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座喜味城跡に行ったら・・・・内地並みの目にあった

2015-05-05 09:15:58 | 沖縄本島にて

 ゴールデンウィークは遠出だ!・・・・本島一周300km程度だけど、他府県のGWに負けずに気分を味わおうと北部に向かいました。 遠出は小旅行ですので、途中寄り道を。 大型ショッピングモールは人だらけなので、あまり人が来ないであろう名所を。 ということで読谷村にある「座喜味城跡」に行きました。


 座喜味城は15世紀につくられたグスクの1つで、標高120mの山の上に琉球石灰岩の切り出し石を積み上げた山城です。


 まずはリュウキュウマツの林の道を歩いていきます。 今日は晴れていますが日差しはそんなに強くなく、涼しい風が吹いています。 木陰ではTシャツ1枚だと少々寒い感じがします。


 松の林を抜けると、早速石門があります。 この城壁は外壁と言えます。 石積なのに城壁はなめらかなカーブを描いています。 とても美しい姿をしています。


 門をくぐるとふたたび城壁が。 今度は門が多少高いところにあります。 ここは内壁になるのでしょうか。


 中にはいると、全周石壁です。 それでどんな形状をしているのか、壁の上に上りますと

 

 このように美しいカーブを描く城壁が見渡せます。 城壁自体は内地のお城に比べて決して高くありませんが、この付近でもっと高い山の上につくられていますから、周りを見渡す感じになります。 座喜味城跡は沖縄が本土に復帰した昭和47年に国指定文化財になり、復帰後15年かけて再建されたそうです。 戦争中は日本軍の高射砲陣地が設営されたそうなので、相当の被害を被ったのだと思います。 そのせいか一部石垣は切り出し岩ではなく普通に石を積み上げた場所もありました。



 ここは本殿跡です。 基礎の石は島尻層群の硬砂岩:ニービでできています。この山は名護層群という千枚岩や頁岩を主体とする地質でできていて、ニービは出てきません。だからこのニービも本島中南部、少なくとも嘉手納以南から持ち込まれたものです。 しかし、こんな綺麗な城壁を持つ山城は内地ではちょっとお目にかかれないでしょう。 なかなかの名所でした。


 さて、それから北部に向かうべく国道58号を北上すると・・・・交通渋滞に巻き込まれました。 沖縄自動車道も名護出口(許田IC)で30分以上渋滞と聞きましたので、一般道を。 見事渋滞。 

 恩納村入り口付近から名護入り口まで、20km程度の距離を2時間かかりました。 これって、内地の高速道路並みの混雑だと思いません? おかげで暇に任せて外の風景を移すことができました。


 でも、渋滞といえどもよそ見運転は厳禁。 あせらず、ゆとりを持って安全運転を。


 名護湾を見渡せるパーキングにて。 のどかな風景です。 今日は日差しはそんなに強くなく、心地よい風がそよぐ絶好の観光日和でした。 でも来週辺りから沖縄地方は梅雨入りのようです。



 

 

 

 


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