『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

網走後記

2018-04-16 20:31:42 | 北海道

素晴らしい旅というものは
帰って来てからも味わいを増すもので
人によってはその旅が
人生の軌道を変えてしまうこともあります。

荒ぶる北の海と流氷
流氷に乗って何処かへ去っていった
オホーツク文化の民、北方の王者たち。



文字は持たなかったけれど
海獣や熊をモチーフとした数々の造形
その素朴なつくりは
大自然への恐怖と畏怖、憧憬の結晶。



何故これだけ私達を惹きつけるのでしょうか。
技巧的に高度では無いけれど
それは与えられた厳しい条件のなか
全霊をもって打ち込んで作られたものだから。




「観光地には人は多いですけど」
地元の方のお言葉、なかなか厳しいようです。



「オホーツク」
なんと、夢を感じる地名でしょうか。
果てしなく続く流氷の先を知っているのは
渡り鳥とオホーツクの民だけ。

さとうきびの島 


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