9:00AM ロビーで 昨日 一緒に成都観光をすると約束をしていたマイちゃんと待ち合わせ。
まず、四川省博物館に向けて歩いていったが、何か建物の雰囲気が怪しげで止める。
しばらく歩いて、登山用品やらの店を観て回り、チベット用として長袖の服を50元で購入。
武候祠に行こうと人力車と交渉するが、10元と言われ、いや5元だと言い返すと、ブスっとした表情で去って行った。
タクシーをつかまえ武候祠に向かう、着いてみると9元だった。
入場料30元(約390円)を払って入る。
ここ武候祠は三国志の諸葛孔明や劉備玄徳が祀られているところ。
元々ここ成都は三国時代に蜀の都だったところだ。成都で一番楽しみにしていたところだ。
劉備と孔明だけでなく、関羽・張飛の像もあったし、展示館や公園(桃園の誓いを模したと思われる桃園もあった)があり、なかなか充実していた。
調子に乗って三国志の登場人物が描かれたトランプ(8元)を買ってしまった。
しかし、この時 ここがこれだけ充実したところだと思わずにデジタルカメラのデータが残り15枚の状態で来てしまい、幾つかの写真を消したりしなければいけなかったのが辛かった。
12:30PM、ここを離れ、二人お目当ての「」へタクシーで向かう。
驚異的なスピードと華麗なギアチェンジで、走りゆく車や自転車などすり抜けあっという間に到着してしまった。
店内は広い。注文は、麻婆豆腐とホイコーローとお茶とご飯(というか それしか読めん)。
麻婆豆腐は一口目は美味い!とおもったが大量の山椒がかかっておりだんだん舌が痺れてきた。ホイコーローは素晴らしく美味い。
一品の量が多い、二人できて良かった。値段は合計31元。満足満足。
そこを出て、僕がサンダルを買いたいので、マイちゃんが昨日見つけたというイトーヨーカドーに向かう。
しかし、どれも高い。買うのを諦めた。
モールのジュース屋でスイカジュース(2元)・レモンジュース(2元)を買う。
歩いて3:30PM頃 交通飯店にもどり、インターネットチェック。メールでsada氏と連絡が取れた。
一度sada氏の方から3:30PM頃、このホテルに尋ねてくれたようだ。
今度はこちらから会いに行き、もし会えなかったら、またこのホテルに来てくれとメールを打った。
ここのホテルのレセプションに、Sada氏が泊まっているホテルの住所をみせ、教えてくれた場所がいいかげんでホテルを見つけることが出来ず、カムバック。
ロビーで一時間待つ。
諦めて、レセプションにSada氏が来たら連絡するように伝えて部屋でまったり。
外に出たくなって、ホテルの入り口のところで待っていると、マイちゃんともう一人女の子がホテルに戻ってきた。彼女はマイちゃんと同じ部屋になった日本人のワカナちゃん。
少し会話した後、メールチェック。
Sada氏からメールがきていた。やはり、翌朝会うことにした。ドラクエ2のサマルトリアの王子状態、なかなか会えない。
3人で夕食へ。ホテルから10分くらい歩いたところのお粥屋で食事。お粥食べ放題。
ここはいい店だとおもっていたら、お粥の中に小さい蚊のようなものが入っていたり、微妙…。
ホテルに帰り、3人で明日一緒にSada氏のホテルに行くことに決め、就寝。
[関連記事]生協の孔明さん
['05中国旅行記]
それにしてもホイコーロー美味しそうっ♪
ホイコーローはほんとにうますぎ。これから中国の旅で何度か食べました。ほぼハズレなし!!
ここには、中国初渡航後半年目で初めて来ましたが、その時世話になった経理が、今は退職されてのんびり暮らしています。
渡航からすぐでも一人で仕事に来なくてはならなかったこまは(中国語なんて知らないのに)、半分やけで中国移動をしまくっていました。なので色んな事に沢山遭遇しましたね。
でも成都2回目訪問の時、こまが来る事が判った時にそこの経理は、特に飛行機の便も告げていなかったのに、ホテルのロビーで彼がちょこんと座っているのを発見。
「いつ頃から待ってたの?」と尋ねると、
「君は必ず来るんだから、ここで待ってりゃ会えると思ってね。はは、やはりこのホテルでよかったんだね」
と言って、いつもの微笑で迎えてくれました。
ホテルは岷山飯店で、そこの前の人民南路に掛け軸バザーが出ていたので、面白くてそこを常宿にしていました。彼はそれを知っていたので、ここにいれば来ると読んでいたんだそうです。
ありがたいですね。外国人が自分の会社に視察、応援に来る事で、設備や費用を捻出してやろうと手薬煉引いて待っている経理は沢山居ましたが、相手の身を案じて待っていてくれる人って、25ヶ所有る契約店の中では彼だけでしたね。ホント感激しました。
なのでこまは彼を、「中国の親父さん」と名付けました。
今ではお年ももう64歳くらい。遠いので中々会えませんが、今でも電話や季節の手紙での交流はあります。
中国人は「金」だけが原動力なようなところが あると思ってましたが、「中国の親父さん」のような方がいらっしゃるんですねぇ。