真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~三十六、劫内(ごうない)を修持(しゅうじ)し路径(ろけい)を尋(たず)ね 真言を念起(ねんき)して帰すべし

2024-03-13 20:06:12 | 弥勒真経 解釈

劫内を修持しとは災難が降ろされている三期の間に勉めて修道の決心を保持するを要することである。

路径を尋ねとは一条の光明の大道を尋ね当てて劫(わざわ)いをかわし、難を避けて長生了死を得ることである。

現今(げんこん)、大道が世の中に布衍(ふえん)される真意は末劫が正に臨(いど)もうとしているからである。

この善悪玉石が正に判別を下される期間内に得道者は勤めて天道を固く抱いて行い、一途に目標を定めて正しい路径を求め、永遠に生死を超越し、霊の故郷を尋ねるべ木である。

天道は天に返る路であり、すべての人の捜(さが)し訪れるべき道である。

この道を得たならば、常に誠なる真言呪を心霊に念じ、常に清浄を保ち、道法に帰依し、天命の法令に遵(したが)い、天堂の規律に則(のっと)って修め、功徳を圓満にし、凡を脱して聖胎(せいたい)を得、極楽に永生を求めるべきである。

佛令とは弥勒古仏の命令一下に帰一統一することであって、斯(か)く修められた人は再びと東土に往きて生まれ、又死ぬことがない。

理天に於いて快哉(かいさい)を叫ぶのである。

続く

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