電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2005年06月16日(木) ウルムチ観光

2006年06月16日 | '05中国旅行記
ウルムチ
朝食にカップラーメンを食べ、8:20AM発のウルムチ行きのバスのチケット(30元=約390円)を購入し、出発。

何も無い荒野を走り続ける。
道中のバス内のテレビでやっていた映画。最初はいかにもウイグルな映画をやっていたが、それが終わると中国人(ジェット・リー?)が演じている日本人が主人公の映画をやり始めた。
時代は戦争中、「はいからさんが通る」のような格好のむちゃくちゃかわいい女の子も出てきた。映画の主人公が日本を離れる時 見送りの人々の日本の国旗が舞うシーンとかがあって、このシチュエーションやばいんじゃないか?と思ったが結構アクションが主体の映画で、舞台も上海に移り中国人がたくさん出てくるようになる。
バスの人たちは皆すごく夢中で見ている。まあ、ほとんどウイグル人だし大丈夫だ。主人公は学生服を着たまま柔道やら空手のような技で次々と中国人の拳法家(?)を倒していく。
それにしてもこんな映画が存在することが驚きだ。台湾映画だろうか?

ウルムチ
3時間ほどでウルムチに到着。
バスターミナルから市バスに乗り駅のそばの新疆飯店にチェックイン。ツインベッドルーム、一人30元(約390円)。
すぐに駅に行き、明日の夜の敦煌行きの列車のチケットを買う(169元=約2200円)。近くの食堂でチャーハン(5元)とショウロンポウ。

市バスに乗り人民公園の北あたりで降りる。明日、「天池(テンチィー)」に行く一日ツアーに申し込む為だ。このあたりに旅行会社がありそうとSada氏がいうので来てみた。
バスを降りてすぐに目に入った小さな建物に○○(?)旅行会社と看板があったので入ってみると、なぜか中は花屋。若いおねーさんが一人いる。恐る恐る天池の話をもちかけると、簡単な説明が書かれた紙(中国語)を見せてくれた。なぜ花屋になっているんだ??いろいろ筆談などで説明を聞いたりSada氏が知っている中国語を駆使して会話。
そして近くのビルの事務所に連れて行かれる。花屋はただの出張所のようだ。

ここの事務所はかなりしっかりしていて なかなかイイ感じ。一人だけ英語が話せる女性がいて丁寧に対応してくれた。珍しくツアーに関して渡される書類もしっかりしている。昨日のトルファンのツアーなんてタダの口約束だったもんなぁ。ツアーは100元(約1300円)。天池の入場料が60元(約780円)であることを考えるとそれほど高いものではない。

市バスでSada氏が行きたいと言っていた新疆ウイグル自治区博物館へバスで行く。
新館が建設中のようだ。有名なキンブル美術館をまねたような外観だ。
矢印にしたがって奥に進むと、仮(?)の展示館になっていて非常に粗末な建物だ。入場料25元(約325円)。中にはウイグルで発見された品物やミイラなどを展示してある。
中に入って5分ほどすると 突然停電…。館内の全ての電気が切れ、あたりは真っ暗。一応緊急の為に自分のカバンの中にミニ懐中電灯(100円)が入っている。これはアジア旅行では必須アイテムといっていい。結構日常的にあるのだろうか、係員がツアー団体客のガイドに大きな懐中電灯をすぐに渡していた。
しばらく復旧しそうにないので自分のミニ懐中電灯で観賞。まっくらな中、ミイラを照らしながら見るというシチュエーションは なかなか楽しかった。

ウルムチ
またバスに乗り、町の中心部を歩く。あまりに暑いので、どこかでお茶して休もうかと思ったが、なかなかそれらしい店が見つからない。KFCかマックもない。そういえばトルファンにもマックがなかったなぁ。ウイグル自治区には出店してないのか?
しかたがないので うろうろしていたら屋台でシャーベットを売っている店を発見。0.5元(約6円)のオレンジジュース(?)と1元(約13円)のシャーベットを買って日陰で休憩。

二道橋市場で漢方の「紅景天」を3元(約40円)で購入。チベットに行く前の高山病対策だ。

ウルムチ
外へ出ても暑いし、夜の屋台街が開くのにはまだ時間がかかるので、一端ホテルに帰る事にした。
少し町を見ながら歩いてホテルへ。

たまっていた洗濯物を手洗い。少し夏バテのようなだるさを感じる。少し仮眠をすることにした。

Sada氏にとんとんとたたかれ起こされる。もう10:00PMだ。寝すぎ…!

外へ出るが屋台はもう片づけ中。近くの店で麻婆豆腐と餃子で夕食。コンビニのようなところ買出し。

ホテルに戻り、日記を書くなどして過ごし、5:00AM頃、就寝。


['05中国旅行記]


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