を添えて。
こちらの汁物はとても濃厚でインパクト強し。
ご飯はどこか懐かしくて優しい味わいでした。
そしてデザートは「賛否両論」名物?の食べ放題。
予約のとり難い有名店、の所以でしょうか。
もちろん、同席者全員「オール」の呼び声でオーダー。
本日の7品は…。
とり将プリン、ゴールデンキウイのワインジュレがけ、
パイナップルとバジルのシャーベット。
大葉のシャーベット、スイカのラズベリークリーム添え。
きなこアイス、さんぴあんみつ。
なかでも、
シャーベットはバジルと大葉、いずれもおすすめ。
香りひきたつ野菜の個性がうまく活かされて、
ほどよい甘みで上品にいただけます。
とり将プリンやあんみつも、相変わらず美味しい
かれこれ4時間半もの夏の夜長を、お食事とともに、
いつまでも楽しく語らい続けて、大満足のひととき。
余談ですが、このお店の面白さは、
意外にも、トイレに入るとわかります。
目線の高さ一面を飾る、張り紙。
可愛らしい書体で毛筆書きされた、
「賛否両論 血の掟」と題して綴られる箇条書き。
思わず可笑しくて笑ってしまう、
日常のあんなことや、こんなことが、
訓示のごとくに。
なぜだかわからないけれど、意欲が湧いて、
なんとなく勇気付けられる空間でもあります。
(もっと詳しくご覧になりたい方はぜひお店へ)
この春に出かけた恵比寿の『賛否両論』で、
今度は、夏らしいコースをいただいてきました。
同行の仲間達とともに、駅から記憶を辿りつつ、
あいかわらずの隠れ家的、でも温もりのある門構え。
今回のメニューは、魚介を中心とした、
優しくて口当たりのよい味の数々。
まずは、
アボカドとフルーツトマト 雲丹のやまかけ。
トマトのほどよい酸味がアクセントに。
ジュレのまろやかさが、全体のまとめ役です。
水茄子の掻揚げと南瓜の揚げ饅頭。
まぶし揚げられたおかきの香ばしいこと。
ふたつの野菜の食感や風味の違いも楽しめます。
汁物は、鱧(ハモ)とぼけ茄子。
こちらはナスの焼き具合がちょうど良く、
涼やかなハモの出汁がじゅうぶんに染みています。
お魚も歯ごたえよく。
鯛の昆布〆 塩昆布としば漬け添え。
添えものの歯ざわりが快く、お魚もしっかりとした食味。
そして、鱧のたたき オクラ添え。
梅肉を和えた大根おろしも加わり、鮮やかな三色の品。
鮎のまるごと一夜干し。
腹身、尾、背骨にわけられた干し鮎の、
こんがりと香ばしく焼きあげられたのが、
煎餅のように食べやすい一品。
肝の味噌仕立ても添えられて、
鮎の一物全体が贅沢に楽しめます。
鶏とレタスの茶碗蒸し。
濃厚な鶏の出汁に、レタスのシャキシャキ感。
いぶりがっこのマスカルポーネチーズ添え。
こちらは前回も大好評だった言わずもがなの味。
お食事は、
じゃことトウモロコシの炊き込みご飯。
鱧出汁の汁物と、昆布を添えて。
こちらの汁物はとても濃厚でインパクト強し。
ご飯はどこか懐かしくて優しい味わいでした。
そしてデザートは「賛否両論」名物?の食べ放題。
予約のとり難い有名店、の所以でしょうか。
もちろん、同席者全員「オール」の呼び声でオーダー。
本日の7品は…。
とり将プリン、ゴールデンキウイのワインジュレがけ、
パイナップルとバジルのシャーベット。
大葉のシャーベット、スイカのラズベリークリーム添え。
きなこアイス、さんぴあんみつ。
なかでも、
シャーベットはバジルと大葉、いずれもおすすめ。
香りひきたつ野菜の個性がうまく活かされて、
ほどよい甘みで上品にいただけます。
とり将プリンやあんみつも、相変わらず美味しい
かれこれ4時間半もの夏の夜長を、お食事とともに、
いつまでも楽しく語らい続けて、大満足のひととき。
余談ですが、このお店の面白さは、
意外にも、トイレに入るとわかります。
目線の高さ一面を飾る、張り紙。
可愛らしい書体で毛筆書きされた、
「賛否両論 血の掟」と題して綴られる箇条書き。
思わず可笑しくて笑ってしまう、
日常のあんなことや、こんなことが、
訓示のごとくに。
なぜだかわからないけれど、意欲が湧いて、
なんとなく勇気付けられる空間でもあります。
(もっと詳しくご覧になりたい方はぜひお店へ)