自分がなるべくして成る。そんな生き様を求めてきた。
野生がすべてのキーワードにつながっていく。
己の中の野生に気付くこと。
何ものからも保護されていない生のままの命に思いを馳せる。
そこから己の生き様が見えてくる . . . 本文を読む
冬の浜が明け始めるのは6時を越えてからだ。そして気温が底まで下がる。
草引きをする指先がそれを感じ取る。泣きたくなるような凍てつく痛みで、茎をつかむ指先が麻痺する。それが家に帰る合図だ。
引いた草は右手に握って束ね、一杯になるとその場に置いて進んでいく。明るくなってくると引き抜いた草の束が白い浜の上に点在しているのが見える。しかしそれを拾い集める元気がなくなっている。疼く手を握り締めそのまま家 . . . 本文を読む
日が飛ぶように過ぎていく。
Waaのカタログが底をついたので、新しく作ることになった。
欲しい画像を探したが、ファイルが見つからない。
どこに入れたのか、時間が経つうちに頭の中の記憶は消滅している。
まるで遺跡の発掘をしているようで、パソコンを叩き割ってその中をかき回したほうが早いように思えて来る。
年内には作る。 . . . 本文を読む
昨日、30Mのキャンバスを張った。
下地を施し、乾くのを待つだけだ。
Waaとして、100パーセントの絵を描く。
その決心は揺るがない。
乾く間に、8号のキャンバスにその気持ちをぶつける。
心の隙間に叫び声を響かせる。 . . . 本文を読む
NEO-JAPO展が終わった。
今年の展示はこれで総て終わった。
今年の新年はネパールだった。ヒマラヤを見ながら旧年の終わりを見送って始まった1年だった。そして何を得たか。
NEO-JAPO最終日ギリギリに、滑り込むように、私に必要な重大なものが心に届いた。
それがこの1年の成果だといっていい。
そして、本物の男をま近に見る幸せを理解し . . . 本文を読む
空間に認識をむけると本当の自分が見えてくる。
私は銀河のような原子の集団をひきつけて一つのかたまりにしているエネルギー、すなわち体内にある空間だ。
私が力を解放して一つに結びつけている原子を解放したら、原子は宇宙に広がり、私は宇宙空間として残り続ける。
私は生死を超越したものとして理解することが出来る。
私は空間だという認識が、宇宙の卵を見せてくれるのだ。
本質はものに在るのではなく、そ . . . 本文を読む
空間を認識すれば、新しい真実が見えてくる。
そんな思いで描いた作品です。
自分という存在の正体は空間だった。
これは科学的に理解できる私達の新しい認識方法だ。
今までの認識を逆転させるこの認識から生まれるもの、
それを、宇宙主義(コスモイズム)と名付けたい。
コスモイズムに目覚めれば、人類はひとつになる。
我々は一つの宇宙なのだ。 . . . 本文を読む
私は空間だ。
そう認識することが出来たら、あなたは自分がだれかということに気付く。
あなたの意識は肉体から離れて宇宙に向う
そして本来、自分の身体と思っていた固体の中の空間にも認識が及ぶだろう。
肉体の中の空間、それは実は、物質をひきつけて肉体を作っている私の真の姿なのだ。
空間が肉体を作っている。私は空間のエネルギーに他ならない。
. . . 本文を読む
私は物質と空間で成り立っている
物質は私をここに存在させる土台のようなものだ。
そして空間は、エネルギーそのもの。
霊的なもの、心そのもの、その正体が空間だ。
空間が物質を離合集散させて世界を動かしている。
だから認識を物質から空間に向けると、
本当のものが見えてくる。 . . . 本文を読む
この体が私だという認識は疑いようもない。古来から受け継がれてきたものだ。
このからだの境界線は空間に包まれている。空間は私の外であり、私ではない。当然だと思うだろう。
この認識を逆転したら、私は空間だということになる。昨日取り上げたおさらいだ。
空間はピンクの部分だった。そして今日の絵で、あなたはあっと驚かないか?
空間(ピンクの部分)は私の体と思って . . . 本文を読む