昨年の4月からスタートし、1年がかりで進めて来たプライバシーマーク (個人情報保護マネージメントシステム : PMS) の取得活動も、この4月に書類審査を受け6月22日(金)に1日かけて現地審査が終わりました。
当社は、8年前にISO9001を取得しており、今回はCANON MJからの誘いでコンサルを受けて勉強をし、取得を目指しましたが、ISOとは違って個人に対する保護情報が、結構厳しく大変でありました。
当日は 書類審査の資料を基に1日かけての現地審査となりました。
現地調査は、1. 代表者のインタビュー : Pマーク申請のきっかけや経営方針、管理体制等
2. 運用状況の確認 : 業務内容の確認とか手順、教育訓練、リスクに対する対応
3. 現場での実施状況の確認 : ① 個人情報保護方針が徹底されているかどうか ② 社屋や部屋の、セキュリティ部門の出入り口の入退記録や書庫、金庫類の鍵の保管記録等 ③ コンピュータのバックアップや暗号化、ID番号、パスワード ④ サーバーのアクセスログ、オンラインの処理、書類の授受やその記録等々
4. 総括 審査官の全体の総括報告と指摘事項 とで締めくくって終わりました。
書類作成は営業の水谷さんが完璧に、 責任者としてコピーセンターの生川君が主体となりよく頑張ってくれたと喜んでいます。
個人情報保護法の申請を始めて思ったことは、Pマークの取得は当社のとって個人よりも、法人相手が大半なので、少しばかり趣旨が違うかなと思うところもあり、どうも個人情報保護が過大に評価運営がされ、行き過ぎではないかな?と思われる点もあり 複雑な想いがあります。
日本国内で ISO9001は100万社前後取得しており それに比べるとPマークはH18年末で80,519社で10分の一で、取得するのも大変なだけに希少価値でもあり、対外的な信用力も着くのではと考えています。 又これだけ時間と労力をかけた訳だから、社内ルールの徹底やお客様へのPマークの趣旨を説明し信用を高めたいと考えています。
あとは 指摘事項を早急に直してOKであれば 認可を待つのみ・・・
ご苦労さんでした。 後藤 武