信助さんのオーディオ

いい音で音楽を聴きたい

SU-C700数日使ってみて

2015-06-29 02:18:51 | オーディオ
テクニクスのフルデジタルアンプSU-C700を数日使ってみた感想。まず、とてもハイレベルな音だと思う。ラステームRDA-720とベクトルが違うので、同一な価値で比較できないが、透明感や解像感が素晴らしいと思う。RCAデジタルでST-C700と接続すると情報量がとても多く良い音なのだが、ハイ上がりで音が眩し過ぎるし、中音が薄いため押出感がない。試聴会でも気になったが、ワイドレンジでハイレゾ感をアピールしているように思う。個人的にはワイドレンジ感を感じるのがハイレゾでなくて、実体感や太さや空気感が聞こえるのが正しいハイレゾな気がする。現状、RCAデジタル接続で音楽は楽しめないと思った。SU-C700にトーンコントロールがないのは決定的な問題点だと思う。スマホからST-C700のトーンコントロールは可能のようだが、SU-C700でトーンコントロールしないと音が悪いと思う。スマホは持っていない。光デジタルで両者を接続すると、解像感や情報量は少し落ちる気がするが(こちがの方が正しい音かも)、アナログライクで音楽を聴く気させる良い音で聴ける (RCAデジタルケーブルは外して使っている)。C700シリーズの場合、RCAの方がデジタルっぽくて、光の方がアナログっぽい。

今、ST-C700とSU-C700にとても満足している。とても素晴らしい製品だと思っている。テクニクスからR1がリファレンスシリーズとして、プレミアムシリーズとしてC700が発売されている。R1は一式揃えると600万円だそうだ。誰が買うのだろうと思うが、実はR1を買うようなお客がメインターゲットで、その開発で生まれた技術を流用して、2次的にプレミアムシリーズが出来たような気がした。プレミヤシリーズだけだったらこんな良い製品が出来なかったんではないかと勝手に想像した。600万円の部品保守が8年では困るんだと、最もな意見が試聴会であったが、多分、我々が60万円ぐらいの感覚で600万円使う人が買うので問題無いと思う。

SU-C700とYoshii9の組み合わせで普段10時ぐらいまでしかボリュームを回さない。デジタルアンプはビット落ちの問題があるので、音の面でかなり損をしていると思う。Yoshii9はそんなに効率が良い方ではないが、効率の良いスピーカーだったらどうなってしまうのだろう。R1は出力の大きさが仇になって、家で使うと音は良くないのではないかと思う。あれをフルボリューム近くで使う人は世の中にいるのだろうか?ディップスイッチか何かで出力を下げるように調節できれば良いのにと思う。

先の投稿(削除済)でRCAデジタル1, 3から音が出ないと書いたが、今は音が出るようになった。理由はよく分からない。

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