南信州散策の旅その2は、高遠町の名所である「建福寺」と「高遠町歴史博物館」を採り上げます。
高遠町は高遠城址公園の桜が余りにも有名ですが、小生にとっては江戸幕府重臣「保科正之」ゆかりの地であることに興味があり、この機会にと思いゆかりの場所を訪ねることとしました。
* ↑(3件) 「建福寺」 (2017.6.2)
「建福寺(けんぷくじ)」は、長野県伊那市高遠町にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は大宝山、本尊は釈迦如来。平安時代末から鎌倉時代初期の創建で、開基は文覚と伝わります。
この寺は武田勝頼が藩主のとき武田家菩提所として、さらに保科氏の菩提寺として続きました。
高遠町は名臣「保科正之」を生んだ地であり、この寺は保科家(藩主)の菩提寺として今も崇拝されています。
* ↑(4件) 「高遠町歴史博物館」 (2017.6.2)
「高遠町歴史博物館」には高遠町の歴史資料のほか、「絵島囲み屋敷」があります。
「絵島囲み屋敷」は、江戸大奥に仕えた大年寄絵島が高遠藩に流された時に囲われた屋敷で、当時の質素な住居が復元されています。
また博物館の前庭には、保科正之と生母お静の像が設置され、訪れる人々の注目を浴びていました。
最近現地では、「保科正之」のNHK大河ドラマ化の運動が起こされ、大変注目を集めているようです。
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