Fw:お知らせ( 報道)

次のとおりマスコミ報道がありました。
大洲市体育協会の運営資金２２０万円あまりを着服したとして、業務上横領の罪に問われている体育協会の元会長ら３人の裁判で検察側は、「被告らの行為は市民の信頼を裏切る行為だ」などとして、３人の被告にそれぞれ懲役２年を求刑しました。
大洲市体育協会の元会長小泉紘文被告(71歳)と、協会の元事務長大野象一被告(72歳)、それに協会の元職員で経理を担当していた脇野ユリ被告(41歳)の３人は、平成２０年３月、大洲市体育協会が大洲市の指定管理者として市の総合体育館などを管理していた際、運営資金２２０万円あまりを着服したとして、業務上横領の罪に問われています。
松山地方裁判所で開かれた裁判で、検察側は「公的性質の強い資金を私的に流用しており、被告らの罪悪感は低い」と指摘しました。そのうえで、「倫理観が乏しく、身勝手な犯行で、市民の信頼を裏切る行為だ」などと述べ、３人の被告にそれぞれ懲役２年を求刑しました。一方、小泉被告と大野被告の弁護人はそれぞれ、「体育協会との示談が成立していて、受け取った金はすでに返済している」などと述べる一方、脇野被告の弁護人は「被告は一事務職員であり、従属的な立場だった」などと述べ、それぞれ執行猶予のついた判決を求めました。
判決は来月１日に言い渡されます。(了)