野武士のわがままひとりごと

気ままに焦らずたゆまずのんびりと趣味を楽しんでいます
(中溝喜慶/滋賀県)

NVR養成講座(A11)

2005年10月30日 | インポート

 30日、「総合研修」で京都大学演習林“芦生の森”へ行く。7時に栗東自然観察の森を出発したマイクロバスは、2時間余走って演習林入口に到着する。降った雨が京都府側と滋賀県側とに分かれるという“分水点”の地蔵峠から「上谷自然観察道」に入ったが長靴を履いて参加する有難味がやっとわかる。この峠には、「雪標」があり積雪した雪の重みで軟線が曲がることで最大積雪量を計測するのだという。観察道は、前日の雨だけではなく地下水の自然漏水もあってかぬかるんでいたし、清水が流れる澤をジャブジャブと渡る必要があった。この道中のあちこちには、倒木が横たわったりIMG_0402NSしていたが、自然観察のためにそのままの状態を維持する必要があるというのだ。素人的には、少なくとも通路を塞ぐような倒木は安全を確保する為にも移動させた方がよいと思うのだがそうはいかないらしい。

IMG_0390NS  倒木の腐った幹に力強く生きるスギヒラタケ、自然発光する ために応用可否について研究されているというツキヨダケ、熊はぎにあって根元にポッカリ穴が開いている杉、かわいい青い実を無数につけたサワフタギ、雪の重みに耐えて地面に枝を根付かせて新しい生命を育てるという芦生の杉や、「倒木更新」という新しい生命の誕生等々を見ながら突き進み杉尾峠(765m)を目指したが直前で道を間違えて断念する。ただ、由良川の源流となっている地点にまで到達でき、普段、川の源流まで辿ることがないだけに感慨深かった。約3時間半歩いた後の午後1時過ぎに弁当を食べる。昼食を済ませて下山開始である。NVRの皆さんと狭い観察道を一列に並んで歩き、楽しい一日を送れたことに感謝しています。


お宮参り

2005年10月24日 | わが道

 今日23日は、2番目の孫(女の子)のお宮参りである。朝まで小雨が残っていたがお宮参りの時は幸いにも青空が広がってこの子を歓迎・祝福してくれたようだ。両家のじぃじとばぁばも参列して近くの氏神さまでご祈祷をしていただく。孫とはもう60数歳の年齢差があるし、いつまで一緒に生活できるかが皆目見当付かないだけに、この子が健やかに成長してくれることだけをただただ願って神社をあとにする。若夫婦の家族を中心に両家のじぃじとばぁばとで内祝いの会食をする。じぃじ・ばぁばを含めてみんなでお祝いが出来るのは、平和だからこそできることであるだけにただ感謝である。20051023_K37S写真は、お宮参りの際に、「石枕」をしてお払いを受ける。

 参考までに(インターネット)

 お宮参りとは、その土地に住む「氏神さま」に赤ちゃんが生まれた事を報告する儀式。氏神さまにその土地の子(氏子)と認めてもらい、守ってもらえるようにお祈りするものです。現在のように医学が進歩していなかった時代は、赤ちゃんの健康は神様にお祈りするほかありませんでした。最近では、以前のような氏子入りの儀式的な意味合いも薄れてきていますので、出生地や住んでいる地域の氏神さまが奉ってある神社でなければいけないということはなく、どこの神社でもかまわないとされています。


ETCと帰郷

2005年10月17日 | わが道

 法事のため1週間ほど帰郷した。以前から取り付けることを考えていたことだが高速道路を走ることが少なく躊躇していたがこの帰郷と全国で5万台のETC購入助成金キャンペーンを利用して愛車にETCを取り付けた。ETC取付後の初ドライブが帰郷のための名神高速道路となったが初ゲートを通過する時に「うまくゲートが上がるかな?」と期待と不安とが交錯する。ゲートでの待ち時間がなくスイス~イと通過できることはありがたいが金銭感覚喪失の危険性があることも事実だ。200510_154NS

  法事については、マイホームページの「わがままひとりごと」に記載することとして、法事後に姉・妹との3人で中九州を横断する形で阿蘇山~別府とまわり別府観光港よりフェリーに乗船して帰宅する。阿蘇山では、風向きによっては登山禁止になるそうだが幸いにも火口まで行くことが出来た。これまでに数回、阿蘇山に来たたことがあるが外輪山を含めて阿蘇山系の美しさ、自然の雄大さを堪能する。この阿蘇の近くでで一泊する。部屋に付いた露天風呂でゆったりと、のんびりとくつろぎ日ごろの疲れを癒すことが出来た。翌日、湯布院経由で湯けむりたつ別府へとドライブする。「地獄めぐり」の観覧券を買い込み、海地獄・鬼石坊主地獄・山地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄を順次ゆっくりと見て回る。今日も早めに引き上げて、厚生年金施設でゆったりすることにした。翌朝、昨日の続きで、血の池地獄と龍巻地獄をへと歩を進める。このあと、高崎山へと行き可愛いお猿さんを観察する。赤ちゃんをしっかりと抱きかかえた姿を見ていると、人間社会の大人が大いに反省すべきことがあまりにも多過ぎるように思えてくる。