別冊 よもやまツレヅレ・・・

野菜好きの主婦が綴る、おもに名古屋と東京のグルメ情報です。

『HAL YAMASHITA東京(ハルヤマシタ東京)』(六本木)

2007年05月31日 | フレンチ(東京)
http://www.hal-yamashita.com/index.html

六本木「ミッドタウン」で主人とお食事。

ガーデンサイド1階のにて。
神戸元町から東京への進出です。

予約には少々時間がかかったので、
その分だけ、とっても楽しみな一夜でした。

店内は、開放的な天井に、
白と黒のコントラストがで都会的なデザイン。
ホールの方々も皆スタイリッシュな印象。

厨房に面したカウンターの背面と横手にテーブル席、
スペースは、そう広いわけではありませんが、
高級感が漂い、奥行きが感じられます。

中庭に面した一面のガラス窓からは、
六本木ビジネス街の夜景が、上方へと広がる空間。

客層は二人連れのみならず、
会社の同僚同士と思しき男性方の集団もいて、
ビジネスシーンにも相応しい、レストランといえそうです。

オープンメニューは、全14皿(5800円、税・サ別)。

広大な自家農園の有機野菜や、兵庫県丹波産の有機米、
その他各地のブランド食材をふんだんに使用し、
心ゆくまで、贅沢な味わいです。

神戸ならではの地の利が活かされて、
泉州の水茄子や、淡路玉葱、京小芋などいただけるのも嬉しい。

せっかくなので、
シェフのオリジナル、「生もと造り」のお酒とともに、
充実のコースをいただきました。

日本酒のまろやかさと、白ワインにもにた爽やかさは、
お料理にもとても好く合います。食前酒にもおすすめ。

まずは、
神戸牛と二郎苺のウニ雲丹和え 塩昆布ソース

苺が酸味のアクセント。
中トロに似たとろける神戸牛の食感も素敵。

前菜4品は、
丹波地鶏の黄肝 焼酎風味のテリーヌ
神戸トマトのガスパッチョ

ボタン海老のマリネ 柚子酢和え
春鰯のエスカベッシュ

トマトの冷たい口あたりと、甘酸っぱさはやみつきの味。
魚介や鶏肝も、とてもていねいなつくりです。

自家製ブレッドと、スパイシーブレッドソース

バジル入りのパンが、ソースと合います。
思わずおかわりをいただきましたが、最後には満腹に…。

泉州水茄子のカルパッチョ イベリコ豚のソース

野菜のカルパッチョなるものは、初めて。
水茄子がジューシーで、とっても爽やか。
やや濃厚なソースがほどよくしみて、食がすすみます。

能登かんぱちのティラディート(マリネ)

かんぱちの旨さはいうまでもなく。

オーシャントラウトのコンフィ
鳴門わかめと3種類のハーブ添え

わかめとハーブの取りあわせ、
本場欧州料理の味に慣れた人向けの味付けでしょうか。

自家農園のガーデンサラダ 淡路玉葱のドレッシング2種

お野菜がたっぷりいただけて、
淡路島産玉葱の美味しさも二度楽しめる一品です。

京小芋のクリームスープ

柚子が隠し味になっていて、とてもなめらか。

但馬牛ロール炭火焼き 山葵添え 岡山備前の焼野菜と

レアな但馬牛の香ばしさとやわらかさ。
お野菜の焼き味も、もちろん美味しい。
オクラや松なめこ、サツマイモが使われています。
(松なめこ:松茸となめこから栽培されるキノコ)

ハンガリー産フォグラの茶碗蒸 甘椎茸&ジンジャー銀庵

茶碗蒸しはいうまでもなく、椎茸が本当に甘くて驚きます。

『サプライズ「米」』と題した、神戸牛のカレーライス

終盤でのカレーライスに「サプライズ」?
それとも、
これでもかというまでの食材へのこだわりに対して?
辛味の効いたカレーとしっかりめのご飯ですが、
口のなかでとろけて、あっというまにいただけてしまいます。

デザート4品には、
ベルギーチョコのソイミルク
グラスの苺ショートケーキ
チョコレート羊羹 マスカルポーネ添え
カスタードのアイス 塩昆布の煮汁ソース

なんといってもカスタードの卵黄の濃厚さは格別。
これが塩昆布と絶妙にあうんですね。
小豆を使ったチョコレートも優しい口あたり。

食後のほっとひと息は、神戸炭焼珈琲。

(お茶は数種類から選べます)

かれこれ、駆け足でも3時間は要したいコース、
もりだくさんの内容に合うだけのお腹の準備は必要です。

    

店奥のカウンター内にいらっしゃる、シェフの山下春幸さんは、
調理に携わりつつも、隣接するテーブルのお客様と、
メニューについて、気さくにお話ししていました。

美味しいものを、楽しく召し上がれ、
というシェフのこころ意気とお人柄が感じられます。

店員さん方も、食材について尋ねれば、
とても感じよく丁寧にご説明してくださいます。

少なくとも、半日は滞在しているかと見紛うくらいの、
くつろぎの時間。そして多彩な味の数々を楽しみました
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『伊豆榮(いずえい)』(上野)

2007年05月31日 | うなぎ(東京)
http://www.gnavi.co.jp/izuei/
http://r.gnavi.co.jp/g063800/

上野で有名な、うなぎ割烹の本店で、
二段のうな重(=「殿重」)をいただきました。

創業260年、江戸時代からの老舗は、
古くから各界の著名人も好む場所そして味。

学芸には疎いもので聞きかじりながら、
江戸時代の浮世絵、そして明治時代の小説や随筆にも、
各所に「伊豆榮」の姿と名が登場するのだとか。

殿重は、ご飯のうえに一段目のうなぎ、
そのまた上に、ご飯そして二段目のうなぎが

お重に箸を入れると、ご飯の中からも、
うなぎが丸ごと出てくる、という塩梅です。


これは、うなぎ好きにはたまらない、
とっても欲張りで至福のメニュー。(3150円也)

ふっくらとしてほのかに甘みあるシャリは、
存在感があって、お重に好くあいます。

うなぎのほろ苦いコクが香ばしく、
味わい深い一品でした。

きゅうりと和えた「うざく」、

そしてお出汁があとをひく「うな茶」も一緒に。

(各1050円也)

…ちなみに、お重も含めて、
これらは二人で分けていただいたもの。

この日のうなぎは、愛知県三河産。

お店では、調理へのこだわりが満載で、
うなぎの焼きやたれ作り、ご飯を炊くのにも、
備長炭を使っているのだそう。

お歳を召して常連と思われるお客様が多く、
上野の池の端まで歩いて来ると、
慣れた調子で店内へ入っていく…粋な姿ですね。

店の方々は、若輩の一見さんにも優しく、
丁寧に接してくださるのが嬉しいかぎり。
これも江戸人情の心遣いでしょうか。

窓の外に不忍池の盛況を眺めつつ、
筆に残した人々の食い気に共感した、昼下がりでした
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『パティスリー パリセヴェイユ』(自由が丘)

2007年05月31日 | カフェ&その他(東京)
http://www.unimat-caravan.com/cr/paris/index.html

自由が丘でティータイム

コーヒーとチョコレートのアイスクリーム、
それにラム酒のシャーベットが盛りだくさんの、
「クープグラッセ」。

やや辛口なラム酒の大人味が印象的な、
もちろん甘いのに、媚びていないスイーツ…。

それに温かいフォンダンショコラと、
チョコレートが添えられたワンプレート。
そして、アイスのハイビスカスティー。


※こちらは友人がオーダーしたバシュラングラッセ。
 …なんだかとても芸術的。

客足がたえず、人気の高さが伺えるお店でした
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『イレール・ドゥーブル』(二子玉川)

2007年05月31日 | フレンチ(東京)
http://r.gnavi.co.jp/a326600/

ランチは、
二子玉川は高島屋ので季節野菜の美味しいコース。

前菜は、白アスパラと三陸ホタテのグリル。

生ハムも添えられて、甘夏のソースがアクセント。
白アスパラもジューシーで爽やかな歯ごたえに。

そしてカボチャのスープ カプチーノ仕立て。

とってもきめ細やかな口あたり。

メインは、スズキと京都加茂茄子のロースト
フルーツトマトとエシャロットのソースで。

野菜の美味しさがきちんと味わえます。

デザートは百花蜜のクレームブリュレ。

蜂蜜の風味が活きています。

ライ麦とゴマのはいったパンも、
やわらかくてモチモチ。おかわりもいただけます

デパートでランチをいただくのは久しぶり、ですが、
素材にこだわったコースと、居心地のよい店内に、
こうした食事も良いもの、と再認識しました。
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『ラ・ベットラ ペル トゥッティ』(新宿)

2007年05月31日 | イタリアン&他(東京)
http://www.nomura-shop.com/restaurant/rabbetora.html

新宿の『ラ・ベットラ ペル トゥッティ』にて、
平日お昼間の、おひとり様ランチ。

昨年の夏以来、
雰囲気がとっても気にいって、また訪れたかったお店

場所は高層街の野村ビル、階段を少し下りた半地下あたり、
ですが日差しがうまく差しこんで、開放的な明るさです。

前菜は盛りあわせ。

ナスのグリルやアスパラガスの生ハム巻き、
蛸と水菜のカルパッチョ、ズッキーニとトマトのラタトゥイユ、
そしてハムとマスタードのポテトサラダ…、
春夏のお野菜がふんだんに使われたひと皿。

パスタは、からすみのせペペロンチーノ。

ざく切りにした大ぶりのニンニクは、
香ばしくてとってもジューシー。後味もすっきりしています。
すりおろした「からすみ」もコクがあり合いますね。

メインはマグロと野菜のロースト。

サイコロ状のマグロに大根とレンコン、ジャガイモが、
キノコソースと好くあわさって、まとまりの良いお料理です。
一面に葉ネギが飾られているのも、印象的。

デザートはフルーツのタルト。
フランボワーズタルトとルバーブタルトの盛りあわせは、
ほどよい甘酸っぱさが好きな味。


コースに添えられるフォカッチャは素朴な味わい。
モチモチ感もありながら、口のなかでとろけてしまいます。


本日いただいたコースは2940円也。(ドリンク別)
あいかわらずの、お野菜充実ぶり。

ランチは1000円コースから数種類。
パスタに加えフォカッチャやスープもついてお得ですね。

この日は所用で休暇をいただいたので、
昼休みの会社員方が手早く食べているのを脇目に、
ひとりスローフードで悦に入る、久々に嬉しい時間。

時々ですが、レストランへひとりで入ると、
店員さん方も心得たもので、気がねのいらない座席へ案内され、
食事中もあれこれと気を配っていただけます。

翌日からまたおシゴト頑張ろう
とも思える、清々しいひと時でした。
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