夢をかなえる新聞・聖教新聞 -人間革命の指針-

聖教新聞は夢をかなえる新聞です。その中より「新・人間革命」、名字の言、体験から夢をかなえゆくための指針をつづります。

創立の月、広布拡大の実証を11/8

2011-11-08 16:11:59 | 名字の言
壮年部の大先輩の体験を聞いた。都会で入会後、今も住む旧習深い山間地に移転。点在する学会員を訪ね歩き、広布を切り開いた話に心が洗われた▼当初、会員宅を訪問しても、新参者への警戒心から応対は冷たかった。そこで、運転免許を持つ数少ない一人として「ご用はありませんか?」と声をかけ、皆のため縦横無尽に車を走らせた。本紙が郵送される地域だったため、名乗りを上げて広範囲の配達員にも▼毎日の訪問では、学会員か否かを問わず、多くの人に関わった。今では行く先々で自然に会話が始まり、地元で顔を知らない人はいないほど、信望が光る存在に▼大功労者の地域発展を願う行動には、横やりも多かったという。御書に「賢人をば愚王のにくむとはこれなり」(1467ページ)と。人のために尽くしても、賢人は悪意の者から憎まれる。善意の行動も、権力欲の目には権力を得るための策に、名聞の者には売名行為と映るからだ▼創価学会の誇りは、創立以来、「庶民の幸福のために」を貫いてきたこと。ゆえに、妬まれ迫害された。投獄・弾圧された三代の会長の歴史はそのまま、日蓮大聖人の御金言の証明である。今月は創立の月。広布拡大の実証を、三代会長と幾多の先輩同志に捧げたい。(濤)

「“努力は必ず報われる”と、人生をもって証明します」11/6

2011-11-08 16:10:45 | 名字の言
 日本のアイドルグループ、AKB48が、CDの初週売り上げで3作連続100万枚突破という、音楽業界の新記録を樹立した。新曲「風は吹いている」は、震災被災地への応援ソングと言われ、売り上げの一部は被災地支援に充てられる▼美空ひばりの「川の流れのように」の作詞でも知られる秋元康氏によるAKBの歌には、若者たちへ、前向きに強く生きていこう、と訴えるメッセージソングが多い。時には反戦平和の思いも歌う▼大勢の若い女性が、懸命に歌い、踊る姿は、元気を失っている社会にあって、明るい希望の存在に見えよう。寝食を忘れて練習に励む彼女たち。その一人は、「“努力は必ず報われる”と、人生をもって証明します」と叫んだ▼「歌は『うったう』ことです。天に向かえば祈りとなり、人に向かえば心を伝えます」と、池田名誉会長は本紙“ジャズてい談”で語った。歌は心。歌う人の心と、聴く人の心が触れ合うところに、勇気が生まれ、希望が生まれる▼今、各地の創価青年大会で、多くの青年の歌声がこだまする。仕事や勉学の合間を縫って練習に駆けつける。友と成長を誓い合い、厳しい社会を生き抜こうと挑戦する。この無名の若人たちの姿に、明日への希望の光が輝いている。(扶)

福光57

2011-11-08 16:09:57 | 小説「新・人間革命」
 三月十三日は、山本伸一の福島県滞在の最終日であり、夜には栃木県に移動することになっていた。

 彼は、午後五時過ぎから、「3・16広宣流布記念の日」の意義を込めて開催された、福島県青年部の記念集会に出席した。

 “未来を担う青年が集って来るのだ。励まさないわけにはいかない!”と、伸一は、自ら、この集会に参加することを告げたのだ。

 彼は、マイクに向かうと、「福島創価学会に、これだけの優秀で立派な男女青年部がいることに、深い感動を覚えるとともに、未来は盤石だと、心から安心しております」と語り、「3・16」の意義に言及していった。

 「『広宣流布記念の日』の淵源となった昭和三十三年(一九五八年)三月十六日の儀式というと、時の総理大臣が来る予定であったことが、語り継がれておりますが、それは、決して本質的な問題ではなかった。

 戸田先生は、そんなことよりも、次の時代の一切を青年に託すという、いわば付嘱の儀式を行おうとされたんです。

 広宣流布というのは、一万メートル競走のように、ゴールがあって、そこにたどり着いたら、それで終わるというものではない。

 むしろ、“流れ”それ自体であり、常に、いつの時代も青年が先駆となり、原動力となって、さらに“新しい流れ”をつくり続けていく戦いなんです。

 戸田先生と師匠の牧口先生とは、二十九歳の年の開きがあった。軍部政府の弾圧によって、共に投獄されたお二人は、逮捕された年の九月、警視庁の二階ですれ違った。

 戸田先生は『先生、お丈夫で!』と声をかけるのが精いっぱいであり、牧口先生は、頷くことしかできない。それが、最後の別れとなった。

 しかし、この瞬間が、師から弟子への、広宣流布のバトンタッチでもあった。

 牧口先生は獄中で亡くなられたが、戸田先生は、生きて獄門を出られた。そして、広宣流布の大発展の流れをつくられたんです」

福光56

2011-11-08 16:09:11 | 小説「新・人間革命」
 東北の代表幹部会は、感激のなかに幕を閉じた。山本伸一は、一階のロビーで、壮年部、男子部の輪の中に飛び込み、次々と声をかけ、激励を重ねた。

 岩手から来た壮年には、ぎゅっと手を握り締めて語った。

 「岩盤を穿つように、挑戦、挑戦、挑戦を続けてください。特に試練の時こそ、勝負です。日蓮大聖人が『強敵を伏して始て力士をしる』(御書九五七ページ)と言われているように、それを乗り越えれば、仏法の偉大さが証明され、一気に広宣流布は進みます」

 また、宮城の青年には、肩を抱きかかえながら、「『新世紀の歌』は、宮城県から生まれた。だから、どんな困難もはねのけ、皆さんの力で新世紀を開く使命がある。頼みます」と励ました。

 青森の友には、こう言った。

 「去年の秋は、お世話になりました。また、東北総合研修所に行きたいな。青森県は、兜のような形をしている。兜は戦いの象徴だ。どうか青森は、皆が闘将となって、大東北の勝利の牽引力になってください」

 秋田の青年には、「秋田は、かつて広宣流布の“日本海の雄”といわれた。今度は“日本の雄”“世界の雄”になるんだよ。君たちの戦いを見守っています」と訴えた。

 山形の壮年とは、固い握手を交わした。

 「大火に見舞われた酒田のメンバーは、元気に頑張っていますか。くれぐれも、よろしくお伝えください。

 山形は、米も、果物も豊富だ。日本一といわれるものが、たくさんある。広宣流布の活動でも、まず何かで、日本一、世界一になってください。そこから、山形広布の新時代の扉が開かれていきます」

 伸一が愛する東北である。二十一世紀の模範となりゆく、限りない未来性を秘めた東北である。ゆえに彼は、そのメンバー一人ひとりの胸中に、決意と発心の種を植えたかったのである。まだ寒い初春の季節だが、伸一の額には、うっすらと汗がにじんでいた。

11月7日(月)のつぶやき

2011-11-08 01:49:35 | 夢をかなえる新聞・聖教新聞
09:40 from モバツイ / www.movatwi.jp
「逆境こそ最良の教師」(イギリスのディズレーリ首相)
09:42 from モバツイ / www.movatwi.jp
@myen 偉大な人間になるためには、他の人々を思いやり、そして多くの人々の立場に立って物事を考え、人類の苦しみや喜びを、自分自身のものとしなければならない。(イギリスの詩人シェリー)11/7
09:44 from モバツイ / www.movatwi.jp
「進み方がどんなにゆっくりでもいい、徹底的に勉強して行こうよ」(若草物語の作者オルコット)11/7
16:49 from モバツイ / www.movatwi.jp
「教育の真髄は感謝にある」11/7
16:58 from モバツイ / www.movatwi.jp
私たちが何かに感謝するのは、その価値に対して深い「信」を置いているからに他なりません。また感謝するということは、自らがその価値に貢献することを意味します。11/7
16:58 from モバツイ / www.movatwi.jp
その献身を通して、価値は自分の中で肉化され、新たな創造をもたらすのです。さらに感謝するということは、既成の価値に、より深い意味を与えていく力となると言ってもよいでしょう。そこにこそ、SGI会長が強調される感謝の真価があるのではないでしょうか。11/7
by seikyo_dream on Twitter