すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

愛の一撃、怒涛の勢い

2009-11-19 22:22:50 | レンジャー
今朝のスポーツ紙で報じられた、仁君のソロステージ。

「あなたとJさん」からもお知らせがきましたので、
昼休みの高校から、長女がメールを寄越しました

「チケット、高い これ、行ける?」

行かせてあげたいのは、やまやまなれど、
がっつり試験週間にハマるので、どうなることやら、わかりません。
学年末でもあるし、
大学受験を頭に入れている長女には、もう少し、頑張る状況が必要で。
仁君を励みに頑張れるものかどうか・・・。

長女次第とはいえ、どこかに道が、あるものや否や。


さてそんな木曜日。

恒例のレンジャーへ、いつものことながら、返信を。

お付き合いくださる方は、続きから。

赤い文字が愛し過ぎて、読みながら、がっつり泣いていた今日の私ですので、
いつも以上に、ぐだぐだやもしれませんが・・・。




大好きなRED

さすがに、ここへ来てのこの一撃は、
主婦eighterの私には、なかなかにツライものがあったんだよ?

シングルの3日連続は、まだ、大丈夫だった。
余裕で受け止められた。
嬉しいだけのお知らせだった。
また、君たちの歌が増える、君の声に触れられる。
それは、幸せなことだったから。

私にとって、君たちの、
とりわけ君の声は、
八方ふさがりの私の命さえ救ってくれた、宝物だから。

またひとつ大事なものを増やしてくれて、ありがとう。

君の言葉どおりに、萌え尽きる自分が、
簡単に想像出来て、少し苦笑える。

「音楽」というものに対する姿勢もテンションも、バラバラでしかなかった君たちが、
ここのところ、はっきりと明確に、それぞれの高みを目指そうとしている。

いつかのレコメンでも、ヨコひなが語ってたのを、君は聞いたかな。
今日のナスレンジャーのお手紙、君は読んだかな。

カッコいいね、素敵だね。

君たちは、これから、どこまで走り続けて行くんだろうと、思わずにはいられません。

とどめの一撃は、無論、京セラドームのライブのお知らせでした。

「地元、大阪」

この言葉に、何度、煮え湯を飲んだことでしょう。

大切な場所、始まりの場所、
忘れられない、忘れてはいけない、たった一つの場所。

そこで年末、カウントダウン、元旦を君たちと迎えられる。
最高の贈り物で、
最高な幸せ。

いつも以上に、はちゃめちゃな笑顔の君たちがいることは、
容易に想像がつく。

そこに行きたい、
同じ時間を共有したいと、eighterだったら、誰だって望むから。

そこへ、行きたくても行けない人たちのことも、
時々は、思いだしてね。
そこへ行かなくても、
君たちを応援する気持ちは、誰と比べたって劣るものではないからね。

そこへ行けないeighterの思いを、どうか、くみ取ってください。

小さな劇場すら埋められなかった君たちでは、もう、ないのだから。
その大きな大きな場所を、3日間も独り占め出来るほどに、成長した君たちだから。

もう一度、足元を見つめて、
気を引き締めて、

これからだって、いつだって、
君たちのそばで笑っていたいから。

君に会いたくて、会いたくて、
そのチャンスすら貰えないと覚悟してたから、
今回、娘をダシにしてまでも、夫に懇願して許しを得たことは、
私にとっては、大進歩なことだったんだよ。

まだ、君に会えるとは限らないけど。

でも、会いたい。
会いたい、会いたい、会いたい。
そう願っていたいの。

伝え続けていたいの。

君が望むように。

今まで以上に、これからだって、ずっと。

君たちを応援してる。

変わらない笑顔の君たちを。
日々、新しく生まれ変わり進化し続ける君たちを。

「僕たちの傍で、笑っていてください」って君たちのメッセージの通りに、

君たちも、私たちの傍で、笑顔であり続けてください。
離れないで、
一緒に、手を携えて、来年も歩いて行こうね。

何度も君が伝えてくれてる、
ラストに書かれてる、その赤い文字に、
私は、感謝してる。

それだけで、次の一週間を生き抜ける気がしてる。

私も。

愛してます。





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STORY.32 漆黒の刃

2009-11-19 08:00:43 | 小説
早朝よりお目汚しですが、
またしても真夜中の妄想をひとつ。

どうしてこんなこと。
よっぽど淋しいのかしら、私。

浮かんだたった一つの情景は、読んでいただけたらすぐに分かると思います。

お引き受けした情景から紡いだお話ではないので、あらかじめ。
というか、
そこへ繋がっていたらいいな、という思いで書いてはありますが。

(ごめんね、はるさん。そちらは、鋭意、言葉をため込んでる状況です)

短くて、意味もない、
お話、にすらなってないのかもしれません。

この話は、このまま、手の施しようがなくなってしまったので、
恥を承知で、UPさせました。

それでも、お付き合いいただけるかたは、続きから、でお願いします。

いつものように、お話の最後にはランキング先が貼りつけてあります。
よろしければ、ご協力くださいませ。










STORY.32 漆黒の刃





薄い月あかりに浮かび上がる、彼の横顔。

伸びた髪、
ゆるくうねる毛先。

遠くを見つめる瞳が映しているのは、何?

指に挟んだ、細身のシガレット。
ゆらめく紫煙。

苦い香りとともに吐き出されるのは、何?

隣にいるのに、
ここにいない、あなたの、

横顔。



「ん?」

気づいて振り向いたあなたの、無邪気な顔。

「寒くないか?」

私の肩を引き寄せて、自らの腕の中に入れてくれるあなた。

あなたの腕の中は、暖かくて、
わずかにかかるあなたの息が、苦しい。

「明日、どこ、行く?」

「どこにも行きたくない」

「またそんなこと言うて。今しか休み取れへんねんから、いっぱい遊ぼうや」

「ううん、いい」

「なんでや。どこでも、ええぞ。あ、テーマパーク、行く?」

「そんな人の多いところ、いや」

「おかしなヤツやな」

「あなたと、二人きりでいたいの」

嘘じゃない。
雑踏にまぎれて、あなたを見失うのが、怖いから。

広い空間で、
心を飛ばしていくあなたの隣にいるのは、つらいから。

つなぎとめていたいの。

あなたの体温の中で、
あなたの香りに溶けて、ひとつになっていたい。

きらめく朝の光の中でも、
あたたかな昼下がりのひだまりの中でも、
たよりなく遠い星の瞬きの中でも、

私の中の、あなたをカンジていたい。


私の首すじに口付けて、あなたが囁く。

「それも、悪うないな」

低く流れる音。
あなたから流れる、音。

私を包み込んでゆく。

この瞬間が、好き、だわ。





何を不安がってるんやろ。
何を怖がってるんやろ。
何に怯えてるんやろ。

俺とおるときのこいつは、いっつも哀しそうな瞳をする。

そばにおるのに、まるきり、俺を見とらへんような、
気にさえなってくる。

俺は、ここやで。

それを伝えたくて、俺は彼女を抱きよせる。

抱き締めたら、ちゃんと反応すんねん。

俺に寄りかかってくる甘い香り。

石鹸の匂いでもない、シャンプーのにおいでもない、
ましてや
香水みたいな、人工的なキツイ香りやない、

彼女が奏でる体臭。
入り混じる体温。

温かいのに、
なんで、
こんなに遠くにおる気がすんねやろ。

こいつは、誰を見てるんやろ。

俺の、独りよがりの一方通行なんかな。
また、すれ違うんかな。

言葉だけでは届かへん。
温もりだけでは伝わらへん。
大事なんは、バランスやって。

そんなことくらいは、わかってるのに、
なかなか出来へんもんやな。

『愛し合う』って、ムズカシイもんやって、
今更ながらに、思い知らされるわ。



闇に紛れ、溶け込んだ互いの影を、見失うまいとして目を凝らす二人。

手繰り寄せる互いの息遣い。

研ぎ澄まされた漆黒の刃が、二人を別たぬように、
ただ強く抱きあう。

『ふたり、ここに、いる』

それだけがすべてで、
それだけを確かめ合うために。


Fin.






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コメント (2)
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