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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

我が国のNEDOが海外で水素製造を行い、供給するプランを支持

2015-06-10 | 代替エネルギー

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「我が国のNEDOが海外で水素製造を行い、供給するプランを支持」です。


⇒その理由は……:

 ─「水素化社会」という言葉を最近、よく耳にします。
  この概念には実のところ大きなカギがあります。

 ─それは肝心の「水素」をどの様につくるのか、決まった方法が無いという
  ことです。不思議に聞こえるかもしれないですが、本当の話です。

 ─その意味で大変興味深いのがこの「水素化社会」という議論なのです。
  大元であるべき「水素」について全く確たるものがない議論なのです。

 ─しかし実際には「確たる技術」は存在するのです。しかも誰しもが知って
  いるのがこの技術は「石油精製技術」にも匹敵するということなのです。

 ─すなわち水素を安価かつ簡単に製造出来れば、その技術が普及するのは
  目に見えているのです。全世界に普及するはずです。

 ─その態様は正に原油ラッシュにも似たものになるはずなのです。
  その意味でこれが我が国に存在すれば虎の子中の虎の子というべきです。

我が国のNEDOが海外で水素製造するサプライ・チェーン構築に乗り出している
と報じられています。「水素化社会」に向けて水素が明らかに足りないのです。

これは大変不思議な話です。
なぜならば上述のとおり本当は「すぐそこで水素を創る技術」はあるからです。

ところがこれが正にイノベーションそのものであるため、問題を孕み始めて
います。かえって「水素製造は困難」な方が儲かる向きがいるからです。

その意味で早くも「水素」は利権化し始めています。
しかしエネルギー・シフトを語る時、本当にそれで良いのでしょうか。

なぜ足元に技術があるというのに、あえて海外で調達するのか。
海外へのエネルギー依存を減らすのが国としてのつとめではないのか。

多くの疑問を孕みつつ推し進められる「水素化社会」への移行。
その本当の意図を、今こそ読み取っていく必要があるのです。

 

(メールマガジン 2015年6月10日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

ただしそこでの目的はあくまでも「社会的課題解決」なのであって、新たな補助金捻出を通じた「利権創出」ではないことは言うまでもない。その意味で当初のトリチウム汚染水処理そのものに対してのスタート・アップは補助金によって賄わざるを得ない部分があるにせよ、最終的には当該技術をもって生産される「廃棄物」をもって上述の「回収エンジン」を廻せるかがカギになってくるのだ。その観点でいうと、実はこの革新的技術は大量の水素を処理過程において発生させることが分かっている。水素化社会への移行に向け、喉から手が出るほど欲しがられているものとこれを直結させることが出来れば、巨大な「回収エンジン」が廻り始めることになるのは言うまでもない。

 

トリチウム、そしてビジネス・プロデュース

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a60663e7df07053a26796f2e01cc287f


 

第19回国際常温核融合会議がイタリアで開催

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/66971293f3b14729248580fc76afd4d3



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