私がパソコンを触りだした頃、今から25年以上前の1970年代後半ことですが、当時パソコンとは一部のマニアか、研究者などが使用する事が多く、一般的にはパソコンが何たるか知らない人が多かった。
もちろんソフトのほとんどがユーザが作成し使用していた。もちろん今と同じように、販売しているソフトを購入して使用する人もいましたけどね。
その頃の主流のメディアは、カセットテープでした。
カセットテープのプレーヤーも今にして思うと特別な物ではなく、単にミニピンのステレオケーブルの付いた専用ケーブルでパソコンとつなぎ、再生してパソコンに読み込ます(結構時間がかかった)。一部には再生と停止のコントロールが出来るタイプの物もありました。
そのカセットテープをラジカセ(死語?)で再生すると、「ピーガー、ピー・・・」とうるさい音がするだけ、簡単に言えば、FAXの通信音と同じです。
何で今更こんな古いことを書いてるんだ?と思われるかもしれませんが、実は友人宅に遊びに行ったら、出てきたんですこのカセットテーププレーヤーが。しかも当時使用していたソフトが中に入っていたんです。
音を聞くと「ピーガー・・・」といってます。なつかしぃ~。
ほとんどのコンピュータで今でも同じ技術を使用しているのです、フロッピーやハードディスク、FAXといいインターネット接続といい、本来は同じ原理なのです。
昔の技術開発者はすごかった、一からこのような技術を作ってきたのだから。今の技術者はその恩恵に胡座ををかいているだけのような気がします。
古い技術を見て、その技術の応用だけでなく、それに匹敵するような技術開発をしてもらいたいですね。
開発者で無くなった私はただ懐かしむ事しか出来ませんが・・・・。
システム部 森本