月刊 よもやまツレヅレ・・・

管理栄養士・調理師・野菜ソムリエetc.
転勤族の主婦が食と予防栄養のプロに
転身するまでの奮闘記あれこれ…。

近況だけ・・・

2016年12月11日 | 札幌で・・・

およそ4年前から休眠中のブログに、突然ですがひとまずの近況報告だけ。

2009年に東京から初めての転勤で名古屋へ、
そして2015年に2度目の転勤で札幌へ転居しました

名古屋では、栄養士の専門学校へ2年間通い、卒業後は丸3年間、
地元の保育園に勤務しながら国家試験を受けて管理栄養士免許を取得。
(現在、日本栄養士会会員・日本栄養改善学会会員)

札幌へ移転後は、主に道央エリアで企業や自治体の特定保健指導を行っています。

『大人の食育』に携りたいと思い始め、およそ12年間の下積みを経て、
夫の転勤という予想外の環境の変化をチャンスに変えながらの「今」があります。
野菜ソムリエであること、調理師であること、保育園で栄養職員を務めていたこと、
経験のすべてが現在に繋がっています。

地域性の異なるたくさんの方々との出会いから学ぶことも多くて、
良くも悪くも、一歩外へ踏み出すべき運命だったのだなとも感じます。
これまでに与えられてきた環境と得られた機会に感謝しながら、
いつまでもマイペースですが、これからも一歩ずつ前へ…

仕事柄、日々の話題を広く発信できない事情もありますので、
ブログは再度お休みします。



その前に・・・

[管理栄養士国家試験を受験する方へ] ※社会人向け

栄養士として仕事をしながら、国家試験に取り組むのはとても大変ですが、
自分自身にとって最適な時間と方法を見出せれば一発合格もけして難しくありません

実質の勉強期間は10か月間程度でしたが、日々の業務でもなるべく、
一般栄養士でなく管理栄養士として求められる品質を意識しながら携わることで、
日頃の積み重ねがおのずと受験対策に役立ちました

保育園の場合は、アレルギー対応や咀嚼嚥下機能、味覚機能の向上を中心に、
園児や保護者、職員との食育交流を通じてたくさんの知識と経験が得られますし、
栄養士会や地域の研修に顔を出したり、気になる専門書を読み漁ったりと、
できるだけ専門的な対応を心がける姿勢が、自己研鑚に繋がります。

勉強期間の前半はなるべく多くの文章を読んで苦手分野の克服に時間を割き、
後半はひたすら過去問題と予想問題を解き続けました。
ひとつの事柄も、何通りかの表記や表現に目を通すと理解できる場合が多く、
最初はかなり平易な対策本2冊を繰り返し読んでから、本格的な対策本へと移行しました。

そのおかげか、現職で相手の理解度や準備度に応じた言葉選びにも役立っています

栄養の代謝経路と各臓器への影響は、受験でも実務でもとくに重要だと感じます。
たとえ細かい化学記号では覚えられなくても、問題文レベルの理解と表現は必須ですし、
そのためには頭の中で代謝のアニメーションが描ける程度の知識と考察も必要です。
世の中の健康ブームに流されることなく、より正しい指導や支援に繋げられる部分でもあります。
その点を重視した勉強方法を、早い時期から模索できると良いかと思います。

経験談のひとつとして、どなたかのお役に立てれば何よりです

    

・・・今年の北海道は台風上陸や大雪など、記録的な天候に見舞われていますが、
アクシデントにもめげることなく旅先として選んでいただけたらと思います。

広大な極寒の地での日常生活を知って、ここを開拓し守り続けてきた人々の思いを感じる
私自身にとっても、新たな視野が広がっていく日々です。
コメント (1)
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