明日のカープ

広島東洋カープの昨日・今日・明日を見つめます

このチームはいったいどうなっている?

2013-06-01 00:41:24 | 2013年
5月31日(金) ヤフードーム
広島 2 - 10 ソフトバンク
●バリントン(2勝5敗)、久本、河内、小野
本:梵(1号)

 打線は2回に梵の今シーズン第1号で先制するが、直後に2塁打で出塁した柳田を今宮に返され追いつかれる。再びニックのタイムリーで勝ち越すが、すぐにソフトバンクの反撃をくらう。

 3回裏、簡単に2死をとった後、松田の内野安打から一挙5点を奪われる。柳田には満塁から逆転タイムリー、今宮にも2打席連続のタイムリーを浴びる等打者11人の猛攻をくらう。
 こうなってしまっては序盤3回で4点差であるにもかかわらず、いつものように反撃する気力はなし。打線の援護に恵まれながらもカウントを悪くしては苦しいピッチングのソフトバンクの大隣を2-0のカウントから簡単に打ち上げたりして助ける。

 バリントンはいつもの制球力がなく、大量失点してしまったが、それ以上に腹立たしいのは打者11に相対している間、ベンチも内野陣も誰1人タイムをとって、マウンドに歩み寄る人間がいなかったこと。この監督ならそこまで選手を気遣うことはできるわけないと納得はしているが、それにしても酷すぎる。
 今日の内野の布陣を見れば梵が率先していく立場であるはずだが、おそらく自分のことで精一杯。所詮はそこまでの選手だろう。これは梵に限らずほとんどの選手に共通していることだ。こういった風潮がチーム内に充満していることがもはやどうかしている。

 この敗戦について指揮官のコメントは「打線をもう少し考えないと」だ。何を考える?何度聞いたかこのセリフ。今日も大隣に対して8人の右バッター。ここまでくると哀れになってきた。

 3試合ぶりに堂林をスタメン起用したが、これもよくわからない。そもそもレギュラー特権とは何だ?去年、あれだけのチャンスを与えられながらも全く成績を残せず、それでも去年は実質1年目と大目に見た感はあったが、今年はもう同じことは言ってられない。
 中途半端な起用をするくらいなら、栗原・ルイス同様一度2軍に落として、打席に多く立たせ、堂林自身の奮起に期待した方がまし。打率2割そこそこの選手を代打要員としてベンチに置いておくくらいなら、チャンスを与えたい選手は他にもゴロゴロいるはず。 
 もし、堂林を2軍に落として、そこから這い上がってこれない選手であれば、そこまでの選手でしかないということ。

 一方、堂林と同様甲子園をわかした同い年のソフトバンクの今宮は今日は大活躍。打率こそ堂林とそんなに変わらないが、躍動感と守備力で完全に堂林には勝っている。
 今宮同様、大活躍の柳田は広島商業→広島経済大学出身のパンチ力のある選手。こんな魅力的な地元選手をなぜ放置していたのかと今更ながら疑問を感じてしまう。
 いずれにしても、若鷹の躍動感がうらやましい。

 最後に河内の起用について。ここまで21試合連続無失点。つまり防御率は0.00。緊迫した場面のでの起用が続いてきたが、なぜ5点ビハインドの場面で登板?気合乗りしなかったわけではないだろうが、ラヘアに一発を浴びて今季初失点。
 選手の気持ちやモチベーションをもう少しうまくコントロールできないのだろうか?


参考までに…
野球に対する選手の意識が違う

やはり選手のレベルの質も違うのか、あるいは、20年以上も優勝から遠ざかり、良い伝統が受け継がれていなのか…?この頃の野球に比べると今は幼稚すぎる。が、選手は良いチーム、監督、コーチに巡り合えないとある意味可哀そうである。


21勝27敗1分