この度、久し振りに横浜・鎌倉地区の散策を実現し、現役時代の思い出の地を楽しんで来ました。
東京、横浜勤務時代、週末を楽しんだこの地は、ハードな現実から一時的に解放される素晴らしい憩
いの場であり、多くの良き思い出を抱いております。
今回は、横浜・鎌倉散策の旅・その1として、「横浜・三溪園」について採り上げます。
< 横浜市中区本牧 「三溪園」 / 2014.11.14 >
「三溪園(さんけいえん)」は、横浜市中区本牧にある庭園で、実業家で茶人の「原富太郎」によって
1906年に造営。17.5haの敷地に17棟の日本建築が配備され、現在は公益財団法人三溪園保勝
会が運営。
「原富太郎」は岐阜県出身の実業家で、横浜の原商店に養子として入り、生糸貿易で財を成すととも
に、事業のかたわら仏画、茶道具などの古美術に関心を持って収集。
明治39年(1906)に市民に公開していますが、今日の建築博物館のはしりであり、その時代におけ
る賢明なる判断は、極めて大きな社会貢献であったと思われます。
① 外苑の風景 ② 臨春閣 (旧紀州徳川家の別荘)
③ 旧燈明寺三重塔 ④ 鶴翔閣 (原三渓の旧住居)
⑤ 聴秋閣 (春日局ゆかりの建物) ⑥ 旧燈明寺本堂
⑦ 旧東慶寺仏殿
< 以上 上及び左からの順 >