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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

ギリシアのデフォルトがほぼ確実視される展開

2015-05-13 | 米欧・枠組み・金融資本主義

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ギリシアのデフォルトがほぼ確実視される展開」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
  マーケット、人間社会そして森羅万象を貫く「復元力の原則」です。

 ─これは余りにも”当たり前“なのですが、それを認知出来ないのが人間の
  哀しい性です。特に戦後日本で私たちはこの点で完全に健忘症なのです。

 ─これに対して米欧の統治エリートたちは違います。
  この原則を正に用いながら国際社会全体の統治を行っています。

 ─大切なのは「下げ」は必ず「上げ」につながるという点なのです。
  その繰り返しを、後はどれくらいのインターヴァルで行うかなのです。

 ─全てが拙速なように見える金融資本主義。
  その実、全く米欧勢の統治エリートたちは中長期的な視点を持っています。

 ─「あえて近視眼的に見せかけている」
  その様な冷静な観察眼が必要です。

ギリシアにおける国家債務不履行がほぼ確実になり始めています。
「今回はさすがに避けられない」という論調が広まっています。

繰り返し語られてきたこの「デフォルト可能性」。
”オオカミ少年伝説“の様にも聞こえます。

大事なことは「なぜ遅延してきたのか」なのです。
「偶然」ではなくそこに「意図」を読み取るべきです。

そしてその「意図」の「目的」を考えるべきなのです。
その結果、”その向こう側“への扉が開かれることになります。

いずれにせよ大事なのは「復元力の原則」です。
これをもって米欧の統治エリートはギリシアに接しているはず。

となると、ギリシアの運命やいかに?
───己の未来に引き付けて考えることが求められています。

事態は・・・“すぐそこ”で動くのです!!

 

(メールマガジン 2015年5月12日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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