小さなもの、身近なもの、可愛いもの、見慣れたもの、
なんとなく見過ごしているそんなものたちと、向き合ってみると、そこにビックリするような発見がある。そんなこともあります。
前回、いきなり複雑な形を紹介しましたが、今回は単純な形を選びました。
どこにでもありそうなコップです。
アリさんになってコップの上を散歩してみてください。つるつる滑って垂直の壁は登りにくい?そんな想像ができるあなたは優等 . . . 本文を読む
いまさらですが、ギャラリーシステマの案内図に、より便利なルートを追加修正いたしました。
新石切駅前から、バス停「芝」下車の案内でしたが、そこで下車せず、次のバス停「南日下」で下車すれば、ギャラリーまで直線、迷うことなくゆっくり歩いて5分と言うコースを発見して、以下の習性となりました。
南日下(みなみくさか)で下車して、関西スーパーの交差点に戻り、生駒山を背にして道路を見通すと、
こん . . . 本文を読む
けさ、テレビで見かけたコロッケに引き付けられて、見入ってしまった。
外で自転車のパンク修理を頼まれて、道具が足らないので家に入った矢先のことだ。
コロッケの芸は大好きで、なんとなく聞いているうちに、それは素晴らしい考えに裏打されていることを知り、涙した。
コロッケがもう一段好きになった。
心を打たれた話はこうだ。
貧しかった子供時代の不治療が原因で片耳が難聴になったのだが、コロッケはそれ . . . 本文を読む
迷いはすべて私の外側からやってくる。
それを自分と勘違いすると、自分を飾りつくろうのに一生かかってしまう。
考える必要はない
迷い、苦しむものはすべて己の真実を汚してしまうものなのだ。
だからまかせればいい。
迷いが出たら、外は外に任せる。
そして私は真実と向き合う。
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ハッピーアート、
しあわせを与える絵。
その考え方は、入り口で間違えている。
与えられる幸せは金メッキの延べ棒だ。けっして金の延べ棒ではない。
外見は満たされても、内面は貧しいままだ。それはさみしい幸せというしかない。
本物のしあわせに出合うと、身も心も沸騰する。その蒸気は機関車を走らせるほど強くあふれ出して宇宙と融合する。
そしてやがて、沸騰しつくしたしあわせは、無の中に至福を見出す . . . 本文を読む
心の中に宇宙がある。
その宇宙に、闇から迫る。
そんな話をしたら、同時開催しているイシハラ ミホ さんは、逆のことを言った。
それがなかなか新鮮だった。
10年間個展発表を許してくれた、大阪平野の全興寺住職に言われた言葉、「空気を描きなさい」という教示に対して、私は黒でその空気を描いていると話した後で、彼女はこういった。
「私は白ですね」と。
そう言えば、今回私の展示室は白壁の部屋だし . . . 本文を読む
心は一生旅をしても足りないほど、広く深い。
このちっぽけな体の中に
どうしてこれほどの世界が詰め込まれているのだろう。
一つのことに気付けば、さらにその奥が見えてくる。
その全体を知る方法があるとすれば
それはただひとつしかない。
それはつまり
この心をすべて明け渡して
気付きの中に入っていくこと。
絵はそこに生まれてくる。
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前回のアリの散歩をもう一度説明します。分かりにくかったようですので、実際にやってみました。
プリントした画像の上に直接鉛筆で線を引くのですが、アリが表面を歩いて行くと考えてやると面白いです。
赤い線が、実際アリが歩いて行ったと想像して線を引いたものです。
線を引きながら、アリの目線で見える景色を想像すると、あなたの中に、より深くもののあり方がしみこんできます。
今まで何気なく見ていたものに . . . 本文を読む
こんな遊びもあります。
今までやってきた心のデッサンとは真逆のアプローチに見えますが、これも心のデッサンンに繋がっていきます。
ただし、訓練というより、遊びのほうに注目してください。
自分の心をすこし離れて、ものの形の面白さを体験する方法です。
上の写真は見ての通りですが、その写真を下のようにトーンを落としてみました。
これをプリントして使ってもらうのですが、やり方は次の通りです。
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