のしてんてんハッピーアート

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静かに安らいで眺めてみれば
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思考と宇宙がつながるとき

2024-10-02 | 心の旅

悟りを開く

真理を体得する

これは個人の中で起こる

その心情は

心を開かなければ誰にも分からない

だからもし

この世に釈迦のような

真理の人が何人現れても

人類が変わることは不可能だろう

 

なぜなら悟りとは

個々の思考の中で起こることだからだ

思考は人間そのものであるという事実を知れば

個々の悟りはあっても思考そのものを変えない限り

人は人類として進化することはできないだろう。

 

人は生まれると

無から

この世を出現させる

自分と自分以外のものが認識され

その認識からこぼれるものは存在しない

その意味は

存在しても存在しないということなのだ

これが人間なのである

人間の知り得る存在が人間の境界、あるいは限界なのである

 

それゆえ悟りは

存在しないという、意識の届かない存在に理解が達することなのである

悟りとは真実に届かない意識を

槍のように研ぎ澄ませ認識の届かない壁を突き破ることなのだ。

それは個々の人生の中で起こる

この悟りを求める人生が何千年も続いて来た。

それは人間の存在と実存在のズレが

悟りを必要とし、その難しさが悟りを憧れに変えたと言えるだろう

憧れが人間を成長させる

 

だが

それとは別の道がある

人間は今だ進化の途中だということだ

人類の進化が思考の中に用意されているのである

 

人間と実在のズレとは何か

それは人間の不完全な認識能力の表れなのである。

人間の認識力は認識する概念の数によって決まる

概念(次元)の数が、認識する世界が変わっていくのである。

人は

世界を三次元で認識し

空間の中に物質が存在することを理解した。

その三次元世界を時間の概念で認識する

つまり人間の頭脳が次元を上げて時間認識を可能にしたのだ。

そのことによって

動物から人間に、すなわち四次元認識生命に進化したと言えるのである。

これは頭脳の進化とも言えるだろう。

 

しかし人間の頭脳にはまだ新たな能力が潜んでいる。

事実、童話や物語の世界ではその能力は散見される

まだ本気でそれを己の能力と気付いていないだけなのである

すなわちそれが五次元認識と呼べる世界観なのである。

 

スケールの概念で世界を観る

それがただ物語の上だけのものと思い込んでいる

これが今の人間の頭脳の実情だろう。

 

スケールの概念は時間の概念と同じ

世界をより正しく認識するための思考道具なのである。

 

実在は変化している

その変化を正しく認識するために時間の概念が思考に備わっている

 

実在は素粒子が集まって人間をつくっている

その存在を正しく認識するためにスケールの概念が思考に備わっている

 

その時間の概念に気付いたとき

人間は動物から四次元存在に進化した

ならば同じように、このスケールの概念に気付いたとき

人間は肉体から五次元存在に進化して空体を理解する。

 

五次元思考が人類のものになった時

四次元の悟りが

実は五次元の認識世界と同じだった。

そんな発見が

いつか人類に訪れるだろう。

 

 

 

 

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