明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

大竹につきる

2013-04-17 21:21:32 | 2013年
4月17日(水) マツダ
広島 1 - 0 DeNA
○大竹(2勝1敗)、H今村(1敗5ホールド)、Sミコライオ(4セーブ2ホールド)

 カープは初回先制攻撃。先頭安部の内野安打を足がかりに菊地が送って丸が四球。1死1、2塁とし、エルの初球にキャッチャーが投球をはじく。WBCの再現かのように2塁ランナーが3塁に走っていないのに1塁ランナーが2塁へ突進。が、WBCと違ったのは挟殺プレイで横浜側にミス。1塁ベースカバーに誰も入っておらず丸は1塁に戻り、さらに2塁ランナーの安部は3塁へ進塁。もらったチャンスでエルがきっちりライトへ犠牲フライ。
 エルには、というかカープ打線にはこういった打撃を期待したい。3塁にランナーをおいた場面で、もちろんヒットに越したことはないが、犠牲フライや内野手が前進守備をひいていない時の内野ゴロ等これで充分。
 
 この1点を大竹、今村、ミコで守りきる。大竹はリズムが良く、内野ゴロの山を築く。最大のピンチだった3回の2死満塁の場面ではラミレスの三遊間を抜けそうな打球を堂林が好捕し助けられるが、これも大竹自身のテンポの良さが守備陣にも良い影響を与えたもので、自らを救った結果に。

 8回からは今村が前日の悪夢を払拭するべく3者凡退に退けると、9回はミコがピンチを招くも0点に抑えゲームセット。

 前日に失点した2人が即無失点で切り抜けたという結果は大きい。また、苦しい台所事情で翌日の予告先発はプロ初先発になる武内と発表されているだけになんとしても連敗するわけにはいかない1戦で勝てたのも大きい。

 それにしても、昨年も何度も触れたが大竹は本当に良くなった。周りの状況がよく見えているので常に冷静に投げれている。技術的なことを言うとアウトコースへのストレート、カーブのコントロールが抜群に良い。かつて大野や黒田がそうだったように「大竹が投げている時はぜったい勝たせたい」と野手に思わせる投手に成長しつつある。


7勝8敗1分

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