電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2005年7月29日(金) その先は ガンガー

2006年07月29日 | '05インド・タイ旅行記
インド バラナシ
11:30pm頃 ある町にバスは停まる。自分とシロウの2人以外 バスを降りる。ドライバーも何も言わずに降りていってしまう。あたりは頭おかしいんじゃないかというくらいインド人で溢れかえっている。外へ出るにも 何時に出発か分からないし、回りの異様な熱気に辺りを散策する気力も無し。荷物も心配なのでシロウと一緒にバスで待つ。
このときにバラナシについたらこのバスのことを警察に訴えてやると意気込んでいたのでバスの特徴の写真を数枚撮った。しかし到着したらもうどうでもよくなっていたが・・・。
しばらくして、乗客が戻ってきてバスは出発。

何度かウトウトしたが4:30am頃(記憶あいまい)バラナシのバスターミナルに到着。到着の際、ドライバーに、金を脅し取っていったヤツとグルだろと問いただすが、「オレは知らねぇ」と嫌な笑いを残して逃げるように去っていった。くそ、不愉快だ。
オンボロのバスが沢山停まるバスターミナル、辺りは真っ暗。何人かリキシャらしき男達がしきりに声をかけてくるが、この暗い中 まだ初めての町へ向かうのは危険だ。ましてやここはインド。バスターミナルの端で明るくなるまで待つことに。
なにか料理をだしている屋台がある、まだいまいち手をだせない、ジュースだけ買うことに。しばらく待っていると何人かヨーロピアンバックパッカーの姿が見え出した。しかし、ツアーかなにかだろうか、みな同じバスに次々と乗っていく。

明るくなった5:30am頃(記憶あいまい)、大通りでオートリキシャを捕まえ、○○通りへ(名前忘れた)。
○○通りに到着し、リキシャを降りると、どっとインド人が取り囲む。

お前達はどこに行きたいんだ?
こっちだろ?
絵葉書買って。

・・・うるせーよ!
フレンズ・ゲストハウスに行くためベンガリー・トラ通りを見つけなければいけないのだが、「地球の歩き方 インド」(コピーをカトマンズで作っていた)の地図を見てもよく分からない。カバンを持って うろうろしているのはインド人の格好の餌食。とにかく振りほどくように歩く。それでも道が分からないのでしかたがない・・・3人ほどまとわり付いている絵葉書攻撃の子供に「フレンズGH」と耳打ちし、連れて行ってもらうことに。
初めてバラナシに来た自分にはその入口は分かりづらいものだった。

うねうねと数回曲がりブルーの扉のチャイムを鳴らす。眠そうに出てきた黒い男(ラジャのパパさん)。初め怒ったような顔だったが、ドミトリーのメンバーはまだ寝ているから荷物をここに置いておいてとやさしく案内。評判どおりいい宿そうだ。
外に出ると子供が待ち構えている、まぁとことん利用してやれ。

「○○ガートはどこ?」というと3人うれしそうに案内。歩いてすぐのところにそれはあった。
6:15am、時間もちょうど良かった。それはまさしく自分が思い描いていたインドそのものの光景だった。朝日に照らされ、茶色のガンガーで沐浴をするインドの人々・・・。熱くうごめく静寂・・・よくわからない例えだな。
とにかくその人々の様子をしばらく見入るしかなかった。・・・いやそうしたかった・・・すぐ側で、案内した子供がいろいろ解説をしてきてうるさいのだ。あっちを見ろ、今度はアレ、と自分を急かす。
手に持っている何枚かの絵葉書から一枚選ぶ。(値段は忘れたが)おつりがなかったので子供の言い値の3倍くらいのお金をはらった。すると なぜか手で十字をきるようなしぐさ(?)をしたあと、学校があるからと去っていった。

インド バラナシ
そのまま沐浴をしている人ごみの中を分け入り写真を撮るが、もう慣れているのだろうか、写真をいやがる人はいない。少し離れた階段になっているところに行き、沐浴を眺めているとすぐさま何人かの男が「マッサ、マッサ」と声をかけてくる。マッサージのことのようだが とにかくウザい。しばらくするとある建物の上から声がする。みると屋上にサドゥーのようなインド人。まわりには4人の日本人がいる。上からガートを眺めさせてもらえるらしい。
おもしろそうなのでシロウと一緒に裏の階段を見つけて屋上へ。

インド バラナシ
なかなか良い眺め。椅子まで用意してくれる。しかし、さすがインド、このサドゥーのようなじいちゃんがいろいろ神について解説。その後 なにかの食べ物をみんなに食べるように勧める(なにかの木の実からっきょのようなものだったような気がする・・・)。何人かの日本人はいやいやながら食べていたが、自分は食べるフリ。そしてピンク色のチョークの粉のようなものを皆のおでこに塗りだす。自分も塗りつけられた・・・皆 ナチュラルハイな状態で盛り上がったあと、なんとかその場を撤退。

7:30am頃 宿に戻る。
ドミトリーはレセプションがある建物にはなく、10秒ほど歩いた道の突き当たり、狭い入口を通り、ベッドが並ぶ間を通った突き当たり。そこの畳んだ布団が自分達の寝床。窓の外からガンガーで沐浴する人々が見える。
荷物を置き、畳んだ敷布団の上に横になっていたら、いつの間にか寝てしまっていた。

12:30頃、目を覚ますと 隣の布団で寝たシロウも起きた。ドミトリーのメンバーにシュウさんがいた。カトマンズのチェリーGHで一緒だった人だ。偶然同じ宿になったわけではなく、ここは彼のお勧めの宿だとカトマンズで聞いていたから、当たり前だ。

インド バラナシ

インド バラナシ

インド バラナシ
シュウさんに連れて行かれ、歩いて2分ほどのベンガリートラレストラン。
変なカレーとラッシー。ラッシーの上にナッツの削ったもの(?)がのっていて、店はぼろぼろなのに おしゃれな感じ。

インド バラナシ
宿に戻り、洗濯をした後、再びガートへ。
うーん、凄い。ほっといても向こうから「イベント」が起こる。
それにしてもガートに沢山いるオレンジ色の服を着た集団はなんだ?

インド バラナシ
写真を撮りまくり(日記の最後の「関連記事」参照)。

インド バラナシ
7:00pm頃、宿に戻り、宿のメンバーでベンガリートラをずっと歩いていったところにある日本料理を出す店へ。
自分はてんぷらうどんを注文。しかし、店の主人は、料理を作る気配もなく、水漏れしている配管を必死に直している。
1時間くらい待たされて、ようやく出てきた。てんぷらはベタついてまずい。うどんはまあまあかな・・・。

宿に帰り就寝。


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