スペインにはおいしいワインがたくさんある。
それに安い。
スーパーにはワインのスペースがたっぷりとってあり、銘柄も値段もさまざまな中から(1ユーロくらいから!)選ぶことができる。
一番多いのは5~6ユーロだろうか。
もちろんそのくらい出せば結構イケるものが買える。
安いわりにあまり当たりはずれがなく楽しめるのがスペインワインのよいところだそうだ。
ワインはスペイン語でビノ(vino)という。
赤ワインがビノ・ティント(vino tinto)で、白ワインがビノ・ブランコ(vino blanco)である。
レストランやバルでは昼間からあちこちでワイングラスが乾杯の音をたてる。
午後の仕事が残っていようが車の運転をひかえていようが、ちょっとくらいならおかまいなしだ(最近は飲酒運転の取り締まりがきびしくなってきたようだけど)。
子供でも水で薄めたワインを飲むと聞いたことがあるが、本当かどうかは定かではない。
でもそのくらいスペイン人の食事にワインは必要不可欠なもののようだ。
たぶんアルコールに強いのだろう。
あまりベロンベロンに酔っている人を見たことがない。
今、気に入っているのがマルケス・デ・リスカル(Marqués De Riscal)というリオハの赤ワインで、日本でも売っている。
これが好き。
ワインだけでなくビールもすごく安くて、我が家でよく買っている銘柄のビールは350mlの缶24本パックで8ユーロだから、1本50円の計算になる。
なんてうれしい国なんでしょうか。
サルー(salud 乾杯)!