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SOSサトウキビ

2012-10-06 18:35:02 | 宮古島にて

 もう消滅しましたが、先月末沖縄に接近した台風17号の爪痕を紹介します。 まず、再接近した29日の町中。

 停電で信号機が点灯していません。 こうなりゃ事故を避けるために、ゆっくり走るしかありません。 低地では、

 しっかり道路が冠水しています。 河川のない宮古島でも浸水することだってあるのです。 ここはといえば、

 土地改良工事に伴い、休耕地となっている場所ですが、サトウキビ畑です。 水田ではありません。

 サトウキビと言えば、この台風で大きな被害を受けています。 例として、私の住む場所の状況を。

 これは引っ越し直前(8月末頃)の私の住むアパートとその前のサトウキビ畑です。 ところが今度の台風のおかげで、

 強風で根こそぎ倒されて、こんな風になってしまいました。 今も起き上がっていません。 起き上がっていないどころか、

 青々としたサトウキビは塩害によって枯葉状態になっています。 現在、宮古島全域の農地ではスプリンクラー散水による除塩作業が行われています。

 しかし、農業用水に限りがあるため、無秩序な散水は禁止され、畑によって散水日が規制されています。 また塩害除去にはどの程度の散水量と間隔(散水方法)がよいのかも現在調査中の段階です。 もちろん、土地改良が終わっていない農地では散水のため、「コイン給水所」で水を汲み、自分で放水している農家の方々も大勢います。

 宮古島を含む沖縄県地方では、単に「台風は恵みの雨」にはならず、場合によってはよけいに大量の真水を使用する原因になることも覚えておいて下さい。  

 


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