豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

ダーウィンに来た!的な

2018-08-06 23:11:11 | 日記
陸路でメルボルンからダーウィンへ、オーストラリア縦断車旅「ダーウィンに行ってみた的な」のDAY9です。ぼんやりしていたらいつの間にか月曜日が終わってしまいました。朝(ほぼ昼)に起きて何しようか考えることから一日が始まる。非常に贅沢です。非常に。

本タイトルは「ダーウィンに来た!」です。某番組「ダーウィンが来た!」のオマージュです。なかなか気に入ってるので批判等は一切受け付けません。番組内キャラクターのヒゲじいはアンチが多くて有名です。

① Kakadu(カカドゥ)

満天の星空を眺めつつ、流れ星までも見てしまう豪運を魅せる私たちは最後の車内泊をしました。基本的に防犯的な面を気にかけて、寝る際には全ての窓を閉め切って寝ることにしています。またウルルで寝た際には寒すぎてお気に入りのジャケットを足に巻くという謎ムーブをしてしまったせいもあり、温かい格好をして寝ることに念を入れまくります。ではおやすみなさい。

……………ん?……あ、暑い…。……暑すぎる!?

なんとカカドゥでの車内泊は冬にも関わらず想像を絶するほどアチアチでムンムンでした。今すぐ窓割って風を通したい!!しかし窓を開けてしまうと寝ている間に何が起こるかわかりません。いろいろ悩んだ挙句、窓を少しだけ開けて、その隙間にタオルを挟み、わずかながら涼をとるという手段に出ました。結果的には寝れたのですが、久しぶりに寝汗をかいてしまい、不快な朝を迎えることになりました(べたべた)

しかし簡易キャンプ場にはシャワーなどあるはずもなく、とにかくダーウィンへ向かうしかありませんでした。本日はカカドゥの有名なスポットであるイエローリバーを訪れてからダーウィンへ向かいます。


蒸し暑い中到着したのがこのイエローリバーという長い長い川です(湿原的な?)Yくんが戦場ヶ原に似ているといっていましたが、関西圏の私にはとあるキャラクターしか思いつきません(戦場ヶ原どこ??)

ここはボートに乗ってツアーをしたり、川釣りを楽しんだりするレジャースポットでもあります。ボートツアーでは沢山の野生のクロコダイルが見られるそうです(聞いた話)乗船しなくても野生のクロコダイルは見ることが出来ました(日向ぼっこ中のヤツ)ちなみにボートツアーは70$かかるので諦めました。

② Darwin(ダーウィン)

カカドゥを抜けていよいよ最後の目的地であるダーウィンへ車を走らせます。残り200km程度の看板を見た時の興奮がものすごかったです。言葉にするのが大変です。なんせ9日間かけてやっとたどり着いたのですから。もう当分車なんて運転したくありません。

ボルボ君を受け取ってくれる麦わら帽子の似合うジムさん(仮名)にボルボ君を受け渡し、タクシーでダーウィン市内へ向かいます。ダーウィンと言えば大自然。色とりどりの花や蝶、そして鳥たち。そんな想像を打ち壊すかのようにタクシーは高速道路をガンガンと進んでいきます。ついたぞと言われて降りるとそこはメルボルンの少し離れと遜色ない街並み。大自然はどこ?と、半信半疑で市内を散策することにします。


というわけでやってきましたダーウィン!!見て下さいこの少し古臭い感じの写真!!私が思うダーウィンはこんな感じの風景と熱帯雨林が続いていると思ってました!!

残念ながら違います!!
ダーウィンはただのリゾート地でした!!
乱立する商業施設と人口プールの暴力!!
ここはブリスベンか!?と思いざるを得ませんでした。


何かしっくりこないモヤモヤ感を抱えつつ夕焼けを見ます。うん、これがダーウィンなんだ。誰が何と言おうとダーウィンなんだ。色とりどりの花や蝶、そして鳥たちなんてものはメディアに刷り込まれた幻想に過ぎないんだ。現実は常に非情だ。と漏らすよりも、無事に辿り着いた安堵感でいっぱいでした。

明日はダーウィンらしいものを必ず見つけてやるという意思の下、きったないバッパーで就寝。評価が高い割にはお粗末な環境でしたね。まあ温かいシャワーが出れば文句はありません。翌日はダーウィンらしいものを探しに行きます。見つからなかったら訴訟モノです(誰に対して?)

ぶつぶつ文句を言いつつも9日目は終了です。そんな9日目の走行距離は407kmでした。次回総走行距離とこれまでの軌跡をまとめます!
それでは!