豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

私的メルボルンワーホリ総括的な③

2018-11-23 23:11:11 | 日記
秋らしさを感じさせない寒波が日本列島で猛威を振るい始めましたね。でもよくよく考えたらもうすぐ12月です。そしてあっという間に新年を迎え、今年こそは!と滅多に訪れない神社で強引な年間のお願いを財布に眠る小銭で祈るのです。しかし大切なのは気持ちです、この寒さも気持ちで乗り越えていきましょう。学生に戻った途端、投稿ペースが落ちました「えりー」です。お久しぶりです。

マイペースながらも就職活動とやらに励んでいます。今のところ「しんどい」や「めんどくさい」より「楽しみ」が勝っているので成功すると思います(???)ぜひこんな私を雇って下さい(お願いします)

今はワーホリをして良かったこと悪かったことを発表します。ちなみに去年の今頃は仕事が見つからな過ぎてげっそりしていました。センター試験を受けたころと同じくらいのげっそりです。とてもげっそりしていましたが、帰国しようとは思いませんでした。


デビルズマーブルズの岩山の上から撮ってもらった1枚。初公開かもしれない貴重な私が写っています(たぶん)こういう写真を見るたびに「何やってたんだこれ」という感覚に陥ります。ね、本当に、何やってたんだろう、、、

・良かったこと

① 英語力が上がった
ワーホリをする理由第1位の「英語力向上」ですが、見事に向上したのを感じています。特にスピーキングとリスニングがめきめき上がりました。周りが常に英語で囲まれているので、ある程度のリーディング能力も上がったと思います。学校に一切通わなかったのでライティングは変わらずな感じですが、その代わりに「強引にでも英語で伝える能力」を習得しました。サバイバルイングリッシュというようです(教授曰く)

② 色んな経験が出来た
実は本ブログの半数以上を占めるのが「旅日記」です。時計回りにケアンズ(ただのトランジット)、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、メルボルン、アデレード、ウルル、アリススプリングス、ダーウィンとオーストラリアの主要な都市のほとんどを周ることが出来ました。こうやって振り返るととんでもなく遊んでいたなと感じざるをえません。またAリーグやオーストラリアデーのようなイベントにも沢山参加し、異文化というものを体感しました。そのような経験を遺す手段としてブログを始めたこともいい経験の1つとして数えられると思います。そして1シーズンだけ草サッカーに参加できたのもいい思い出です。色んな理由で集まったサッカー好き達とアツい戦いを繰り広げられてよかったです。ちなみにシーズン通して5ゴール決めてます(自慢)

③ 自分で稼いで暮らすことの大変さが身に染みた
(良かったことなのか?)という疑問は置いといて、本ワーホリ中の費用はなけなしの貯蓄とUberEATSでの稼ぎで賄いました。家賃や食費はもちろん、スマホ代や遊ぶお金、旅行に行くお金などなど大変節約したのにも関わらず約10ヵ月で150万程度かかりました!もっと効率の良い仕事が見つかれば…でしたがそれはそれで。ともかく「自分の力で生き抜いた(大げさ)」経験は言うまでもなく私の財産です。

④ 世界のスケールの広さを知れた
オーストラリアの自然はすごいです。日本のそれとは比べ物にならないほどです。特にウルルはすごかった。これは実際に見に行ってもらわないとわかりません。また車で南北縦断旅行をしたとき、どこまでも広がる360°の水平線に地球の大きさを感じましたし、まだまだ見たことない景色が世界中には広がっているんだなと驚きました。つまりは学生のみなさん、日本から飛び立っていこう!

・悪かったこと

① 盗難被害に遭った
私の仕事の生命線である自転車ですが、なんと3回も盗難に遭っています。1回目は丸ごと盗まれ、2回目はライトを盗まれ、3回目は前輪(なぜ?)を盗まれる被害に遭いました。また後輪が曲がる程度の事故に遭ったこともあります(修理費は逃げられ)メルボルンはあらゆる方法で定期的に私を日本に帰らそうとしてきますが、そんなやわなメンタルでは海外で生きていけませんし、寧ろなにくそ精神で堂々と暮らしてやりました。

② 異常に厳しい交通規則
私のブログのモットーは楽しいことを記事にするなのでこれまで載せませんでしたが、なんと872$の罰金を払ったことがあります。しかも驚くことに自転車で、です。オーストラリアでは車だろうか、自転車だろうか、車道を走る者にはほとんど同額の罰金を科すようです。私は1件の配達を急ぐあまり、片手にスマホのまま信号無視をやらかしてしまい、無事パトカーに停められました。いろいろ杜撰な国なので請求を踏み倒してやろうと思いましたが、調べてみると帰国しても大使館を通して追いかけてくるらしく怖くなったのと、男らしく全額払ってやろうと決心がついたので窓口で一括払いしました。その時の領収書は一生の宝物です(根に持つタイプ)

③ 気象の気性が荒い
座布団1枚ものですね。南半球であるため季節が逆なのは周知の事実ですが、気候が実に極端なのがオーストラリア流です。朝はとても冷えたと思うと、昼間は半袖でもよいくらい晴れ、夕方から肌寒くなり、夜は底冷えするというサイクルが多いです。またとんでもなく風の強い日や突然とんでもない量の雨が降る時間(スコール)が定期的にやってきたり、夏には外出を自粛せよとテレビで警告されるほどのカンカン照り(最高気温42°)な日もあります。日本の方が間違いなく過ごしやすい(かもしれない)です。

こうやって書きだしてみるとろいろあったなとしみじみします。私はこの「しみじみ」という言葉が大変好きです。過去の経験の証拠を眺めながら当時の感情を現在の私に呼び起してじわあとなる感じ、しみじみ。次回は何を書こうかなあ、しみじみ。
それでは!