1月12日(土)嘉飯山剣道連盟の主催での合同稽古会が桂川町体育館で行われました。
前回は昨年11月7日に行われた合同稽古会では桂川町の修刀館が周りの道場に声を掛け行っていたものでしたが、今回は嘉飯山地区のレベルの向上と親睦を図るため規模を大きくし初の連盟主催?によるものでした。しかし、桂川町の保護者の方々は良くお世話して頂いてます。本当に関心します!ありがとうございますm(_ _)m
子ども達は80名ほど集まり、初心者、1・2年生、3・4年生、5・6年生、中学生とコートを分け9時45分から12時まで一人当たり5試合程をこなしました。
今回私は5・6年生を担当し審判をいました。
ん~全体的に見て5・6年生にしてはレベルが低い・・・先ず、「声」が出てないので気迫、勝とうとする意識が感じられませんでした。次に「足捌き」ですが踏み込みが弱く、5・6年生なら2段技や3段技を使っても良いのですが単調な打ち込みになってます。そして最後に「駆け引き」として竹刀を操作しフェイントや応じ技が見られませんでした。
午後は小林先生の講義でした。前回お話をされた内容と同じでしたが、今回は実際に体を動かし、切り返し・打ち込み・掛かり稽古と先生方が基に立ちドンドン打ち込ませていました。
最後に小林先生が言われていた言葉で「剣道は勝つことが全てではありません」っと断言してありました。確かにその通りだと思います。それは、基本を無視し勝つことだけに執着しては本来ある「剣道の良さ」が損なわれるからだと思います。剣道は武道であり、他のスポーツとは違う要素があります。それは、日常的な生活にも剣道の要素を含みます。礼儀・作法・挨拶・行動・・・それらが稽古や試合に繋がるものだと思います。
ただ、試合に負けてばかりでは面白くないでしょうから、勝たせてやりたいのも事実。
そう思うと、やはり稽古しかないと思いました。大きな声を出し、ひたすら打ち込みむ事も大切です。そのなかで基本的な動きの指導を掛け合わせ注意していく。。。私は今後その様な稽古指導をして行きたいと思います。
我々指導者が出来る事は、子ども達に「切欠」を作る事しか出来ないと思いますがこの切欠が大切だと思う今日この頃です。。。