鞆の浦の「平成いろは丸」
2010年(平成22年)1月9日(土)
「平成いろは丸」の就航式が行われました。
平成いろは丸は全長約22メートル、19トン・定員は99人と本物より小ぶりですが、船内には龍馬の写真や古い操舵輪、コンパスも設置され、レトロな雰囲気が漂い 仙酔島までの短い航海を楽しめます。
いろは丸は、大洲藩所有の船であり大洲市の方がゆかりは深いものがあります。
今回、長浜の青島丸が老朽化し、新造船計画が検討されているので、ぜひ艤装を「いろは丸」にと働きかけを致しておりましたが、夢と消えそうです。
勿論、大洲市も乗り気になってその方向で鉄道・運輸機構に働きかけていただきました。
最初は、運輸機構も面白いと言うことで、大洲市が艤装分を負担するのであれば可能性はありますので検討してみましょうとのことでした。
しかしながら、マスト(帆柱)を有するいろは丸の原型図を見ると対応できかねるとの結論に達したそうです。(大洲市神元企画部長談)
当時は、これで長崎から大阪方面まででも航海していたのだからとは思いますが、青島丸の建造は、青島海運(有)と鉄道・運輸機構の事業ですので諦めざるを得ません。
青島の長浜の大洲の活性化にきっと一役買ってくれるものと期待していましたのに残念です。
期待をされていた皆さん、誠に申し訳ありません。
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