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信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

44.1 kHzと48.0 kHzについて

2008-01-26 15:38:25 | オーディオ
iTunesで音楽を取り込むとき44.1 kHzが良いか、48.0 kHzが良いか?CDは44.1 kHzでサンプリングされている。これをiTunesで取り込むとき、48.0 kHzで取り込むと音が良いという意見をネットでよく見る。それぞれで取り込んだ音を、Airmac express (AME)経由で聞いた音は、44.1 kHzの方がダイレクトな音で細かいニュアンスがよく分かる、一方48 kHzはなめらかな音だけれど、ギターのピッキングの音など一部の情報がロスしているように感じる。理論的には、44.1 kHzと48 kHzが整数比でないので、44.1 kHzのCDを48 kHzに変換する過程で、割り切れない数字が出てくるので、この値の処理の際に、情報がロスすることになる。このロスする情報の処理によって(波をとがらしたり、なだらかにしたり)、音に味付けされているように感じる。一方、48 kHzで受けた方が性能を発揮できるDACもある(AMEがどちらのタイプかは分からない)。48 kHzのメリットとデメリットがあるので実際に音を聞いて自分で判断するのが良いと思う。私は断然44.1 kHzが好みだ。

もう一つ重要なのは、48 kHzで取り込んでしまうと、元の44.1 kHzのデータには戻らないことだ(上記の割り切れない理由から)。なので44.1 kHzで取り込んでおいて、必要に応じて48 kHzに変換してから聞くのが安全だと思う。


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