師尊老大人曰く・・
もし今日あなたはこの一足の塵だらけの運動靴を履いて運動場にいき、あなたは自分の靴がとても汚れていると思うか？そうか？（そうではない）
それではもしあなたがこの一足の靴を履いてとても綺麗に掃除されたばかりで、床も非常に真っ白に磨かれている一軒の家に入ると、あなたはこの靴がとても汚いと余計に感じるか？（はい）
あなたは靴を履いて敢えてこの家に入ることができるか？（できない）
おそらく、皆は凡人俗世の中の様々な念頭や言行挙動において、自分が凡塵に中にいるから何が正しくないか、何の誤差があるかを感じていない・・ただしあなたは知るべきである、あなたは今日上天のこれ以上ない清浄な道場に来られていて、なぜあなたがこれら凡夫の念頭と言行挙動を持っているにも関わらず、慚愧を感じないのか？
だから、本当に智慧のある人こそ知る、あらゆる自己の凡念を用いて聖事を行うなら、この中にはすでに罪過がある。
皆は道務に大変熱心で積極的かも知れないが、振り返って反省すれば、あなたの心念は何か、あなたは決して自分がこれらの場所に行き来しているからといって、道に対して非常に熱意があると思ってはいけない、あなたはまさに自分の足元の靴はどんな靴であるのかを見なさい。あなたがこのような靴を履いて清潔な家の中を何回も歩けば歩くほど、ただこの家のご主人にますます嫌われるだけである。よくよく考えなさい。
師尊老大人曰く・・
第三。困境を解脱するのに必要な意志は、上帝に対する誠敬を常に持ち続けることである。人の天性とは困難の中に天を思い、緊急の時に母親を思う、これはどうにもならない中で、自分の命をあなたを生む人に託して、あなたを化育した上帝に託す。
この時あなたがもし二つのここㇼを存せず、ただ困境にあった自分を、困境を与える天に還すことができるならば、そうすることであなたは助けを得ることができる。
命も上天がくださったものであり、困難も上天が与えてくれた以上は、
全心的に上天の処置に委ねて、はじめてあなたは明るい路を得ることができる。
困境に中にいるあなたは、自分のお供物が少ないからといって、上帝を敬い礼拝しないことはない・・
困境の中にいるあなたの信心が、
普段あなたがお供えした物品よりもまされば、すなわちあなたは必ずこの一時の困境によって、上天から本当に認め受け入れられる。
続く
