にせ悟空の麻雀道中記

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日本麻雀機構、崩壊!

2006年12月09日 02時56分10秒 | エッセイ
とうとうこの日がやってきました。

今日だけは本音で書かせてもらいます。


HPで正式に発表があったけど、優勝賞品は1000万ではなく世界一周旅行wになったようだ。
この背景には思ったように会員が集まらず、金主が投資額を減らしたということがあると考えていいだろう。
噂によると、1000人すら集まってないとか・・・

高額賞金を一番の目玉に立ち上げた団体が、その賞金を返上すればどうなるか?
説明するまでもなく崩壊は確実だろう。

自分は新団体発足の知らせを受けて、すぐにこの記事を書いた。
http://blog.goo.ne.jp/nise59/e/5426fe638ac594b0d72efdd7a2458522
http://blog.goo.ne.jp/nise59/e/96dc1ef7551172c9fdad19c6d7598b7c

見事なまでに的中しているではないか。
「一流選手がリーグを立ち上げてもファンは簡単には移行しない」
「優秀なプロジェクトチームであっても仕事が取れなければ意味が無い」
ここまで迅速かつ正確に機構の行く末を予想していたのは自分くらいのものだろう。
まあ、大会すら満足に開けないくらいのショボさは自分としても正直予想外だったが(^_^;)


自分は過去に某掲示板に以下の書き込みをした。
多少言葉が適切でない部分もあるので、そこは伏せさせてもらうが。

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何て言うのか、こんな世間の常識を
○○○の○○○に当てはめるのもどうかと思ったけど一応書いてみる。

普通は前にいた企業を辞めて事業を起こすなら元の会社とは円満に退社手続きをし、
独立後もいい関係を続けていくのが大人の世界。
立つ鳥後を濁さずってやつだね。

退社の少なくとも数ヶ月前から退社の意思を示し、会社と話し合い
残った仕事は全部片付け、引継ぎもきちんと終わらせる。
独立するにせよ、多くても必要最低限のメンバーの引き抜きのみに留め、
退社後の会社に戦力面で迷惑が掛からないよう配慮する。
元の会社の顧客を奪うなんてもってのほか。
その顧客は本人の力ではなく、会社の肩書きがあったからこそ自分の顧客となり得た。

機構の○○○は・・・

連盟リーグ戦の真っ最中にいきなり退会。
そのせいでA1リーグは降格者無しで、事実上運営不可能に。
主力メンバーを金の力で引き抜き工作。
その後も工作を継続しているとの噂も。
ネット登録可でロン2ユーザーを機構ユーザーに。
○○なんぞはチャットで「ロン2のおかげで僕は有名になれた」とまで言っていたのに
そのファンをそのまま機構へ持っていく義理も何もない○○丸出しの手法。

日本麻雀機構とはこんな○○の人間の巣窟です。

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これは転職、独立する人間には当たり前のことで、その手の本にもくどいほど書かれている。

これにはいろいろな理由があると思う。
その業界で信用を失うから、元の企業と協力できなくなるのが不利だから、
いろいろあると思うが何より、

やめる段階で当たり前の義理も果たせない人間が新しい事業で成功するはずが無い

というのが大きいのではないだろうか?

今回機構の面々は目をかけて売り出してくれていた連盟にありえない不義理を働いた。
はっきり言うと、今までの彼らの人気は各メディア(麻雀格闘倶楽部、ケーブルテレビ等)にパイプを作り、麻雀のイメージアップ戦略の土台を作った森山プロのおかげ。
その森山プロに唾を吐いて連盟をメチャクチャにした彼らに組織運営などできるはずもないのだ。

そこらへんの認識の甘さが機構の面々の世間知らずさに他ならない。


トヨタのトップセールスが飛び込みで売りに来る。
トヨタの営業部長の肩書きがあるから、客は話を聞こうとも思うが、これが
「山田です」「佐藤自動車です」では誰も相手にしない。
彼らはそれをわかっているから簡単に独立など考えない。

世間から見て機構理事など、連盟の肩書きがなければその他大勢のマイナープロなのだ。


しかし、賽は投げられたのである。
機構の面々は今更連盟には戻れない。

首謀者の口車に乗せられ、連盟を抜けた若手プロもたくさんいる。
今後、人間関係はメチャクチャになるだろう。

あたりまえのこともまともにできない人間が落ちていく様、醜くいがみあう様を我々はこの先見ることになる。
「社会人としてこうはなってはいけない」反面教師として彼らを見ていこうと思う。


最後に。
機構の理念に賛同し、会員登録してしまったアマチュアの方々。

理念が現実のものとなればどんなに素晴らしいだろうか。
三重の道場でレーティングとプライドを賭けてリアル麻雀を打つことができたらどんなにいいだろうか。

しかし、この日本麻雀機構ではそのようなことは夢の夢だと感じる。

自分はいつの日か、機構の理念を現実のものにしてくれる団体が現れるのを楽しみにしている。
その時は麻雀の新しい地位に希望を抱き、一緒に卓を囲もうではないか。