4:30AM、朝の準備でドミトリーの二人を起こしてしまった。
5:10AM少し遅れてマイクロバスが到着。自分とタクマ君は助手席に座る。ヤクホテルでさらに二人をピックアップし、ラサを出発。
ほとんど寝ていないのでバスの中ですぐに寝てしまう。隣のタクマ君は運転手のすぐ隣でギアチェンジの際、足に当たってつらかったようだ。途中の休憩で後ろの席に変わってもらった。
10:45AMナム・ツォに到着。
思っていた以上にテントやゲルがたくさんある。
日本を離れる前に見たTVではもっと秘境っぽかったのだが、その雰囲気は無い。番組はシーズンオフの冬だったことも関係はあるだろうが、メディアの情報のトリミングは巧みだな。
ゲルに一泊一人25元。円形の内側にベッドが4つ。布団も綺麗で悪くない。心配していたが、寝袋は全く必要ない。
さっそく昼食。
少し歩いたところの看板が立派なところの店へ。サンポ氏とタクマ君はチャーハン(18元、高い!!)、Sada氏と自分は10元の麺。チャーハンはどうやったらこんなまずくできるのかというデキ。麺もはっきり言ってインスタントラーメンの方が良かったくらいだ。
ミミと5人で宿の裏手の岩山に登る。タルチョがたくさんありすぎて汚い。
岩山をずっと先まで歩いて5人でまったり。眼下の湖は美しいが少し雲が多すぎか。各自湖沿いを歩きテントへもどる。
近くで雨雲、雷まで鳴っている。テントで昼寝して待つことに。
一時間半ほど寝た後 2:00PM頃起きる。皆は外へ出る気がないようだが、もったいないので一人で外へ出かける。
歩いている途中、馬に乗るように進めてくるチベタンがいて何度も断る、もうこれ以上ついてくるなというジェスチャーを示してもしつこく付きまとってくるので思わず相手の足に蹴りを入れてしまった。しつこすぎるから悪いんだ。
天気はよくないが、岩の上などでまったりするのを繰り返しながら進んでいると、よくパンフレットなどで見かけた合掌岩を見つけることが出来た。天気が悪いのでいまいちいい写真が撮れない。30分くらいそこで過ごすが、全く人が来ない。
宿に帰ろうと歩いているとパラパラと雨が降ってきた。ヤバイと思い、すぐ近くの民家に逃げ込む。すると奥さん(?)が出てきて居間に迎えられる。おばあちゃんと子供含めて4人家族が夕食中だった。ハルサメのようなスープなどを勧められたが、揚げ菓子と白湯をいただくだけにした。
10分して外へ出ると雨は止んでいた。お礼を言い外に出ようとすると、奥さんに呼び止められ家の奥へ。立派な祭壇があった。これがナム・ツォよと指差された人形は龍のような動物にまたがった肌が青い神様(?)だった。ナム・ツォとは天空の湖という意味と聞いたが、神様の名前でもあるのか?
お別れして、パオに戻ると皆 ぐた~と布団に入っていた。どうやらあれから出かけてないらしい。パオのそばの店で夕食。やはり少し高いがここはおいしかった。
テントに戻り大富豪。大貧民になったら 大富豪が指定した「恥ずかしい話」を披露しなければいけない。
外で別のメンバーと寒い中 少しおしゃべりしたり。
10:30PM就寝。
['05中国旅行記]
中からの明かりで、ゲルが浮かび上がってみえて綺麗~♪
中国とモンゴルって近いからなのか
景色や雰囲気が似てますね。
ゲルの形こそは違うけど、こういうのいくつも見たし。
あの岩の上に石がたくさん積まれているのも意味があるものですか?
モンゴルにもこういうのがあって
確か、旅に出る前に石のまわりを3回まわると
無事に帰ってこれるというヤツでした。
名前は忘れちゃったんだけど…☆
ゲルは確かにモンゴルっぽいですね、ですがチベット人の文化なのか後の時代から入ってきて物なのか よく知りません。石がつまれているのもなんでしょうね・・・。ここにくる前の聖地カイラス山をぐるっと回ったときはこの石が道しるべの役割をしてくれて助かりました。