電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

040702(金) マレー鉄道(シンガポール→KL)(後編)

2004年12月02日 | '04マレーシア旅行記
ツインタワー
 窓からの風景はパームツリーが生い茂っていたり、あまり民家は見えない自分の指定席は通路側。途中の駅で中国人風の男が乗り込んできて、自分の隣の窓側の席へ。座ってすぐ窓のカーテンを閉め、持ってきた雑誌を読んだり寝たり・・・。風景を楽しみたい自分は空いてる席に移る。駅に停まるごとに自分の席に戻る。他の乗客が乗ってくるがどこか必ず空いている、そこに移って車窓を楽しむ。
 
 11:50AM頃クアラルンプールに到着。ここKLセントラル駅、すごい最新式の駅だ。とりあえずATMでお金を卸し、KFCで昼食。
 1:00PM頃LRTに乗り、PASAR SENI駅へ。
 列車を降り宿へ。チャイナタウンにある安宿、バックパッカーズイン。とてもホステルに見えない汚い入り口から入りレセプションへ。初めシングルルームを勧められたが、10RMのドミトリールームへ。エアコン付いているし、まずまずのところかな。

 外に出てうろつく、歩道の路面状態など良くない。とにかくごちゃごちゃしている。適当に歩いていると遠くに近代的なツインタワーが見えてきたので、とりあえずそこを目指すことに。着いて見るとかなり素晴らしい建物。細部の納まりは汚いが、遠くで見ているぶんには問題ない。この上部のデザインはインドネシアのブランバナンをモチーフにしているのか?。中は大きなショッピングモールとなっている。(帰国後知ったがここは、ショーンコネリー主演の「エントラップメント」の舞台にもなったところ、真中の空中歩廊で宙吊になってましたね)
 なかでうろうろした後、外へ出ると暗くなっていた。このビルの裏側にある公園も凄く綺麗だ。


アロー通り 屋台街
 遠くで雷がなる中、歩いて屋台の並ぶアロー通りへ。大きな車道の両脇に2重に車が停めてある。歩道にあたるところに屋台が並ぶ。外国人の姿はあまり見かけない。例のごとく日本語で話し掛けてくる店は無視。


コメント
 まじめそーなにーちゃんがやっているお粥屋でポークのお粥を注文。となりの店でココナッツジュース(ココナッツの実の一部をカットしてある奴)を飲んでる人がいたのでつられて注文。お粥は最初熱くなかなか食べられない。近くのサテー屋が目に入り、それも注文(6本で3RM)。満足だ。

 再び歩いて宿へ向かう。チャイナタウンに凄くたくさんの出店が建ち並ぶ一角がある。人ごみの中を入っていくと、平気で違法CDらしきものなどが売っている。やはり日本人だということがバレてしまう。「マスター」・「お兄さん」・「友達~」とよんでくる店のオヤジがいたが、当然無視して宿に帰る。

040702(金) マレー鉄道(シンガポール→KL)(前編)

2004年12月02日 | '04シンガポール旅行記
マレー鉄道 荷物をホームに置き走って前方からカシャッ すぐに戻る
 朝、目覚ましで起きたのは5:40AM。しかし外から激しい雨音が、しかも時々雷までも!うーーー、全く出発する気がしない・・・。でもとりあえずシャワーだ。相変わらずのバスルームでシャワーを浴び、部屋に戻りベットに横になり考える。もう1泊しようか、いやもう一日シンガポールで過ごしたくない。それともバスでジョホールバルまで行き、その後マラッカに行く、など・・・。
 しかし考えているといつのまにか雨の音がしなくなっていた。あわててパッキング。これは当初の予定通り行けということだ。
 
 昨日シンガポール駅まで行っているので迷わず到着。そこには日本人のおばちゃん(少しおじちゃん)のツアー団体観光客がぞろぞろぞろぞろ。ひさびさにこういうのを見た。チケットを買い、駅の構内の店でジュースと食べ物(ポテトを皮で包んで揚げた物とパン)を買う。すると日本人ガイドが国境越えの際の手順などを説明していた。聞き耳をたてる、なにげに参考になる。
 
 出発の少し前、プラットホーム手前で出国手続き。一組の日本人夫婦が一人で旅をしている自分を不思議がっていた。彼らの片手を見ると、車内で食べるためのお弁当を皆持っている。しかも幕の内弁当っぽい・・・_| ̄|○・・・。あなた達、本当に外国を楽しんでる?パスポートを提示しあっさり完了。
 列車に乗り込むが、・・・?、一番安い席を買ったはずがエアコンつきだ。それに列車の中にテレビまである。思い描いていたマレー鉄道ってもっと20年位前に日本で走っていた列車を想像していたが、少し違った。

 8:30AM出発。30分後ある駅で停まる。ジョホールバルの手前出国審査だ。皆次々と降りていくのでそれについていく。駅舎のようなところで数個カウンターがある。
 日本人ツアー客は、初め、ある人が並ぶと皆そこに並び、他のカウンターに行こうとしない。日本人団体ツアー客の習性だ。
 手続きはあっさり終了。それをすぎたら金属探知機のようなゲートがあり皆ピンポン・ピンポン鳴りまくっていたが、係員が一人もいない・・・無意味だ。再びホームへ戻るゲートは閉められている。おそらく乗客全て手続き終わるまで待っているのだろう。
 ゲートが開き再び列車へ。よく考えてみるとこれがはじめての陸路での国境越えだ。