２０１１（Ｈ２３）年３月１１日（金）は、忘れ得ぬ６８歳の誕生日となった。
この日は、「ひとり暮らし高齢者の集い」が開催されお手伝いとして参加していたが帰宅してテレビを見て驚愕した。とにかく被災された地方の方々にお見舞い申し上げたい気持ちで言 葉が見当たらない。
マグニチュード９．０という東北関東大震災（ＮＨＫ放送呼称）が発生し、誕生日なんか瞬時に吹き飛んでしまった。放映される映像をみて津波の恐ろしさを知るに至った。一瞬にして家 屋を飲み込み漁船・車等々とともに陸地に流れ込んでいく。
“地獄をみる”とはまさしくこの地震・津波の光景なのではないか、と思う。さらに原子力発電所の事故が発生したことが人間の非力さを認めざるを得ないのが残念でもある。
わが誕生日が一瞬のうちにかき消された中で、じぃじの心に灯を付けてくれたのが幼稚園児の孫娘が描いてくれた１枚のじぃじの絵だった（写真）。＊写真をクリックで拡大
