豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

マッチングアプリをやってみた的な②

2020-06-21 23:11:00 | 日記

社会人の休日が退屈過ぎることに気付いてしまいました。本来であれば今頃Jリーグを観に行っているはずなのですが、現在絶賛延期中なので観戦が出来ません。なので最近は仕方なく都内をぶらぶらしています。家に居るのは飽きました。


23区内という恵まれた環境で何不自由ない生活を送らせて頂いております「えりー」です。特に電車賃が安い。地元の路線は廃線にしろ。


今回は前回(マッチングアプリをやってみた的な)の続編になります。


1.1ヶ月だけ課金してみた


会員数最大と噂のペア◯ズに登録した初日にマッチするというスピード感に惹かれて1ヶ月課金してしまいました(チョロい)


しかし初日にマッチした女性(Sさん)の存在に翻弄されて結局最終マッチ人数2人と大失敗に。今回は反省会もといマッチングアプリについて考え直した記事です。


2.マッチした女性が基準になる


ペア◯ズでは異性から「いいね」が届くと『〇〇さんから「いいね」が届きました』と表示され、その人のプロフィールを閲覧して気になればこちらからも「いいね」を押してマッチ成立となります。これはタッ◯ルも同じだったと思います。


そんな訳でマッチした女性が自分とマッチ出来そうな女性の基準になります(少なくとも私はそうなりました)無意識にもその女性と比べて「いいね」を押すかどうか判断するようになってしまったのです。


その女性は「いいね」を500以上貰っている人気会員であり、写真も良く、参加コミニュティも気が合いそうな趣味が多かったのです(運命レベルで趣味が似ていた!)


つまり判断基準が初日から爆上がりしてしまい、その結果『「いいね」が押せない』『押しても相手は人気会員なのでマッチしない』という悪循環に陥ってしまったのです。


3.でもマッチしたんでしょ?


確かに初日にマッチした女性は趣味が合うので邦ロックの話などで2週間程度やり取りしていました。そして1度会うところまで漕ぎ着けることが出来たのです(1度会うところまで?)


しかし約束の日の朝に「体調が良くないので後日にしてくれませんか?」のメッセージが!


朝起きてそのメッセージで全てを悟った私は私のツキの無さにただただ苦笑いするしかありませんでした。受け入れるしかないので了承した旨を送るもそれ以上の返事は無く数日が経ちました(つまりはそういうこと)


4.真面目にやれば損をする


課金したこの1ヶ月の間、私はかなり真面目にやっていましたが、よくよく考えてみると相手が真面目にやっているかどうかなんて分かりませんし、そもそも女性は無料なので遊び感覚でやっていてもいいのです。


ウケの良さそうな写真を選んだり、プロフィールをエントリーシート並みに丁寧に拵え、趣味のコミニュティにたくさん入り、毎日ログインして「いいね」を押したくなる女性を探す。その熱量は決して相手には伝わりません。


それを理解した状態でペア◯ズをやるかどうかを考えると親指は流れるように「退会」の表示をタップしていました。


5.という訳で不真面目にやる


結局マッチするも誰にも会えてないこの状況は精神衛生上大変よろしくないので、今度は不真面目にマッチングアプリをやろうと思います。


次の舞台は不真面目な会員が1番多そうなあのマッチングアプリです。不真面目なので無課金でやります。来月また結果を報告出来ればと思います(まだこの企画続くの!?)

それでは!


マッチングアプリをやってみた的な

2020-05-13 11:11:00 | 日記
暑いです。冬と同じくらい苦手な夏が近付いてきました。エアコンのフィルターを掃除したので準備は万端です。猛暑日よ、かかってこい。

待ちに待った配属が決まりそうな「えりー」です。配属が決まっても在宅なんですけどね。

そう言えば全国民に配布されると噂の布マスク2枚はいつ届くんですかね?届く前に収束しちゃったりして?(それはそれで嬉しい)

さて今回は何とマッチングアプリをやってみたという(個人的に)大胆な記事になります!

1.いきさつ
これは上京する前のこと、

バイト先の後輩
「えりーさん!東京行くならマッチングアプリやった方が良いですよ!」

「え?何でよ?」

バイト先の後輩
「東京は会員数が桁違いですから!」

そして上京後、大学からの友人と、

友人
「暇つぶしにマッチングアプリええで」

「え?何でよ?」

友人
「知らん人から『いいね』がくると自己肯定感が意味もなく上がるんや

これは何だか健康に良さそう!と、青汁とか購入しちゃいそうなチョロさでマッチングアプリをインストールしました。ちなみに今回始めてみたのは「タッ◯ル」です。


2.やってみた
やると言ってもそこまで真剣にやるつもりは無かったので写真は上半身が映った1枚で勝負。プロフィールはそれなりに埋めて対戦よろしくお願いします。
これがマイページ。偽名でやってます(友人がその方がいいと言うので)スコアはメッセージのやりとり如何で増減するそうです。

その結果、アプリ開始1日目から3日目まではマッチング出来ましたが4日目からはマッチングせず、5日目に至っては『いいかも』が来ず。結局8人の方とマッチング出来ましたが、課金しないとメッセージが送れないので何も始まらないまま終了です(貰ったメッセージさえ見れない)

貰った『いいかも』の総数はこちら!

結構貰えましたが『もらったいいかも』からマッチングしたのは2人だけでした。

3.ノーマネーノーチャンス
無課金でも利用出来ますが毎日最大20人に送れる『いいかも』か、チャンスタイムで30分間30人に送れる『いいかも』以外男性側から出来ることはありません。

そもそも課金しなければメッセージ交換が出来ませんし、相手のメッセージすら読むことが出来ません。ただただマッチングしたという結果だけが残り、始めのうちは自己肯定感が高まりましたが今では「何なんだこれ」と不思議な気持ちになりました。なんせ存在するかどうか分からない女性とマッチングしただけですから。

4.というわけで
マッチングアプリのあれこれを理解したような気がするので、「タッ◯ル」は退会して別のマッチングアプリを課金して始めてみようかなと思います!なぜ退会するのかと言うとやはり最初の3日間の好調ぶりが記憶に新しいからです!

そのうち課金した結果を記事に出来ればと思います!
それでは!

新人研修はテレワーク的な

2020-04-14 23:11:00 | 日記
『降りしきる雨。今日はずっと家に居ようと思う。すりガラスに映る緑に水滴が流れて、雨の音しか聞こえてこない。もしかしたら地球で私だけがこうして独り過ごしているのかもしれない。そんなはずはないのだけれど、そんなはずはないのだけれど。』

うちで過ごそう。5月6日まで在宅研修になってしまった「えりー」です。悠々自適にうちで過ごしています。



今回は特にこれと言った内容は無いのですが、何となく記事を書きたくなったので書いています。

『時より外から聞こえる車輪の音。水しぶきを上げて人が物が何処かへと向かう。こんな状況でも外で働き続けている人がいる。温かいコーヒーを啜りながらその人のことを想う。』

4月1日から在宅研修が始まり2週間が経とうとしています。研修内容は言えませんが、とにかくこの状況下で出来ることをやっているというような感じです。残り2週間もあると考えると少し憂鬱ですが、大学生と社会人の狭間の期間が延長されたと思って過ごすほかありません。

『変化のない日々と変化のない部屋でただ豆苗だけが成長して毎朝新しい顔を見せてくれている。この変化が私の糧だ。』

平日は2日に1回のペースで洗濯と買い物をし、その隔日に掃除や片付けをする。在宅研修の日々に慣れてしまい生まれた私のルーティンです。この日常になりつつある非日常に慣れてしまいました。

『世界のどこかで、東京のどこかで感染者が増えていく。そしてどこかの誰かが亡くなっていく。私はいつもそれを数字で知る。どこかの誰かの生きた証は「1」という数字で語られる。それはとてつもなく不気味でとてつもなく悲しい。』

先週までは憂鬱で課題にも気が進まなかったのですが、今週からは時間がある今だからこそ何かしようと前向きに色んなことをやろうと思います。その1つとして今回の記事を書いています。ブログという発信する手段を上手く利用して、何か始めようかないう気分です。

『連日誰かが誰かに文句を言っている。私はこの窮屈さに我慢出来なくなった人たちに同情する。文句を言えばその時は済むのだろうけど、後に残る虚無は何よりも苦しい。』

まだ机上の空論に過ぎませんが、読んだ小説のレビューなんてものを始めてみようかなと考えています。オーストラリアでワーキングホリデーしていた人間が書く小説のレビュー、読んでみたくありませんか?(ありませんか?)

『明日雨が止んで太陽が顔を覗かせていたら買い物に行こう。外の空気をたくさん吸って、すれ違う人々に心の中で挨拶をしよう。「おはようございます。大変な日々が続きますけど、頑張りましょうね。」

それでは!

ここから、ここから的な

2020-03-31 23:11:00 | 日記
ここから始めよう、僕は旅に出よう

これは傑作青春アニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」ED曲『ここから、ここから』のフレーズです。

本日令和2年3月31日は私にとって学生でいられる最後の日になります。そんな社会へと新たな1歩を踏み出す「えりー」が何となく学生である今の内に書き残しておきたいことをつらつらと語るそんな記事です。ちょっと長いので興味のある方だけ読んで下さい。

・想像していた将来は

4月より某映像制作会社に縁があって入社することになった私は元からそういった将来を考えてはいませんでした。地方国立大の教育学部に進学、親族含めた周りからは教員になることを期待されていましたし、私自身も教員になるのだろうと思っていました。

しかし入学してから少しずつ周りとの差を感じていきます。1回生の夏、とある講義から出されたレポート『恩師訪問』、小中高で出会った恩師に話を伺うという内容で、教育学部らしいと言えば教育学部らしいレポートでした。

当時の私はその課題を見て固まります。恩師と呼べるような人間がいない。20歳までずっと未熟で大人が苦手だった私には恩師と呼べるような関係を結べていませんでした。私だけではないと信じたかったのですが、同級生の誰しもがそういった恩師と出会っていたのです。

・どうして教員になりたかったんだろう

塾でお世話になった先生を恩師と仮定して何とかレポートを捏造しましたが、恩師に憧れて教員になる決意をした同級生の話を聞くとどうして私は教員になりたかったんだろうと感じざるを得ませんでした。

そんな私が教員になろうと思った1つのきっかけは人を喜ばせるような仕事がしたいでした。少し勉強が得意だった私は小中の頃、同級生に勉強を教える機会が多く、その頃に感じた喜びが体に残っていたのだと思います。

もう1つのきっかけは良い先生に自分がなるでした。これは恩師と呼べるような教員と出会えなかった私が、私と同じような経験を今の子供たちにさせたくないと思い、自らが良い先生になってやろうという変わった決意でした。今考えると思春期らしい身勝手な決意ですね。

・果たしてそれで幸せなの?

自分と同じような経験をさせたくない為に教員になる。言葉にするととても美しい響きがありますが、その「自分と同じような経験をさせたくない」ことこそ利己的で自己中心的ではありませんか?そしてそんな過去に縛られ続けて教員をすることが果たして私とっての幸せになるのでしょうか?

学校にコンプレックスがあるからこそ教員になろうとした。そんな負の過去を背負って教員になるほど私は教員になりたくありません。少しずつ大人になるにつれて自分を客観視出来るようになって初めて気付きました。

・何かを変えたくて

ルーティン化して味気ない日々、部活で溜まりに溜まった鬱憤。何かを変えたくて、私の将来に繋がる何かを求めて、休部して休学してオーストラリアのワーキングホリデー生活を始めました。

独りでいる時間が増えて物事を俯瞰で見るようになり、誰かに会いたくてイベントに積極的に足を運ぶようになり、現地で出会った人(6割日本人)とホームパーティーをしたり、どこかへ旅に出かけたりと人見知りをしないオープンな性格になってしまいました。そうは言っても根は陰キャラなんですけどね。

そして帰国します。渡豪前よりもずっともっと好きになった日本に。復学して復部して嫌だったはずの型にはまった生活を取り戻します。不思議ですよね、あんなに嫌で飽き飽きしたルーティンを自ら取り戻したのですから。

・導き出した現在地

2018年12月頃、将来像について発表する講義がありました。自分の好きが誰かの好きを支えになる。その時に私はそのように発言したのを覚えています。自分の好きで誰かを喜ばせる。それってとっても素晴らしいじゃないですか(自画自賛)

後はそれをどこで何で叶えるか。私はそれを東京で映像で叶えることに決めました。そこに辿り着くまでも紆余曲折ありましたが、詳しくは過去記事をあるのでここでは述べません。いつか私たちが作った映像は国を海を越えて世界に届き、人種も言葉も違う誰かのちょっとした喜びに繋がっていくと信じています。そしてそれを私はずっと見続けていたい。

ここから始めよう、僕は旅に出よう

思い立ったが吉日、過去のあれこれに縛られずにやりたいと思ったら始めよう。どこに辿り着いてどんな景色が見られるのかわからないけど、とにかく飛び出してみよう。そんな人生を明日から始めていこう。

これにて学生でのブログ投稿は最終回になります。とは言っても明日からは社会人「えりー」による新しいブログに生まれ変わるだけなのでまだまだ続きます!

社会で活躍されている皆様、こんな変わり者ですがよろしくお願いします。

P.S.明日から在宅研修です。
それでは!

人生はプラマイゼロ的な

2020-02-29 23:11:11 | 日記
こんにちは!「えりー」です!ようやく大学を卒業することが出来そうです。1年間の休学を含めた5年間はやはり長かった。メルボルンで過ごした日々が遠い昔のように感じられますが、そこまでいい思い出が無いので戻りたいとは思いません。

今回のタイトルですが、「人生はプラマイゼロ」というのはいわゆる比喩(メタファー)で「人生」という理解の難しいものを「プラマイゼロ」という言葉で説明しようとしているのです。と言っても「プラマイゼロ」という言葉に馴染み無いかもしれないので始めに定義しておきます。

・プラマイゼロ(<プラスマイナスゼロの略語)
A ある数値が加算と減算を繰り返された結果、あるいは加算も減算もされなかった結果、ゼロになる意味する語。(出典:Weblio辞典)
B 良いことがあってもその後悪いことが起きる、もしくは良いことが起きる以前に悪いことが起きているので結果的総合的に得も損もしていないということ。(出典:えりー)

 私はBの定義の正しさを今この瞬間このうるう年の2月29日に深く深くふかあああああく感じています。というよりも感じざるを得ないです。何が言いたいんだ?と思いますよね。ややこしい入り方をしてしまいました。私が何を言いたいのかと言いますと、コロナウイルスのお陰で3月の予定が滅茶苦茶になりました。

『特別コーナー』
武漢が憎い!WHOは誰?コロナウイルスのせいでこうなった!

その① Jリーグが延期!
 世界最高級に順位や勝敗の予想の難易度が高いプロサッカーリーグが残念ながら数試合延期になりました。その内の1試合は私が東京に引越しする前に現地に行ける最後のガンバ大阪のホーム戦が含まれていたのです。就職すればホーム戦に行くためだけに東京大阪間の往復が必要になります。そんなかけがえのない最後の機会が奪われました。
その② 就職先のイベントが中止!
 以前ブログ内にて紹介しましたが、私はこの上なく運が良いみたいで、第1志望にしていた企業から内定を頂きました。それ故に会社のイベントは毎回毎回楽しみにしており、今回もそれを3月の主要イベントとして予定に書き込んでいたのですが中止になりました。入社前最後の大きなイベントだっただけにショックですし、予定されていた新入社員紹介はどうするのか不安になります。
その③ 卒業海外旅行中止!
 不安定な情勢や実質的な入国禁止によって大学生らしい貧乏東南アジア・インド旅行が中止になりました。それだけでも残念で仕方ないのですが、購入済の旅券たちが返金されるのか大変に怪しく、5万から7万程度の大金を失う可能性があります。時給1000円で換算すると50時間以上、2日タダ働きしても足りない分の大金を予想外のパンデミックで失うことになりそうです。またこの旅行を目標に1月、2月はとてもアルバイトを頑張りました。時には朝から夕方まで働いた後に、夕方から夜まで別の所で働くという荒業を成し遂げました。自分へのご褒美をひたすらに我慢し続け、とてもとても頑張ったのです。ああ、とてもツラくなってきた。もうこの話はやめよう。

 他にもいくつかの個人的な予定が水の泡と化して、突然生まれた心とカレンダーの空白を無理やりアルバイトで埋めるような労働意欲が枯れてしまった私にはもはやこのうるう年2月29日までも憎い。そんなプレミア感皆無の24時間を使って久し振りに記事を更新するのです(えらい)

 とは言ってもこの1年間は「自転車運転中に急に開いた路上停車中の車のドアにぶつかって負傷」「前期リーグ戦初得点後負傷交代」「内々定者交流会直前に手足口病を患う」程度(程度?)しか悪いことが無く、それ以上に語り尽くせないほどの良いことがあったので、ここに来て「人生はプラマイゼロ」が機能したのではないか。と考えているのです。

 良いことがあれば悪いこともある。裏を返せば悪いことがあれば良いこともある。どちらが先になるのかは分かりませんが、どちらが先に起きようともポジティブに過ごしていたいものです。

 最後に私同様に突然予定が空いてしまったそこのアナタ。そうアナタです。どうせ時間はたっぷりありますから、暇つぶしに私のブログでも読んでみてはいかがですか?
 それでは!

キャッシュレスショック再び!的な

2020-01-27 00:00:00 | 日記
こんにちは、お久しぶりですね。「えりー」です。2020年もマイペースに投稿していきたいと思います。今年の抱負を言います。4月からはピカピカの社会人1年生になるので、友達を100人作ってみんなで富士山でおにぎりを食べたいです(私はパン派です)

「再び!」と言う訳ですから1回目のキャッシュレスショックがありました。お暇な方はそちらもご覧に頂けると楽しいかもしれません。(キャッシュレスショック的な

最近の私はひたすらにアルバイトをしています。何故かと言いますと部活も卒論も終わった大学生は本当にすることがないからです。これまでの私の生活を占めていたものが消えで、何をすればいいのかわからない時間だけが増えてしまったのです。その時間をアルバイトに捧げることにしました。社会人に向けての資金集めだと思えば頑張れるものです。毎日のように働いているせいか5時間のシフトが短時間に思えて来たほどです。

そんな日々を過ごす私にもさすがにお休みは欲しいわけで、健康で文化的な最低限度の生活をするためにはやはりお休みは欠かせないわけで。意図して作った4連勤と8連勤のインターバル的な休日に私は京都へ行きました(そうだ京都へ行こう)

最寄り駅から堺筋線に揺られて淡路駅で特急京都河原町駅行きに乗り換えてまたゆらゆら。車窓から見える景色を眺め、持ってきた文庫本を読んでは到着までの時間を悠々自適に過ごしていた時にふと気付きます。

「財布忘れた」

家を出てもう1時間は経とうとしている頃に気付いてしまいました。大阪と京都の県境(府境?)を過ぎようとしている頃に気付いてしまいました。なんと遠出をするのに財布を忘れてきてしまったのです。読んでいた文庫本の文章がまともに読めなくなり、車窓から外を見ては大阪から離れていく景色を見てげんなり。意気消沈とはまさにこのことです。

家を出る前の私は持ち物リストを脳内で作ってその通りに準備していたのです。「スマホ」よし!「メガネ」よし!「文庫本」よし!「交通系ICカード」よし!「天気」くもり!この時の私は「財布」が無いことに何ひとつ違和感を抱かなかったのです。

どうして家を出る前に気付かなかったのか。またどうして電車内で気付いたのか。前者から解説しましょう。ひとつ目の答えは最近の私の生活に関係しています。最近の私は基本的に「交通系ICカード」で会計を済ましていました。全く現金を使わなかったわけではありませんが、全く現金を持たないで外出することはよくあったのです。それ故に何の違和感も抱かなかったのです。ではふたつ目に移りましょう。今回京都に行く最大の目的は「清水寺」に行くことでした。私はふとその「清水寺」までの経路を確認しようとあれこれ調べた時に「拝観料」という言葉を思い出しました。そしてそこから「財布」を連想しました。あゝ無情。もっと早く気付きたかった。何で誰も言ってくれなかったのだろう。

文字通りキャッシュレスの私は京都河原町駅を出てから清水寺を目標に祇園方面に向かい、「現金がないから」買えないご当地グルメの匂いにそそられながら、「現金がないから」買えないお土産を珍しげに眺めては、「現金がないから」拝観出来ない「清水寺」まで向かったのです。帰り道の昼食には京都に来たのでにしんそば!と考えていたのですが、「現金がないから」松屋で牛丼です。河原町周辺でお買い物!と考えていましたが「現金がないから」帰ることにしました。「現金がないから」何をしようにも「現金がないから」出来ないのです。

進み過ぎたキャッシュレスはかえって不自由になるとよくわかりました。こうして私のかけがえのない4連勤と8連勤のインターバル的な休日は悶々としたまま終えるのでした。

それでは!

オーマイガー!とお前か!は似ている的な

2019-12-04 00:00:00 | 日記
「ンディーデ!」

予め断っておきます。この奇怪なフレーズは世界改変魔法のような摩訶不思議なものではなく、コンビニエンスストアでアルバイトをする私が良く耳にするフレーズの1つです。もちろん昨日の出勤でもこのフレーズを言われました。そろそろ本当に勘弁して欲しいです。別にこのフレーズを言われたからと言って魔力が奪われたりする訳ではありませんが、毎回「どっちやねん」と心の中で唱える必要があり、それはそれで気力を削がれるのです。

ところで「オーマイガー!」「お前か!」は似ていませんか。

急に話を変えるな!と憤りたくなる気持ちもわかりますが、ここはとりあえず声に出して読んでみて下さい。「オーマイガー!」「お前か!」「オーマイガー!」「お前か!」ご協力ありがとうございます。ね、似てるでしょ?(何が「ね、似てるでしょ?」やねん)ではそろそろ本題に入りましょう。

「Edyで!」「iDで!」は似ていませんか。

つまり「ンディーデ!」とは「Edyで!」と「iDで!」のどちらにもとれるような言い方をお客様がのたまった際に聞こえる音を文字に起こしたものです。お客様が「ンディーデ!」と発せられた場合、コンビニエンスストアでのアルバイト歴が3年くらいある私はお客の手元を確認します。そこには大概「Edy」か「iD」のカードが握られているので、そこから決済方法を察します(えらい)しかし携帯に登録していて、定期入れのようなモノに入っていて「見えない」場合があります。その場合は50%の確率に賭けて「Edyですか?」もしくは「iDですか?」と聞き返します。時より客にムッとされますが、聞き間違いからトラブルが起こるよりは平和的で確実なので心を菩薩にして受け流します(えらい)

それで万事滞りなく行けばこんな記事なんて必要ないのですが、これまた時より私の聞き返した「Edyですか?」と「iDですか?」が「ンディーデスカ?」と相手には聞こえるようで、「いや、ンディー!」と返され、「ンディーですね」ともう諦め半分に50%の確率に賭けてレジのパネル上の「Edy」の決済ボタンをタッチするも実は「iD」で決済失敗みたいなことが稀にあります(ムカつく)



「3点で〇〇〇円です」

そう言って私は丁寧丁寧丁寧に商品を袋に詰め込む。目の前の客はレジ前に備え付けてある電子マネー読み取り機にスマホをかざしながら当然とした態度でこう言った。

「ンディーデ!」

来た!下級決済魔法「ンディーデ」だ!私はこれまでの闘いの経験からすぐさま客の手元を確認する。なッ!カードじゃないッ!スマホだッ!どっちやねん。しかしまだ慌てる程のことではない。私はカウンター確認魔法を唱えることを決心する。確率は半々、今の私なら当たるはずだッ!

「ンディーデスカ?」

目の前の客が訝し気な表情をしていることが一瞬で察せられた。カウンター確認魔法失敗!50%の賭けに失敗するとはツキがない!客がまさか私の言った「iDですか?」を正しく聞き取れなかったとはつゆも知らず、私は「ンディーですね」と今の発言は無かったかのようにレジの決済ボタンをタッチする。

決済完了のメロディがレジから流れ私は安堵する。流水のごとく事を成したことに少しばかり興奮する。しかし!目の前の客はまだ訝し気な表情をしている!なぜ!と私も困り顔で応戦する。

「いや、dポイントで払いたかったんやけど」

うわああああああああああああああああああ!

嘘のような実話でした。
それでは!

私と軽音部とおでん的な

2019-11-02 00:00:00 | 日記
「ヘタだけど」

冷たい風がそよぐ構内の中庭で軽音部の演奏を聴きながら私はおでんを食べている。今日は全国的に大学祭というイベントが開催される日で、私の通う大学も規模は小さいもののそこそこの盛り上がりを見せている。

「何かいいな」

そうは言ってもキラキラとしたキャンパスライフを描けそうにない地味なこの大学にわざわざやって来るキラキラ高校生はほとんどおらず、連携している小中学校の児童生徒と地域の方が多くを占めており、こじんまりとした地域のお祭りのような雰囲気が漂っているのが否めない。

それはどこもかしこも同じで、軽音部の演奏も前列は部員が立ったままの状態で占めており、後列に並べられたパイプ椅子は閑散としていて、椅子たちに向かって演奏をしているのではないかと感じるほど。そんな中で私はその中庭の端にある区切りのない出っ張りに腰かけておでんを食べている。申し訳程度に木の板で覆われた出っ張りは座るとひんやりしたが、時間が経つと気にならなくなった。

そうそうどうしておでんを食べているのかと言うと、私の後輩が所属する学科がおでんを出していて、それを買うことを以前から約束していたからだ。私の義理堅さがここに現れているので少しだけ尊敬して欲しい。そして後輩からおでんを買った私はどこで食べるのか悩んだ挙句、その後輩を連れて軽音部の演奏が開催されている中庭でおでんを食べている。私の後輩は優しいのでこの奇特な提案に快く承諾してくれた。とてもやさしい。

ちなみに軽音部の演奏を聴きながらおでんを食べることを選んだのはたまたまと言えばたまたまで、何となくと言えば何となくであるが、卒業論文を進めるために講義棟のコンピューター室を訪れたのが起因していると言えばそうなのである。

実は来週に卒業論文の研究内容とその進捗状況を発表する中間発表という卒業に関わる重大な発表が予定されており、発表用の原稿も仕上がっていない私は元々学祭に来るべきではなかった。なのに来た。家に居たらダメになりそうだったので許して欲しい。

学祭の日に大学で卒論を進める学生は私ぐらいなのか、訪れた講義棟のコンピューター室は無人の全40台程度のパソコンが貸し切り状態だった。図書館の方に行くか少し逡巡したが、独りの方が周りを気にしなくていいのでこのがらんとした空間を縦横無尽、傍若無人に利用した。その時に中庭の方から軽音部の演奏が耳に入ったのである。

後輩イチオシの大根はよく出汁が染みていて、ひと口齧るとどこか懐かしい味がした。実家で食べるおでんのあの味。コンビニおでんとは違う暖かさを感じた。懐かしい。最近はこの感覚を味わうことが何故か多いような気がする。通学中の窓外の景色、夕暮れ時の冷えた空気、このおでんの味、軽音部のヘタな演奏。

かつては私もあそこに立って歌って楽器を弾いていた。高校1年生の頃の私。ヘタクソなりに頑張った。それがもう6~7年前のことだと気付く。愕然。あの頃の私は今の私を想像していただろうか。このおでんを齧りながら演奏を聴く私を。ふとそんな思いに駆られた。懐かしさは今の私と過去の私を結びつける。そして時の速さ、残酷さを私に実感させてくれる。

ここまで話を進めているが、本来ブログの更新などしている場合ではないのである。中間発表に間に合わす気があるのか。卒論から逃げるな。勝手に感傷に浸るな。おでん美味しかった。またベース弾きてえなあ。学祭行って良かった。

そう言えば私の「内定式」は人事の方から「社外秘」と言われたので、記事に出来ませんでした。
それでは!

お盆休みは手足口病と共に的な④

2019-09-09 00:00:00 | 日記
9月になったと言うのにここ数日暑過ぎませんか!9月になった瞬間30°を越える気温はご法度だって毎年のように言っているじゃあありませんか!あれだけ7月8月と好き勝手に照らしておいてそれでもなお照らすのを辞めないのですか!おまけに台風という自然災害まで!地球さん!もっと生物にフレンドリーになって下さい!私たちは共存関係にあるのですよ!

日中の気温が高過ぎるという理由で部活の練習時間が1時間前倒しになり朝6:30に起床する日々を送っている「えりー」です。とても地球に対して憤っています。

かけがえのない「お盆休み」中に「生き地獄」と名高い「手足口病」を患うも強い強い超強い信念で乗り切ろうとした「お盆休みは手足口病と共に」シリーズ最終回です。以下も合わせて是非ご覧下さいな。
第1回:「お盆休みは手足口病と共に①
第2回:「お盆休みは手足口病と共に②
第3回:「お盆休みは手足口病と共に③

⑦ 6日目(土)

私を含む宿泊希望の遠方者は折角の東京遠征という事もあり、皆一様に計画を練っていたようで、私たちは泊まったビジネスホテル最寄りの駅で解散しました。ここからは個人行動、私は日本最大級の同人イベントに参加しに行きます。そうです。あの「コミケ」というやつです。どの線のどの電車に乗ればいいのか慣れない足取りで、駅構内をキョロキョロと田舎者丸出しの私は手足と口腔内の痛みと違和感と共に人生初の「コミケ」というやつがやっている東京ビッグサイトの方へ向かいます。

正直「ただ行く」のが目的で、企業ブースのあの作品のグッズが欲しいとか、あのサークルのあの新刊が欲しいというようなことは全く頭の中に無く、ただ行ってその様子を体感するという珍しい動機での参加です。なので後にとても後悔しました。


これに近づいていく言葉にし難い高揚感というか、ワクワク感みたいなものは確かにありました。ああ!これが「コミケ」っていうヤツなのか!ああ!私はまたひとつ経験してしまった!

ひとつめの後悔:めっちゃ歩いた
手足口病なのにめっちゃ歩きました。歩くたびに少し痛いのに。おまけに当日は大変良い天気でじっとりとした汗を沢山々々かきました。病人が行くべき所ではないです。想像以上に広大なイベントでした。何でこんな所で必死に歩いているのだろうと頭の中でずうっと考えていた程です。企業ブースと同人ブースの会場が離れているのが今回の特徴と聞いていたのである程度覚悟していたのですが想像以上に歩きました。歩くたびに少し痛いのに。

ふたつめの後悔:人!人!人!
私の嫌いなものは「満員電車」です。全くの他人と狭い所でギュウギュウに押し合いへし合いストレスというストレスを物理的にも精神的にもぶつけ合うあの環境が堪らなく嫌いなのです。「コミケ」は「満員電車」程ではありませんが、会場内どこに行っても人!人!人!病人が行くべき所ではないです。そしてそれぞれが嬉々として目を輝かせ戦利品をぶら下げて満足気にしたりしなかったりで、「ただ行く」のが目的だった私に確かな違和感を抱かせてくれました。それは手足口病から来る口腔内の違和感とは180度ぐらい異なるものでした。

みっつめの後悔:色々とナメていた
もし私のように1度でいいから「コミケ」というものに参加してみたいと思っている方が居たら強く言っておきます。マジでやめておけ。会場は広くてやたら歩くし、どこに行っても人は多いし、何だかよくわからないモノ(失礼)に沢山の人が集まっています。私は何故ここに居るのだ?という疎外感から来る疑問が全身を駆け巡り、精神的にも肉体的にも大変疲れます。そもそもこういったイベントはそのイベントで欲しいモノがあるから参加するのであって、人生経験や人間観察といった間違った動機で参加するものではありません。

後悔しかしていませんが人が自分の好きなものに一心になる様子を見るのは大変気持ちのいいことです。普段の生活では抑圧されていたものが一気に爆発するような、そんな開放感が至る所で感じとることが出来たので良かったです。まあ私はもう2度と行かない気がするのですが

ちょっとした非日常から離れて東京駅に向かい、我らのホーム、大阪へと帰阪します。お盆休み昼過ぎの東海道新幹線下り方面は大変な人混みで、朝から人!人!人!で疲れ切った私に待ち受けていたのはまたしても人!人!人!でした。勘弁してくれ。御社が出してくれた交通費と言えども、新幹線で「立つ」なんて嫌すぎる。私は手足口病だぞ!病人に座らせろ!なんてこと考えていると出発待ちの名古屋行き「こだま」が目に入ります。「のぞみ」に“のぞみ”は無くとも「こだま」なら“ひびく”のでは?(ここ賛否両論)と予感します

何となく“これだ!”と思い駆け込むとまるで予め私の為に用意されていたと言わんばかりの空席がそこにはありました。おまけに窓から差し込む日に照らされ輝いていました。おお神よ。神は我を見捨てなかった。隣に座っていたおじさんに「ここ空いていますか?」とひと声かけて許可を頂き、神々しい空席に腰を下ろします。名古屋が終点?そんなことはどうでもよく、とにかく座ることが出来たという喜びが全身を突き抜けていきます。手足口病と共に過ごしや東京遠征。今感じるこの確かなじんわりとした痛みがこの行動がどれほど無茶で苦茶なものであったのか私に教えてくれました

もう2度と「手足口病」に罹るのは御免です。それにしても患うタイミングといい本当にツイていない私の「お盆休み」でしたが、強い強い超強い信念のお陰で今夏最大のイベントであった「内々定者懇親会」に参加することが出来ました。そして現在、そのイベントで知り合った関西在住の同期と仲良くなってご飯に行ったりしています。「内々定者懇親会」は単なる顔合わせの機会に過ぎないと言えばそうですが、そのたった数時間の出会いが後に影響を及ぼすことは必至です。是非参加しましょう。例えあなたが「手足口病」という絶望を背負っているとしても(※無理のないように)

それでは!

お盆休みは手足口病と共に的な③

2019-09-02 00:00:00 | 日記
世間で言う夏休みが終わろうとしていますね。…山積みになった夏休みの宿題、あれほど「この夏休みは計画的に進めるぞ」って過去の失敗から学んだ教訓を生かそうと意気込んでいたのに、初日に作り上げたチェックリストは真っ白。夏休み中どう過ごしていくのかの行動計画もお盆を前にして頓挫。どこにしまったのかも忘れて。だいたい先生もこんな嘘八百の計画なんて読んでどうするんだろう、なんて宿題をやらない理由を他に探す努力なんか始めちゃって。そんな夏休みから何年経ったのだろう……。

後期授業開始日は10月です。なので私の夏休みはまだ1か月あります。ぼちぼち卒論に本腰を入れていきたい「えりー」です。最近天気が変ですね。

今回は「お盆休みは手足口病と共に的な」シリーズ第3回です。ここでバックナンバーを以下に置いておく優しさを見せておきます。
第1回:お盆休みは手足口病と共に的な①
第2回:お盆休みは手足口病と共に的な②

⑤ 5日目(金)

人間というものは不思議なことにどれだけ手足が痒かろうが、喉に不快感があろうが、明日のことを考えて頭が冴えていようが睡魔には勝てないようで、絶望の中にあっても私は寝てしまっていたようです。

そしてそのことを気づかせてくれるように本当に寝ていたのかどうかわからないほどの気怠さを感じながら早朝に目を覚ましました。待ち焦がれていた内々定者懇親会当日。令和元年最低のコンディションで迎えます。

もし医者が横にいたとするならば「絶対安静」の4字熟語を目力で伝えてきそうなほどの元気の無い私でしたが、昨晩準備した旅行用のカバンを見ると「行くしかない」と覚悟を決めました。何事もやり遂げてやるという強い強い超強い気持ちがあれば何とかなるのです。この気怠さも東海道新幹線内で寝て吹き飛ばしてしまえばいい(座れなかったらどうするのだ)今思い返せばこの時の私は「もうどうにでもなれ」という超投げやり状態でした。そのやりは空中で見事な弧を描いては私に突き刺さるのです(ぐさり。)しかしそれでもよかったのでしょう。つまりは自暴自棄です。

手足口病の調子が昨日と変わらず、歩くたびに足の裏から悲鳴が、何かを握る度に手のひらから悲鳴が、飲食する度に喉に違和感が、湿疹は顔にも現れて唇の周りと耳たぶに。もはやその満身創痍はゾンビそのもの。前述した強い強い超強い気持ちが動力の肉塊と化した私はひたすらに東京を目指しました。

結果的には本社まで行くことが出来ました。これも強い強い超強い気持ちのお陰です。もうここまで来ることが出来ればあとは流れに身を任せるのみ。痒みも痛みも不快感も全て「楽しみ」という名の溢れんばかりのアドレナリンが抑制してくる気がするのです(気がするだけ)

⑥ 内々定者懇親会

具体的な内容は伏せますが、最初に本社に集合して諸連絡を受けた後にグループに分かれて軽い自己紹介。そして本社から移動してとある施設でグループ内活動。その活動後はとある会場にて食事会をしました(この文面では本当に行ったのか不明)

他の内々定者は意外にも英語を使わない仕事なのに英語が得意な学生(私も含めて)が多く、何だかんだ英語力の需要の高さを体感しました。また中国出身の学生も居て、中国も視野に入れて事業を展開しようとするような姿勢が見受けられました。潰しが効くというのはあんまりいい響きがしませんが、芸達者な方(私も含めて)がやはり採用する側からは魅力的なんでしょうね。

つまりこれを読んでいる大学生のキミ、そう目の前のキミ!業種によっては意欲のある中国人学生も求職してくるぞ!英語が必要なさそうな業種でも英語が出来るやつが求職するぞ!つまりは言語に限らず何かしら武器を持った方がいいぞ!(割と本気で言っています)

話を東京に戻して、美味しそうな料理に舌鼓を打てない苦しみを味わった(何て上手い表現だろう!)私は風邪気味という免罪符をかざしてほとんど話すこと無く食事会を終えました。帰り際には御社からノベルティを頂き、御社が私たちに期待するものの大きさを間接的に感じます(これは辞められない)先日から共にした痒み痛み違和感にも慣れ、宿泊希望の遠方者で呑みに行くという機会に参加するという余裕が出来ました。

相変わらず口数の少ない私でしたが、参加者の中で聞いてもないようなことを話し続ける夜に鳴くセミのような奴が居たので場は持ちました(散々な言いようですが、その彼のことは割と気に入っています)初対面で気を張り続けたせいか全員飲み屋をはしごすることなく宿泊先に戻り各々の部屋で眠ることに。10時間ほどぶりに独りになった瞬間疲れがドバーッと全身を襲いました。その最たるものは足裏に現れて、温水シャワーを浴びた瞬間痛みを越えた痺れを感じ思わず笑いました(アッハッハッハ)強い強い超強い気持ちは所詮精神論で、身体は確実にダメージを蓄積しているのです(痛いやッはっハッハ)

⑦ 6日目(土)

翌日目が覚めてもぼんやりとしており、なるほど昨日の疲れはそう簡単には取れないものかと思い2度寝します。朝食のサービスが受けられる期限の30分前に目を覚まして急いで準備を始めました。相変わらず手足の湿疹は俺を忘れるなよと各々が勝手に主張し、喉の違和感は昔からそこにあったかのような存在感を発揮していましたが、もう関係ありません。本日も身体に気を遣いながら強い強い超強い気持ちで予定をこなしていくのみです。そう、満を持してあのイベントに参加するのです。

次回は最終回です(まだ続くの?)
それでは!