野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

明治温泉の道標(2)

2021-05-03 | やさしい如意輪

明治温泉への道標です。

18番の如意輪観音です。

下半身がぽっちゃりとしています。

右手は頬づえをしているのですが、

この観音様は、耳に手を当てて聞いているように見えます。

静寂の中で小鳥のさえずりを聞いているのか、

往来する人々の話し声を聞いているのか、

でも、坂道を行き交う自動車の音は騒がしいでしょう。

十一面千手観音とあります。

光背に多くの手が線彫りされていますが、

チョット見にくいので十一面観音のようにも見えます。

この一連の造立は新しいようなので、

細かい彫が残っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする