豪州帰りの「えりー」日記

メルボルンでの学生ワーホリ経験をシニカルに慎ましくご紹介。その経験を映像業界で活かしたり殺したりな趣味ブログ。

メルボルン名物!?ホワイトナイト的な

2018-02-22 23:11:11 | 日記
現地の人と会話しているとよく「メルボルンと日本どっちが好き?」と聞かれます。もちろん私は正直者なので「日本」と即答します。言いたいことが微妙に伝わらない環境の方がいいなんてことはありませんよね。

まさにPOISONです(多分使い方間違ってる)元ネタがよくわかりませんという訳で言いたいことも言えるように友人と小さな日本人コミュニティを作りました。ワーホリや留学で現地にいる若い日本人で集まって語ろうという趣旨のコミュニティです。

が、全然集まってくれず結局おじゃんになりました(かなしい)日本人はどこまでも内向的臆病ですね(ざんねん)

現地の人はフレンドリーなので色んなコミュニティにいつも集まっています。私もたまにそういったところへ足を運んでいきます。そして行くたびに「メルボルンと日本どっちが好き?」と聞かれます。

当然のことながら私は正直者なので「日本」と即答します。

最近毎日積極的にお肉を食べるようになりました。増量計画実施中の「えりー」です。今回は2月17日7pm~18日7amに市内にて行われた「ホワイトナイト」についての記事です!

① ホワイトナイトって何?

市内あちこちにて催し物やプロジェクションマッピングで夜を彩る意図がよくわかないイベントです(すごくきれい)

このイベントのために昼間より市内の中心部に交通規制をかけ、わざわざ歩行者天国にします。日本代表がワールドカップ進出決定した時の渋谷駅前スクランブル交差点やハロウィーンイベント中の都内と同等ぐらいの数の人が市内中を闊歩します。


ホワイトナイト中の渋谷駅前スクランブル交差点フリンダース駅前交差点です。多民族多言語の渦の中に巻き込まれてものすごく疲れました。まさに「人酔い」とはこのことです。みんな何言ってるのかわからなくて笑えます。

② 実際に行ってきた

以下は現地からの写真になります!

フリンダース駅前の広場にて。一定のタイミングで流れる鐘の音に合わせて綱を交互にひっぱっていました。意図がわかりません

「カーン、カーン」「ギュッ、ギュッ」という具合です。観客の皆さんは何を期待しているのでしょう。動画を撮っている方もいました。何かの儀式なんでしょうか?


コリンズ通りにて。出っ張った屋根の上で艶めかしいダンスを披露しています。ドラァグクイーンらしいです。言いにくいですね。

他の場所でも同様にドラァグクイーンが踊っていましたが、高校生の文化祭みたいでした。見ていてとても面白かったです。


Federation Square前の建物です。(曖昧)友人がインスタ映え!とテンション高めでしたね。絶妙に撮影に邪魔な位置に救急車がありました。海外のそういうところキライです。


これは見事なTown Hallのプロジェクションマッピングです。思わず見とれてしまいました。ホールの二階から歌手?が歌を披露してましたが、周りがうるさいので聞き入る隙間はありませんでした。

写真はまだまだあるのですが、これはもう現地で見てもらった方がいいと思ったのでここまでにします!(めんどくさかったわけではない)

③ 行ってみた感想

ぶっちゃけ翌日の朝7時までする必要があるかと問われれば、必要ないと答えます。私は個人的な用事があったため、午前1時過ぎには失礼しました。

ただその時に友人から聞いた「こういうイベントの翌日の道にはよくお金が落ちている」という噂ですが、本当に翌朝落ちてました(2ドル硬貨獲得)

ちなみに2ドルあれば…
・コンビニでコーヒーが2杯飲めます。(これはプチ贅沢)
・ペプシや牛乳を2リットル買うことが出来ます。
・ジャガイモなら1.3キロ程度買うことが出来ます。
・食パンならなんと2斤も買うことが出来ます。

話がそれました。

終わった後でも意図がよくわからなかったとしか思えなかったイベントですが非現実な空間を味わうことが出来てとても楽しかったです。教会前でもらったポケット聖書は誰かのお土産にします(アーメン)

それでは!

初カジノでビギナーズラック的な

2018-02-14 23:11:11 | 日記
先日とある日本人女性からボロボロの自転車を70$で購入しました。写真で見た感じ悪くなかったのですが実際に見せてもらうと、

ブレーキパットがスカスカ
後輪のタイヤがクラッキング
スポークゆるゆるで走行中左右にぶれる前輪

まごうことなき廃車です。わざわざトラムで40分かけて見せられたのが廃車でした。しかしこんな廃車を70$で他人に売りつけてしまう心意気に惹かれてしまい購入しました

お人好しでしょうか?いいえ、ただのバカです。何週間もってくれるのか楽しみです。お久しぶりです、「えりー」です。今回はインド人と一緒にカジノに行ってルーレットして来た話を!


① カジノ!?

そうです、あのドラクエの世界でしか見たことのないあの欲に満たされた空間です。到着してすぐの頃に一人で行ったことがありますが、何か場違いな気がしてぐるりと一周して帰りました(へたれ)

事のきっかけは急に「カジノ行かない?」誘ってくれたインド人のサムくんです。「勝ったらタダでビールおごるよ!」ってことでホイホイついていきました。ビールはあまり好きではないです

カジノはCrownというゴージャスな雰囲気漂う複合商業施設の中にあり、場所はFrinders Street Stationの裏側の川を越えたところにあります。


訪れた時は中国の暦における旧正月を祝うゴージャスな飾りがありましたサムくん曰く、年中24時間無休みたいです。もちろんのことながら未成年は入場できません、パスポートもしくはIDカード必須です。

② ルーレット!!

ルーレットとは「数字がいっぱい並んだ円形の台に球を転がすヤツ」です(語彙力)以下は見本として見せてもらったサム君のプレイをお届けします。

サムくんはカジノにつくやいなや手持ちの100$を25$チップ4枚に替えました(大胆!)そしてプレイする台を見定めて、1~1213~24にそれぞれ25$ずつ計50$ベット。

私 「これ大丈夫?」
サム「ルーレットの球が25~36に落ちたら50$の負けだね」
私 「マジ!?で、当たったらどのくらい儲かるの?」
サム「3倍で75$50$ベットしたから25$の勝ち

チーン!(ベット終了の合図)

カラカラカラカラカラカラ…コッ…!

サム「よし!…勝った!」
私 「おお!」(自分の金じゃないのに緊張した…)

まさにギャンブラー…ちなみにサム君はこの方法で本日7連勝です。ビールご馳走様でした。豪運を見せるサム君ですが、カジノは月1しか来ないみたいです。

そんなサム君は日本語で「欲望は、よくない」と言ってくれました(深い)

③ という訳でやってみる

サム「やってみる?」
私 「やろうかな…でもキャッシュないや」

するとサム君が25$のチップを私にくれました。

私 「いいの?」
サム「勝ってるからいいよ!」

そうです、初カジノは人のお金で遊びました(負けてもいい??)

サム「そのチップは額が大きいから、2.5$チップ10枚にするといいよ」
私 「なるほど」

チップにも種類があり、額によっては遊べる台が制限されることがあるみたいです。2.5$チップで遊べる台へ、人のお金と思うとそんなに緊張しませんでした(問題発言)サム君メソッドを早速試してみます。確率はおおよそ66%ぐらいで勝ちです。

2連続で負けました

やはりギャンブルには向いてないなと確認しつつ何となく35番に1枚ベット…

私 (他のテーブルをよそ見…)
サム「(肩を叩きながら)おい、見ろ!!」
私 「!!!?」

なんと球が35番に!ドンピシャです!


ディーラーさんが35番に透明な棒をポンと置いてくれます。

ちなみに数字をドンピシャで当てると35倍です。チップが沢山貰えます。まさに僥倖…僥倖…!!

そして2ゲームほど終えた後、ツキがあると確信した私は30番にベット…
一緒にプレイしていたお姉さん(かわいい)も私のツキに便乗し同様に30番にベット…

チーン!(ベット終了の合図)

カラカラカラカラカラカラ…コッ…!

私 「!!!?」
サム「!!!!」

なんと白い球は30番に!またもやドンピシャ!私とお姉さん(かわいい)の大勝利!テンションがぶち上がり思わずハイタッチ!(かわいい)


ディーラーさんが30番に透明な棒をポンと置いてくれます。

そんなこんなで文字通りビギナーズラックを見せつけた私は何と「貰った25$のチップ」が「200$」に大変身!まさに僥倖…僥倖…!!

④ 最後に

偶然こうなった訳ですので、必ず初心者が勝つ(ビギナーズラック)とは限りません。

もう一度サム君のあの言葉を。

欲望は、よくない

ちなみに儲けたお金はサッカーのスパイクを買うのに使います。
それでは!(次回はホワイトナイトかな?)

UberEATSパートナーになってみた的な

2018-02-09 23:11:11 | 日記
近所の公園の何ともないような木によく人だかりが出来ます。そしてその人だかりは皆嬉々としてその木を見つめています。「木を観る会」という新興宗教でしょうか?はたから見ると非常に不気味です。

本日その人だかりの訳が分かりました。その要因は「ポッサム」です。公園内を歩いているときに見つけました。個人的には「でかいネズミ」という印象です。

人を集められる「でかいネズミ」なんてまるでディ〇ニーミ〇キーみたいですね。久しぶりの更新です。なんとか生きていました、「えりー」です。

今回は「UberEATS」という「フードデリバリー」のお仕事に関してご紹介します。

① UberEATSって何?

まずUberというタクシー会社があるのはご存知でしょうか?日本ではまだまだ馴染みがありませんが、世界中で展開する有名なタクシー会社です。ちなみに私はフィリピン旅行中に利用しました。

そのUberという会社が展開する「フードデリバリーサービス」がUberEATSです。実はすでに東京で展開をスタートしています。某AV男優がTwitterで呟いていましたね。大阪でもマクドナルド限定で展開しているようです。

他のフードデリバリーと比べての特徴としては提携を結んだ有名チェーン店から個人店までの幅広い飲食店に手軽にオーダーすることが出来るという点です。名店の味が手軽に気軽に!という訳ですね(?)

本記事だけやけにアクセス数が多いので写真など増やしよりわかりやすいように書き直しました。ぜひUberEATSライフの手助けになればなればと思います(2018年6月14日現在)

② UberEATSのお仕事とは

①では利用者側からの目線で紹介しましたが、今度は「フードデリバリー」を仕事にするという目線から紹介します。基本的な仕事内容は「お店からの配達依頼」を受け取り、「注文した顧客の元」に届けるというものです。そしてなんとその依頼の受け取りはスマホでのアプリで行います(便利!)

そして肝心の届け方ですが、「」「バイク」「自転車」の3種類から選択できます。「自転車」という選択肢がなんだか斬新で新鮮ですね。

③ どうやって始めるの?

申請自体はオンラインで行うことが出来ます。その際には2種類の自己証明書が必要です。つまりパスポート以外の写真付きIDカードが必要になります。その上英語表記でないものは受け取ってくれないようなので、翻訳サービスに依頼するかどうかして用意してください(Keypassカードはおすすめしません)

申請が通れば直接支店に向かい、でかいカバンを受け取りに行きます。(ランドセル2個分ぐらい)ちなみに仕事内容についての説明は一切してくれませんでした。とりあえずカバンを渡され、グットラックって感じです(やはり杜撰)一応仕事の内容を紹介してくれるムービーがありますが、車でのやり方しかなく、あまり役に立つものではないです。

カバンを背負って帰りましょう。その間はでかいカバンを背負ったやべーやつです。しかしこれから始まるデリーバリーライフに笑みをこぼしてしまう事でしょう(個人差アリ)

④ 仕事の仕方

細部は省いておおまかに説明します。実践に勝るものはありません。まず仕事用のアプリを開きます。すると以下のような画面になるので、右上をタップし、ONLINEにします。


OFFLINEのままだと永遠に依頼が届きません。でかいカバンを背負ったやべーやつのままです。つまりONLINEにするまで仕事は始まらないのです。「いつ」「どこで」「何時間」仕事をするのはあなたの自由なのです(なんてフレキシブル!)

前触れなく配達依頼は急に届きます。30秒ほどすれば消えてしまうので、消える前に「MEALの部分」をタップしましょう。「1min」は自分の現在地から店までの大体の距離になりますが、基本的にガバガバなのであてにしなくていいです。

たまに「13min」などと無茶苦茶な依頼が来ますが、その際は左上の「No Thanks」をタップするといいです。遠すぎます。到着するだけで疲れます。無駄です。

「Meal」をタップするとお店の住所とそこまでの経路を示してくれます。現在では自動的に経路を映してくれますが、これもガバガバです。市内の道に慣れたら自分で最速ルートを進む方がいいです。


交通ルールを順守しながらお店に行きましょう。お店によっては準備が出来ており早く来て欲しいところがあれば、準備が出来ておらず5分以上待たしてくれるところもあります。そこらへんは運です。注文の品を受け取ったら確認ボタン(チェック印)をタップします。このようにお客さんの名前が読めない場合は名前横のオーダー番号を確認すればいいです。

ちなみに何語なんですかねこれ??

すると今度はお客さんの住所とそこまでの経路を示してくれます。お客さんによってはマンションの住所のみ記載している場合があるので、エントランス付近にいなければ思い切って電話しましょう。無事に届けることが出来れば、また配達完了の確認ボタンをタップし、これにて1件の配達が完了になります。

⑤ この仕事稼げるの?

配達依頼が次から次へと来ると1時間で20$以上安定して稼げます。しかし閑古鳥が鳴けば1時間で10$以下なこともあります(つらい)

配達依頼が多いのは11時~14時のランチタイムと18時~21時のディナータイムです。運がいいと一日で140$ぐらい稼げますね(うれしい)まれにチップをくれる人がいます。ほんの少額ですがとても助かります。

頑張れば週に400$~500$稼げます。バイクならもっと稼げるでしょう。正直パートタイムで仕事した方が稼げると思います。ただシフトが無く、勝手気ままにできるのでストレスはたまりにくいです。

ちなみにこの仕事をすると食生活のリズムが見事にずれます。

⑥ やってみた感想

自転車が好きには間違いなく天職です。稼げて、運動出来て、そして観光までもできます。リアルタイムで自分の稼ぎがわかるのでワクワクします。コツコツやっていることが実感できます。


あまりに不吉だったのでスクショしました。もちろんこの時の帰り道は安全運転です。

しかし依頼が来なければやはりでかいカバンを背負ったやべーやつなのです。


それでは!

メルボルン最高!(意味深)的な

2018-02-06 23:11:11 | 日記
先日いつものように自転車を止めているところへ向かうと

前輪が盗まれていました

やられました(窃盗被害メルボルン通算3回目

いや~~「世界一住みやすい都市」とだけありますね~~

いつもはボディと後輪を「地球ロック」し、前輪は部屋へ持ち帰っていたのですが、最近ブレーキパットをきつめに調整したので前輪が外れにくくなり、持ち帰るのをやめていました。誰かが無理やり持って行ったのですね(なぜなのか)

しかし前輪が失われた自転車とはこうも情けない見た目なのですね…(むなしい)

彼とは約2ヵ月お世話になりました。彼でずっと「フードデリバリー」をこなしてました。パンクもしましたし、急に動いた路駐と軽い接触事故も経験しました。後輪がものすごくベントしましたね。

こうなると未だに修理代を振り込んでくれないクリスさんに合わせる顔がありません。

教会が至る所にある割には「罪の意識」が無いんですね。あ、そうか、イエスが罪を全部背負ってくれるのか。

ならイエスに修理代(140$)請求しますね

過ぎたことにあれこれ言っても仕方ありません。次また事故に会ったら仕事中だろうが警察を呼びます。しかしボディと後輪を残されても困ります。

どうせなら前回盗まれたようにチェーンごとちぎって全て持って行って欲しいものです。

前輪を失われた彼をどうすればいいのか非常に困りますし、新しい自転車を買うべきか前輪を買うべきか悩む原因になります。そして余計な出費に苦しみます。

シニカルなタイトルですがメルボルンは住みやすい都市です!

・市内のコンパクト感!
そのコンパクトさは京都を彷彿させます(個人差アリ)囲碁の盤面のようにタテヨコに大通りが通っており、ある程度住んでいれば今どこにいるのかだいたいわかるようになります。シドニーやブリスベンに行ったときにメルボルンの良さがわかりました。なので、旅行、しよう!

・市内はトラムが無料!
定められたゾーンのみですが、かなりの距離を無料で移動することが出来ます。実際多くの人がそのゾーン外でも無賃乗車しているので何とも言えませんがね(杜撰)ちなみにキセルを見張る人がたまにいますので必ずゾーン外での乗車の際は「myki(メルボルンでのICカード)」をタップしてください。

・サッカースタジアムが近い!

こちらはサザンクロス駅から徒歩25分程度で到着する「AAMI Park」です(近い?)個々のほかに「Etihad Stadium」があり、そちらは駅から徒歩3分です(近い)前者の方がよくサッカーをやっています。

そして3月には川崎フロンターレがここでメルボルンビクトリーとACLを戦います。非常に楽しみです。ワクワクが止まりません。何があっても観に行きます。

・豊富なアジア系スーパー!
日本食が食べれなくて死んじゃう!という事は無く、あらゆるところにあるアジア系スーパーで米など購入できます。もしべらぼうに高い輸入日本米を買ってもお粗末な炊飯器しかないため私は買ってません。朝はパン。昼は麺。夜も麺。ちなみに体調はバリバリです。

たまに「白い恋人」「じゃがポックル」などの北海道銘菓が売られていて不思議な気持ちになります。もちろん彼らもべらぼうに高いです。買う人はいるのでしょうか?


ただ、それなりに英語が出来ないとメルボルンでは苦労すると思います。実際訳の分からない中国人経営の日本食レストランの多さからわかる通り、現地の日本人が本当にいません。日本人向きの都市では無いです。

人種ガチャならSSRぐらいレアです(提供割合体感3%)中国人とインド人はRぐらいと見せかけてNです。どこでもいます。見かけない日はありません。意外とヨーロッパ系もいますし、南アメリカ系(ラテン系?)の方もたくさんいます。

シドニー旅行中に気付いたのですが、シドニーには日本人が沢山います。さすがオーストラリア第一の都市。そしてメルボルンは第二の都市です。首都はキャンベラです。(一般教養)

ちなみに私は高校生の頃にシドニーに行ったことがあるという理由でメルボルンに住んでます。くだらない理由で住む都市を決めるとろくなことがありません。現にこのような目に遭ってしまっています。

次回は自転車があればできる「フードデリバリー」のお仕事「UberEATS」について記事にするつもりです。

それでは!

メルボルンでIDカード作ってみた的な

2018-02-05 23:11:11 | 日記
それはオーストラリア出発前のことでした。私は現地で車に乗ることがひょっとしたらあるかもしれないと思い、国際免許の取得を考えていました。確か最寄りの車校か免許センターに行けば作ってもらえます。

関係ないことですが地域によっては自動車学校の略し方が違うみたいですね。

母に相談すると「危ないし乗らなくていいよ」と親らしい模範解答が返ってきました。この答えや申請の手間などを考えた結果、私は国際免許を作りませんでした。

そして「フードデリバリー」の仕事を始めようとした時です。

登録の際に身分証明になるものが2種類必用でした。しっかりしていますね。もちろん日本語表記のものは一切受け付けてもらえませんでした(当然)語学学校に行っていないので現地の学生証はありません。

そうです。仕事のために現地でIDカードを作らざるを得なくなりました。

という訳で今回はメルボルンでIDカードを作ってみました。


① IDカードとは?

某電子カードではありません。ポイントも一切つきません。

日本では馴染みがないです。免許証のように身分証明になるカードです。永住か一定期間の滞在であろうがその国の許可を得て在留してるという事を証明してくれます(つよい)

日本に存在しないのはなぜでしょうか?マイナンバーカードがその代わりになるんですかね?住基カードもそのうち使えなくなるそうですし。

② IDカードを作ろう

今回私が作ったのはRSA講座の試験でも登場した「KeyPass ID card」です。Australia Post が発行する全州で有効なIDカードだそうです。(つよそう)

しかしシドニーで使うと「何これ?」というような顔をされ、ブリスベンでは十分な身分証明にならないといわれたので実際の所あまり役に立たなさそうです。毎日パスポートを持って出かけるよりはまだマシかもしれませんが。

・必要な書類(いろいろありますが私は以下のもので申請しました)
  記入済みの申請用紙
  パスポート
  ビザの証明(コピーして持っていきます)
  銀行口座の証明(銀行で bank statement が欲しいといえばいいです)

・料金
  後日郵送でよければ40$です。速達の場合は50$です。
   Flinders Lane Melbourne CBD もしくは Footscray Post Offices では即日作成してくれます(これも50$)
  私は即日作成してもらいました。早く仕事を始めて収入が欲しかったので。

・当日
  店員に渡せば大丈夫です。顔写真は持っていく必要が無いです。その場で撮ります。
  (私はわざわざ作って持っていきました、証明写真機が見つからず大変でした)
  即日作って欲しい場合は12時までに申請しなければいけなかったと思います(曖昧)

③ IDカード完成!

このIDカードを持ってさっそく仕事の登録に行きました!ついに仕事ができるとウキウキな私に対してスタッフは

これでは不十分だと言いました。

「顔写真」「生年月日」「名前」「英語表記」すべてクリアしているものなのに関わらず審査では対象外になるそうです。

私は怒りを通り越してよくわからない絶望と困惑に陥ったのを覚えています。「日本の免許証を翻訳したらいい」といわれさらに混乱しつつも帰宅後検索しました。

驚いたことに現地でも有効な自動車免許証って作れるんですね

日本で国際免許を作るのと同程度?の値段(速達70$)を払いこちらでも有効であると証明する証明書を手にしました(ペラペラの紙切れが届いた)

それを手にしてもう一度申請に向かうとなぜか審査が通ってたことになっていましたつまり登録完了です…

「あんた通らん言うてたやんけ!」「無駄金払わせやがって許さんぞ!」「責任者どこや!責任者!!」

と怒りをぶつけるのが基本的な人間の反応でしょうが、ジャパレスにこだわり続け1か月を無駄にした私にとって「仕事ができる」というステージに立てた「喜び」はこのようなスタッフのずさんな対応なんてむしろ笑い飛ばせます

むしろ自然な笑顔で「Thak you so much!」です。

おそらく持っている身分証明書(免許証・学生証・保険証?・KeypassCard)を並べて撮影して送ったことで、チェックが完了したのではないかと思います(つまり杜撰)

④ 最後に

私から一つアドバイスできることはとりあえず「国際免許」は作っとけです。もしくは翻訳サービスに他の写真付きIDカードの翻訳をお願いするとよいと思います。

それでは!

ビクトリア州のRSAとってみた的な

2018-02-03 23:11:11 | 日記
メルボルンのシティライブラリーには日本の単行本と文庫本が想像以上にあります。私の傾倒する恩田陸先生の単行本版「蜜蜂と遠雷」があったので即借りました。置き場所に困らないのでいつも文庫版の私にとって久しぶりの単行本です。ずっしりとしています。

何を言っているのかと思われそうですがこの重厚感に圧倒されてなかなか読み進まないです。文庫版が出たら買います。図書券が余っています。何円残っているのか定かではないです。図書券もなんか使いづらいのであまり好きではありません。文句ばかりですね。

晴読雨読。ただ外に出るのが億劫なだけです。娯楽の無さに悩んでいます、こんにちは、「えりー」です。

今回はRSA(Responsible Service of Alcohol)についてです。

オーストラリアでアルコールを扱う際に必須なのがこのRSAという証明です。この証明が無いとお店で問題が起きたと時にとんでもない罰金が科せられます。日本にはない資格です。つまり無資格者がお酒を提供しています(無法地帯)

今回はそんなRSAについて申請から入手までご紹介しましょう。

① iTFE(Institute of Training + Future Education)のサイトにアクセスしよう

私は大変優しいのでビクトリア州でのリンクを貼っておきます。ITFE(英語のサイトなので注意)

勘のいい方は疑問に感じたかと思いますが、なぜ「ビクトリア州でのリンク」と回りくどくしたのかというと、実は州によってライセンスの取得方法や料金が異なるためなんです。

シドニーの友人によるとシドニーでは写真付きのIDカードが発行されるそうです。メルボルン(ビクトリア州)では一枚の証明書が届きます。(しょぼい)

メルボルンでは55$かかります。飲食店で働くなら必須なのでこの出費は仕方ないでしょう。(私の場合は無駄になってしまいましたがね…)

サイトのページ下部で予約できます。予約の際にアカウントを作成します。パパっと作って、ピピっと申請!

USI(Unique Student Identifier)が必要だと言うサイトもありましたが必要なかったです。(州によっては必要なのでしょうか?)

② 実際にRSA取得講座受けてみた

私はどこまでも日本人なので予約した時間の約10分前に会場へ行きました。5分前行動の二重強化版です。そして堂々と該当教室のドアを開けてやりました(こんにちは)

まだ前の講義の途中でした

突然謎のアジア人が教室に入ってくるものですから驚きと笑いが起こりました。私の登場で疲れが吹き飛んでもらえれば幸いです。結局時間通りに講義は始まりましたが、全生徒がそろったのが講義開始10分後でした。10分後行動です。

それより驚いたのは日本人は私一人だけでした。

シドニーの友人は受けた際に英語が出来ない日本人と隣になり手伝ってあげたと仰ったので期待しましたが、隣に来たのはガチガチのネイティブです(こんにちは)

講義自体はネイティブによるネイティブ向けのRSA講座です(当たり前)今まで受けてきた中で一番しんどいリスニングだったとは言うまでもないです。

休憩時間(カフェオレのサービスがありました)を挟みつつ、次に待ち受けていたのがロールプレイです。

グループを作り「店員」「お客」「観察者」の役割に分かれ、こういう「お客」が来た時「店員」はどのように対応すればいいか練習し、「観察者」がその感想を伝えるというものです(もちろん英語で)

ネイティブしかいないチームに振り分けられました。(よろしくお願いします)

ただただ大変でした。親切なネイティブでした。「店員」役が難しいです。

③ さあ試験です

講義の最後は試験です。終わった人から前に提出する大学でよくあるスタイルです。すべて英語だったので提出したのは最後から2番目でした。がら空きの教室ってこんなにもさみしいもんなのですね。

知らない単語がいっぱい出てきます。どんどん先生に聞いていきましょう。「KeyPass」という単語は答えになるから教えてくれませんでした(けち)後で調べたら郵便局が発行するID(身分証明)だそうです。ちなみにとある理由で作りました。

試験内容は大したことないです。なんならいろんなサイトに日本語で答えがのっています。(試験後見つけました)一応合格しました。証明書が届く前に合格を伝えてくれているのかわからないメールが届き不安になったのは内緒です。

届いた証明書は飲食店に採用された後に必要になると思います。その時はコピーして持っていきましょう。OfficeWorkという店で簡単にコピーしてくれます(有料)

私の場合はコピーもしないまま引き出しに眠っています(おやすみなさい

それでは!

メルボルンでお仕事探し!その③的な

2018-02-02 23:11:11 | 日記
現地の日本人向け新聞にこのようなことが書いてありました。
アジアを意味する“Asia”の発音は「エイジャ」です
私は知りませんでした。ずっと「アジア」とカタカナで発音していました(恥ずかしい)

それは昨夏フィリピン首都マニラに一人旅した時の話です。

フィリピンで有名なショッピングセンター“Aisa Mall”に行くためタクシーを呼んでもらいました。


私 「アジア モール」
受付「???」
私 「アジア モール!」(なんでわからんのやこいつ)
受付「ソーリィ?」
私 「エーエスアイエー!!」(なんやねんほんま)
受付「オゥ!エイジャ!HAHAHA!」
私 (エイジャってなんだよ…フィリピン人発音下手やなぁ…)

はい、発音が下手なのは私でしたフィリピンの皆さまへ心よりお詫び申し上げます。
カタカナが嫌いになりました。よろしくお願いします、「えりー」です。
さあ、面接とトライアルを受けに行きましょう。仕事獲得まであと一歩です!


⑧ 面接・トライアルを受けよう!

・面接

日本と大きく変わりありません。ただ、店長が現地の人の場合は英語で面接になります。「なぜこの仕事がしたいのか」や「自己紹介して」などの不意打ちを食らうのでしっかり準備しておきましょう。日本語の場合はいつも通りのあなたで大丈夫です。日本語でも私はすべてダメでしたが。

また「あらかじめ言っておきますが、キッチン内は日本語です」と言うところもありました。事前に言ってもらえるだけありがたいものです(求人案内にあらかじめ書いとけばいいのに)私は出来る限り英語環境で仕事がしたかったのでお断りしました。

・トライアル

まず「トライアルって何?」というところからおさえていきましょう。「トライアル」とは短時間仮採用してもらい実際の店舗で説明を受けながら体験するというものです。そして働きぶりを見てもらいそれで判断するというものらしいです(本当に見てるのかは知りません)

ちなみに私が受けたトライアルはすべて賃金が発生せず、一回だけ終了後に小さいうどんが出てきました。あの時のうどんは身に染みわたりましたね。

2時間程度のトライアルの終了後に店の奥から店長らしき人が現れて、「飲食の経験ある?」と私に聞き、「ないです」と答えると顔色が変わり、その後一切の連絡をよこさなかったあの寿司屋は二度と忘れないでしょう(みてへんやん)

私はやったことがないからやってみたいという理由でジャパレスのホールにこだわり続けましたが、やったことのない人間を雇ってくれる優しいお店はどうやらないようです。未経験歓迎とは人を集めやすくするための甘い罠なのです(たぶん)

⑨ 不採用日記

・ケース1(和食イベント)
仕事を探し始めたころに和食イベントのようなものが開催され、そこで丼ものを出店するにあたってスタッフを募集するとあり、迷わず応募し面接へ。自分以外他国籍という驚きの環境の中集団面接になりアワアワした私は無事不採用。

・ケース2(ラーメン屋)
家からほど近いラーメン屋さんでのトライアル。30分間のトライアル中ラーメンや餃子を提供するも、提供時に何を言えばいいかわからず「Take care」と何となく言ってしまう。その後連絡が来ず不採用。

・ケース3(ラーメン屋)
日本語の求人を見つけとりあえず面接に行くもオーナーが中国系オーストラリア人。英語での面接で「なぜうちのラーメン屋で働きたいのか」聞かれアワアワした私はまた不採用。

・ケース4(すし屋)
2時間のトライアル。接客時のセリフについて勉強済の私は業務をテキパキこなす。終了時、店長が現れ「飲食の経験」を聞かれ、「ない」と答えた私は不採用。

・ケース5(ボーイ)
このころからとち狂い、何故かホステスのボーイに応募。午後7時からの面接を17時と間違える珍プレー。その後面接を受けるも連絡来ず不採用。

・ケース6(うどん屋)
もう何でもいいから仕事が欲しかった私は日本人経営の超日本語環境のうどん屋へ面接。飲食の経験がなくとも体力があることをアピールするも連絡来ず不採用。

・ケース7(すし屋)
これで最後だと、せっまい回転すし屋でトライアル。これまでの経験を生かしてできる限りテキパキ2時間ほど働くも不採用。精神的にキテた私は理由をメールで尋ねると「やる気が見られなかった」と一刀両断。ここで飲食を諦める。

・ケース8(ラーメン屋)
こちらで出来た知り合いに「バイトが足りない」と言われ、彼のバイト先に突撃。その場で今度トライアルすると言われるも連絡来ず不採用。

他にもあらゆる所へメールし、レジュメを配りとしましたが結果はダメでした。残念ながら実情はこんなもんです(本当に残念ながら)

今回でワーホリでの生活準備について終了になります。参考になればなと思います。ここまでやり遂げることが出来れば安定したワーホリ生活が送られるはずです。

(以下はこれまでのバックナンバーです)
・ワーホリって何?
・電話番号・住所・銀行について
・仕事の探し方
・仕事に応募しよう

それでは!

メルボルンでお仕事探し!その②的な

2018-02-01 23:11:11 | 日記
散髪した後のシャワーで、ついついシャンプーを使い過ぎちゃって「あらら」となってしまうのはよくある話ですよね。知らず知らずのうちにシャンプーの量が増えてしまっているのです。何か愛おしいですね。「えりー」です、今回は仕事の探し方です。

⑦ どうやって仕事を探すの?

仕事を探し始める前に忘れてはならない重要な書類がありましたね。そうです、履歴書です。ここらで簡単に「履歴書の作成」の作成に触れておきましょう。具体的に自分が何者かについて紹介する必要はどの国でも同じです。身分のわからない不審者を雇ってくれる変わり者はいません(…いたりして?)

作成については語学学校に通っていれば助言や協力をしてくれるかもしれません。しかし、通っていない場合は自力で作る必要があります。これに関しては様々なサイトが作成について詳しく紹介しているので参考にしてください。

私の思うオーストラリアの履歴書の特徴は、「手書きじゃない」「顔写真必要なし」「学歴も必要なし」「資格はあれば書き込む」「趣味を書く欄がある」「自分がどの様な人間かアピールする」「職歴とどのような仕事か簡単に書き込む」です。日本の画一的な履歴書とは異なりものすごく自由度が高いです。とても聞こえはいいですが、いざ作るとなると大変です。

ちなみにフォーマットはネット上に存在しますが、ワード等で制作しても問題ないです(滅茶苦茶めんどくさかったです)そして「世界に一つしかない手作り履歴書」を制作してついに仕事を探していきましょう!

では仕事をどこでどうやって探すのかについてですが、こちらは大きく「インターネット」「ダイレクトアタック」「知人の紹介」の3通りあります。

・「インターネット」

お部屋を探すときと同様に、日本語サイトであれば「日豪プレス」「DENGON NET」「メルボルン掲示板」など、現地サイトでは「gumtree」「seek」などで探せます。

英語に自信が無い限り日本語サイトから見つけることが無難だと思います。連絡も日本語で行えるのでハードルは低いと思います。メールの場合は簡単に連絡できる分、よほど魅力を感じてもらえない限り返信は帰ってこないと思ってください(むしろ無視されるのが普通です)電話のほう担当の方と直に話すことが出来るので確実ですが、電話での応募は受け付けていないところもあります。

仮に応募のメールを送ったのに無視されたとしても、何らかのエラーで届かなかったのかな?と思えばなんともありません。強気にポジティブにいきましょう。

・「ダイレクトアタック」

現地にあるお店に直接履歴書を持って渡していく方法です。なかなか勇気のいる方法です。お店によっては募集の案内を貼っている場合があるので、そういったところを狙うといいかもしれません。

しかし店員に渡せたといっても、実際に店長やオーナーに履歴書を読んでもらえるかはわかりませんし、読んでもらえたとしてもよほど魅力を感じてもらえない限り連絡はこないと思ってください(これも無視されるのが普通です)

渡すときの緊張感は堪らなくキツイです。私はそういう場面になれておらずとてもしんどかったです。そしてせっかく渡したのに関わらず無視されたときのダメージが非常に大きかったです。メンタルが強くない限り、私はあまりお勧めしません。

無視してくれたお店には行きたくなくなりますし、前を通るだけでも少し気分が悪くなります。私の個人情報のつまった履歴書をしかるべき方法で破棄してくれたかどうかとても心配になります。

・「知人の紹介」

現地で知り合った人間に紹介してもらう方法です。「ウチの店アルバイトが少なくてさ…」と誘われたら勝ちです。店長やオーナーに簡単に連絡してもらえますし、私が思う一番確実的な方法だと思います。

しかし、職場の環境や待遇が良くないと気付いても紹介してもらった分やめにくいリスクもあります。事前に職場の雰囲気や仕事内容について詳しく聞いておくといいと思います。

しかしながら紹介してもらえたと言っても働けるかどうかは店の状況・オーナーの気分次第でもあるので高望みは出来ません(私は1敗しました)

以上の方法で様々な求人に応募したあなたの元へ連絡が届きます。「連絡が届くイコール採用」ではありません。次にあなたに待ち受けるのは「面接・トライアルの案内」です。大変なのはここからです。

実際に口頭で話したり、職場での仕事体験を経て、採用の可否を判断されます。ちなみに私は全敗しました。軽く人格否定されたような気分です。次回はその負けっぷりと敗因を紹介します。ぜひご覧ください。

それでは!