電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2005年8月1日(月) コルカタ到着

2006年08月01日 | '05インド・タイ旅行記
インド バラナシ→コルカタ列車
なかなか寝られない。いろいろな連中が通路を通っていく。自分のベッドは通路と平行の二段ベッドの上。人の頭くらいの高さだ。一度警備員(?)のライフルの銃口(肩の後ろに担いでいる)がお尻にあたり起こされたり・・・危ね~。
寝ぼけ眼でよく分からなかったが車掌(?)らしき人に国籍をきかれたり、この荷物はなんだ?とか聞かれたり・・・(実はそいつは盗人で、僕のカバンを盗もうとした時に僕が起きてしまったので、適当にごまかした可能性も有)。
(社内の写真。左側の二段目が僕のベッド。右側の三段目がシュウさんのベッド)

インド バラナシ→コルカタ列車
(こちら側が僕のベッド。ちょうどカバンを盗みやすい高さ・・・)

インド バラナシ→コルカタ列車
(こちらが側がシュウさんのベッド。一段目の背もたれになっているところが二段目のベッドとなる。三段目はかなり高い位置にあるので比較的安全だし、下のインド人のうるささなど比較的気にならないハズ。チケット買う時、可能ならこの三段目の指定席を取りましょう。)

インド バラナシ→コルカタ列車
(天井には扇風機が三台、通路にも一台。インドの暑さを物語る。ちなみに上4枚は前日の7月31日の夕方に撮影したもの。でかい一眼レフデジカメは目立って盗難の対象になりやすいので 車内ではコンパクトデジカメで10枚ほど隠れるように撮影した)


インド バラナシ→コルカタ列車
6:00AM頃、目が覚める。
他の乗客も結構 起きていたので下に降り、椅子に座り時間を過ごす。

8:30AMくらいだったか、衝撃的な女二人組を目にする。起きている人にはトントンと膝や肩を叩き注意をひきつけ、手のひらを上に向けお金をもらうしぐさをする。あげる様子が無くても2,3回それを繰り返す。三段ベッドの一番上に寝ていたおっさんにはパンパンと大きく手を叩き起こしてから手を差し出す。自分もひざを叩かれ動揺のことをされる。何かぶつぶつ言って粘られる。
物乞いなんだろうか・・・?それにしてもあまりにも態度がでかすぎる。隣に座っていたインド人に彼らは何なのか聞いたのだが、よく分からん英語(?)を言われ理解が出来なく、彼らの正体がわからなかった。
何度か子供が床の掃除(スリッパをもちあげてホウキや布でゴミを集めちゃんと靴へぞうりをそろえて戻していた)をしたあと 物乞いをしていたのを見たのだが、この女達はいったいなんて態度なんだ。

わらわらと乗客が増えだしたのでベッドに戻り音楽を聴いたり日記を書いたりして過ごす。ずっとそうしていると再びあの女たちがやってきた。同じ人物かどうかは分からないが今度は三人組。やはり寝ている人をパンパンと手を叩く音で起こし、日記を書いている自分へもトントンとつついて手をだし鋭い目つきでにらみつけてくる。なんなんだこいつらは!
シュウさんは三段ベッドの上でずーと平和にぐっすり眠っている。

11:30AM頃だったか、コルカタのハウラー駅に到着。もう少し早く着くはずだったのだが・・・。
昨日、宿に忘れ物(ジーパンがはいってる)をしたので、(フレンズGHで一緒だった)一日遅れでコルカタにくるサトウさんにもってきてもらうように駅で電話。普通の電話ではなぜかつながらず、係員にISD/STDの電話でかけるようにいわれる。
ラジャが電話に出て荷物のことを伝えた。5分程度話しただけなのに70Rsくらい撮られた。高いぞ!

シュウさんはコルカタに三回目。いつも町までタクシーらしいが、市バスで行こうというので、駅をでて、すぐに襲い掛かってくるタクシー運転手を押しのけ市バスに。バスに乗って50mくらいすすんだところで全くバスが動かなくなる
渋滞なのだろうか、ファンもないバスでずっと停車したままなので暑い。20分くらい待たされたんじゃないだろうか・・・。ここで
相当エネルギーを使い、またもや「No more インド」が頭の中を駆け巡る。

数分走った後、シュウさんの指示でバスを降りるが宿まで意外に遠い。シュウさんのお勧めの屋台のレモンジュース屋がすぐだと言われるがなかなか着かない。我慢できずビンのMaazaジュース(マンゴージュース?)を飲む。美味い!

ちょっと歩いてレモンジュース屋台。シュウさんお気に入りの「作る時のアクションが物凄いという名物オヤジ」とは別人らしい、残念。たった2Rs。

宿は差ダルストリートのPARAGON GH。ドミがいっぱいだったのでシュウさんとツインルーム。日本人が多いと聞いたがアジア人は韓国人がほとんどのようにみえる。
昼食は近くの角にあるサンドイッチ屋。なかなかおしゃれな店だ。ベジバーガーとSweetLassi!

シュウさんと別れまず屋上で洗濯。その後BKK行きのチケットを買いに宿のそばのチケット屋で値段を確認。もう一件サダルストリートで値段を聞く。自分が出たい水曜日は安いDulk Airの便がないらしい。

次にSKY WAYというところでチケットのことを聞くと、水曜日は朝の9時以外に10時にも飛行機があると言う。しかも朝の9時のヤツは経由便(なぜかゴア経由!)で10時発のよりも到着が遅いとのこと。前の二件はそんなことを言ってなかった。
対応した若い男は頭の回転が速く自分の質問にすぐに的確に答えてくれるナイスガイ。カラーの時刻表付のパンフレットのようなものも見せてもらう、彼の言っている事は間違いなさそうだ。
エキスチェンジもやっているのでここでお金を1万円を(3790Rs)交換し、コルカタ→BKKを5650Rs(TAXなど込み)で購入。

宿に帰り、しばらくするとシュウさんが帰ってきた。Dulk Airのオフィスを探したが見つからなかったようでクタクタになっていた。

ストロベリー・ラッシー
夜は赤い看板の通称「コカコーラの店」へ。お腹の調子がいまいちなのでストロベリー・ラッシーだけにした。席のそばで作っているのを見たがミキサーで簡単に作れそうだ。日本に帰ったらやってみたいと思った。
シュウさんのマサラーを少しもらう。なかなか美味い。店の人も感じがいい。ターバン巻いているからシーク教徒かな。なかなか良い店だ。

夜は、宿に漂うハッパの臭いを気にしないようにしながら、就寝。



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