6:00AMに起床し、自分だけカップヌードル(今麦郎)で朝ごはん。
自分達の部屋以外は まだどこも明かりがついていなかった。
6:50AM頃ようやく他の人の姿が見え出した。バスの後部座席の荷物スペースは無くなっていて後ろまで座れるようになっていた。
7:25AMファーマーズホテルを出発。しばらく走ってからは恐怖の道路工事区間が始まる。
カイラスツアーで一度通ったところだ。このオンボロバスでどうなることかと思ったが、一度坂を登れず皆バスを降りるようなことがあったがなんとか通過。このバス、HINOという日本の車であるせいか、そこそこパワーがある。しかもドライバーがかなり無茶なスピードを出すので恐ろしい揺れと振動だった。
標高5220mのパン・ラという峠を越える。
OLDティンリに2:20PM到着し、そこで昼食。
助手の指示で皆同じお店へ。自分は卵チャーハン(10元)。
3:30PM出発。ここでまた乗客を乗せていくようだ。7人のチベット人が新たに乗り込む。
彼らは僕達の荷物を適当に後ろに放り投げ、彼らの大きな荷物を上に載せる。一体何考えてんだ全くぅ!男二人が車内でタバコを吸いだす。サンポ氏とSada氏が怒りながら注意して ようやく吸うのを止めた。Sada氏・・・旅に出て怒りの沸点が下がってないか?
ここからは少しは道が良くなるだろうと期待していたが、それ程状況は変わらず、ガタガタの道を進む。
二つの峠を越え、久々に海抜3000m以下に下がって来た頃、辺りは深い霧が立ち込め、雨が降る。今までのチベットは荒涼とした風景だったが、この辺りから木に覆われてきた。ネパールに近づいてきたんだと実感がわいてくる。
ニャラムの町でチェックポスト。皆パスポートを見せるように言われ係員に見せようとするが、最初の2,3人見ただけで「OK OK~」って・・・いいかげんだなぁ。
なぜかドライバーは相変わらずのハイテンション。後ろに座っているやたらと笑いっぱなしのおばちゃんと盛り上がりまくり。ドライバーは運転中なんども後ろを振り向いたり、おばちゃんにちょっかい出したり、もう子供のようにはしゃぐ。霧で視界が見えづらいところでも相変わらず。その様子を見ながら盛り上がっている僕達にも気づいている様子だ。
一度 前方から来たトラックに ぶつかりそうになる。危ねぇ・・・もう、前を見ろよ 前!
9:15PM頃、ダムの町につくが、(おそらく)ネパールのトラックなどが道の片側にずらっと並んでいる。その横を数100m進んだ先に前方からトラックが来て立ち往生。向こうはいっさい引こうとしない。少し揉めた後、こちらが後ろに下がりなんとかすれ違うことが出来た。本当にスレスレで通過。このドライバーなかなかヤル。
9:30PM頃、剛堅賓館に到着。皆ここに泊まるようだ。一泊30元。スペイン人との4人で一部屋。
1Fの食堂で炒面(15元=約195円)。ここのホテル、ホットシャワーがあるのだが有料(8元=約100円)というので止めた。
['05中国旅行記]
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