『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

江差

2021-03-16 10:14:26 | 北海道

道南は対馬海流のおかげで積雪が少ないと聞いていたが今の時期、海岸線はほとんど雪がない

江差は北海道文化の発祥の地と言われ北前船の寄港地、樺太までの中継地点となった。往事の繁栄のまま街区が残っておりコンパクトさがいい。フェリー埠頭も歩いていける。





北海道に上陸?するとアメリカ合衆国との類似性を考えさせられる。全国各地から人が集まっていること。だからしがらみがない。大雑把
蝦夷島の歴史が短い分、大胆な政策を実行できるがマイナスの方向に向かうと節操がなくなってしまい世間知らずオレ様化し安い。農業国で自給自足。思いついた事を列挙してみた。

アイヌと和人
日本列島千島から琉球まで遍く居住した縄文人は大陸からの移民と文化の移管を通して和人となり米を通貨とする文化が定着した。
一方蝦夷島の縄文人は別の道を歩む。続縄文時代擦文時代を経てアイヌという民族形態に移行
網走のモロヨ貝塚や斜里の博物館は考古学の資料として面白い。

和人とアイヌの交流や対立は現代書館の「松前藩」に詳しく客観的な記述でわかりやすい。
多様性と調和がトレンドの現代だが擦文時代からの流れを辿ると視点が変わってくる。
坂上田村麻呂の奥州出兵は平安京造営の為のGOLD確保と言う話を何処かで聞いたが、アイヌと和人の関係も経済面からアプローチするとまた違う発見がある。

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