しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

指導と稽古

2011-03-11 10:02:43 | インポート

3月11日(木)寒さも和らぎ、日も長くなってきました。春が近いですね

長かったケガの治癒もすすみ、1カ月ぶりに防具を着けて稽古しました。

子ども達の集まりは少ないですね~準備運動は文悟くんにお願いしました。取り掛かる前に先日の練習試合の結果を聞いてましたので、「ベスト8、頑張ったなっ!」と言うと「いえ、運がよかったし、シードでしたから・・・」と謙虚な姿勢天狗にならず、結果だけにこだわらず、きちんと内容を認識してますねその調子で頑張ってください!

しっかり声を出して準備運動を終了し稽古に入ります。稽古に入る前、「一眼・二足・三胆・四力」の話をしました。一眼とは目の事ですが、「活きた目」の事を言います。すなわち「活きた目」とは、やる気のある気持ちの入った目です。声を出すと気持ちが高揚しやる気が出て活きた目になります。なので毎回しっかり声が出るまで素振りを行います。一番大切な事はやる気を持って取り組む事です。

さて、稽古です。試合も近いので連続技の稽古を中心に行います。先ずは、長い切返しです。足から打つ事、肩の力を抜く事、声を出す事を意識して一本一本丁寧に行います。続いて連続面打ち、面打ち、小手打ち、小手面打ち、面すり抜け引き面打ち、面体当たり面打ちを行います。連続技は、足捌き、柔らかい手の内が肝心ですのでしっかりと体で覚えてください。最後は、一息の切返しで終了。

今回、豊晴くんを稽古から外しました。原因は、声が出てなかった事ですが、やり直しをさせた時も声を精一杯出していませんでした。稽古前に「一眼」の話をした矢先でしたので、きつく叱りました。本人も謝って来ましたが、チャンスは一度しかない事、目の前にある事を一生懸命する事を知って欲しくての罰でした。彼はもっとやれる事を私は知っていますし、自分の良い所を自分で損なわないようにして欲しいです。今回の経験が少しでも将来の役に立てればと願っています。


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