去年末、日本に戻ってきて、テクニクスのDVD-A10というDVDオーディオプレーヤでCDを聞いている。このプレーヤは、CDで失われた20kHz以上の音を擬似的に付加して再生してくれる。この商品が発売されたのは2000年前後だったと思うが、発売後すぐに購入し、とても気に入って長年使ってきた。
アメリカに行く時、DVD-A10は日本に置いてきた。帰国後、改めてDVD-A10を聞いてみると、とてもいい音がする。Kenwood R-K1000-N, Macbookからヘット本端子経由や光出力経由で再生した場合、さらにiPodなどと比べたが、DVD-A10の方が、かなり音が良い。アメリカにいた時、PC再生をいろいろやたが、あれは何だったんだろうという感じ(しばらくすると、実は何か設定を間違っていて、PCオーディオの方が、やっぱり音が良かったなんて言うかもしれないが)。
なんで、こんな周り道をしたか考えてみると、2005年、神戸から京都に引っ越した頃、ちょうどYoshii9を購入した。タイムドメイン推奨のCDプレーヤは、iPodやコンパクトCDプレーヤだったこともあり、狭い京都の部屋にDVD-A10を持って行かなかった。CDプレーヤのクオリティーが下がったが、スピーカーのクオリティーが上がったため、CDプレーヤのクオリティーが下がったことに気づかなかった。その状態から、CD再生の向上を行ったが、結局、最初のDVD-A10が一番良かったということだと思う。一時、PCオーディオ一本で行こうと考え、取り込んだCDソフトを売ってしまおうかと思っていた。しかし、仕事が急がしくて、CDを売ることが出来なかった。今となっては、CDを売ってしまわないで本当に良かった。
ACコードは付属以外のを試したことがないので、ちょっと分からないです。ピンケーブルは、Sonyの赤白の安いのを使っています(1000円以下?)。あまりピンケーブルを比較していませんが、モガミの2497、2803やベルデンの製品よりは、Sonyの物は好みでした。