夢をかなえる新聞・聖教新聞 -人間革命の指針-

聖教新聞は夢をかなえる新聞です。その中より「新・人間革命」、名字の言、体験から夢をかなえゆくための指針をつづります。

苦闘で鍛え上げた人の「楽観主義」 11/27

2011-11-27 22:17:10 | 名字の言
マリー・キュリーのノーベル化学賞受賞から100年にあたる本年を、国連は「世界化学年」と定めている。日本人の化学賞受賞者は2000年以降だけで6人を数え、世界の最先端を行く国の一つといえる▼その伝統を築いた4人の先人たちの軌跡を伝える「化学者展」を、東京・上野の国立科学博物館で見た。同展では、漆の研究などを通し、日本の有機化学の基礎を築いた真島利行博士と、その弟子たちが紹介されていた▼終戦直後の荒廃した社会。実験どころではない。悲嘆した弟子は「先生、これでまた化学ができるようになるのでしょうか」と問うた。博士は答えた。「君、こんなことはなんでもないですよ。僕たちが化学をはじめたころはもっと条件が悪かった。回復するのに10年もかからないよ」▼戦前・戦中の困難を乗り越えた自信があったから、再び逆境に遭遇しても、希望を創り出すことができたのだろう。その博士のもとから、赤堀四郎、黒田チカ、杉野目晴貞ら一級の化学者が輩出された▼苦闘で鍛え上げた人の「楽観主義」は、接する人に、明るさだけでなく、勇気と希望をもたらすことができる。今、困難の渦中にある人も、そうした先人たちの試練に学びたい。負けてはならない。(宗)

日本にかつてあった、「恩送り」という言葉を思い出した 11/26

2011-11-27 22:14:41 | 名字の言
「情けは人の為ならず」との言葉がある。”情けをかけても、結局、相手のためにならない”という解釈は、もちろん間違い。本来は”人のために尽くせば、巡り巡って自分によい報いがある”との意味である▼先月末、九州の中・高等部による体験主張大会を取材した。いじめを乗り越えた女子高等部員が登壇。一緒に祈り、折れそうになる心を支えてくれた家族、励ましてくれた同志に感謝し、彼女は語った。「私がそうされたように、友達一人一人を大切にしていきます」▼日本にかつてあった、「恩送り」という言葉を思い出した。受けた恩を、さらに別の人に送る。そうして”恩の連鎖”を広げ、温かい社会をつくろうという考え方である。恩を受けた人に報いるのは人の道。加えて、励まされた人が、人を励ませる人に成長することが、真の「報恩の道」であろう▼仏法では、他者に尽くす「菩薩道」の生き方を説く。その「心」を、池田名誉会長は「人の『生きる力』を引き出した分だけ、自分の『生きる力』も増していく」「『利他』と『自利』の一致です」と語る。友を、とりわけ前途ある青年世代を励ましたい。それはそのまま、自身の境涯を高め、社会を良くする道につながっている。(壱)

共戦13

2011-11-27 22:13:39 | 小説「新・人間革命」
 労働運動に嫌気が差した山内光元は、半ば、自暴自棄になっていた。

 〝結局、世の中は、もともと不平等にできているんだ!

 どこに生まれるか。平和な国か、戦争に明け暮れる国か。先進国か、発展途上国か。大都市か、田舎か――それだけで、運命の大枠は決まってしまう。

 さらに、金持ちの家か、貧しい家か。どんな親のもとに生まれたか――それで、ほぼ人生は決定づけられる。

 そして、自分が、生まれながらに病弱であったり、障がいがあれば、一生、大きな苦しみがついて回る。

 では、その運命を決めるのは何か。偶然の産物なのか……〟

 考えれば考えるほど、わからなくなった。

 彼は、五十歳になろうとしていた。その五十年の人生自体が、意味のないもののようにも思えるのだ。

 そんな時、病院通いをしていた妻の照子が、近くの学会員から仏法の話を聞き、入会したいと言いだした。

 「創価学会? どんな宗教なんだ」

 「私も、詳しくはわからないけど、人間のもって生まれた宿命を転換し、みんなが幸せになれる教えだということです」

 「人間の運命を転換できるというのか!」

 「なんでも、南無妙法蓮華経というのが、宇宙の根本法則なんだそうですよ。日蓮さんが顕した御本尊に、この南無妙法蓮華経という題目を唱えていけば、宇宙の根本法則に合致して生きることができ、宿命も転換ができると言っていましたね。

 そして、『あなたも、必ず病気を克服し、健康になることができます』って、確信をもって言われたんです。

 ただ、困ったことがありましてね。正しい御本尊を信じて、祈ってこそ、幸せになれるので、神札とか、これまで祈っていた対象物は、自分で処分し、新しい決意で信心を始めるように言われたんですよ」

11月26日(土)のつぶやき

2011-11-27 01:54:47 | 夢をかなえる新聞・聖教新聞
12:52 from モバツイ / www.movatwi.jp
「真に教養のある人とは、どんな人をいうのでしょうか。私は、それは慈悲のある謙虚な人であり、他の人たちの知識や経験に深く関心を寄せる人だと思います」(ワイダ―博士)11/25
13:13 from モバツイ / www.movatwi.jp
「一番大切なのは園児です。かつて自分が友達の輪の外に一人でいたので、『絶対に一人もさみしい思いをさせない』との決意で、園児に接することを心掛けてきました」11/25
13:15 from web
「全ての子に素晴らしい可能性があることを、園児や卒園生たちから、逆に教えてもらっています。『自分自身が、園児にとっての最大の教育環境』との思いを忘れず、信心根本の戦いで自身を磨き、使命の道を歩み抜いていきます」11/25
13:15 from web
「『学会活動で学んだ真心を町中に広げるんだ』が夫の口癖でした」11/25
15:35 from モバツイ / www.movatwi.jp
「技術を習得するには、もちろん苦労しました。けれど、日々の生活に『祈り』が加わると、どんなことがあっても『乗り越えてみせる』という気持ちが強くなっていくんです」11/26
15:37 from モバツイ / www.movatwi.jp
モットーは「人が笑顔になる作品を作る」こと。かわいい動物や鳥のイラストを絵付けし、自分らしく仕上げていく。そんな南川さんの作品は、小さな子どもたちにも大人気だ。今、百貨店などに、作品が並んでいる。11/26
15:41 from モバツイ / www.movatwi.jp
■プロデューサー伊藤隆行さん■自分の99%は凡人だと受け入れることが出発点。逆に言えば、残った1%は天才です。そう考えれば誰もが凡人であると同時に、天才なんですよね。その天才の部分を信じ込んでいる人の方が僕は好きです。11/26
15:44 from モバツイ / www.movatwi.jp
■プロデューサー伊藤隆行さん■正直になることは勇気がいるし難しい。もしかしたら「バカなやつだな」と言われてしまうかもしれない。だけど、「バカなやつだな」と言われることを恐れていたら、足が1歩前に出ない。自分の『モヤモヤ』も晴らせないと思う。11/26
by seikyo_dream on Twitter