真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

【Ray:道(真理)を例えて「紫竹幽林(奥山の紫の竹)と言います!】蘭 君子の香り為り【第138回】

2021-03-28 23:25:28 | 道すなわち真理

道徳を象徴する物語です。蘭の字は「門」の中に「東」、そして草カンムリです。東は人々の暮らすところ、ちなみに西は極楽浄土です。門は人々の天命があるところを指示していますが、人間の顔面の左右の眉を指しています。その真ん中にある東とは「人の心の有り処」を意味しています。幽林に咲く高貴な花は「求道者」を例えています。表題の紫竹も門と同じ意味です。これから皆さんが到達する深い心の世界は古代から人類の中心に位置するものです。

諏訪の御柱祭りの甚句に「奥山の大木、里に下りて神になる」とあります。「奥山」は「幽林」、「大木」は上の例えで「東」つまり「人」です。奥深いところの君子は、時が来たら里(人々の暮らすところ)に降りて神になって人々を済う、ということを伝承してきた祭りです。現在、世界共通のこの課題は日本発の伝承です。

蘭 君子の香り為り【第138回】