
3月23日にあけぼの山農業公園に緋寒桜を見に行ってきました。
緋寒桜はちょうど満開でしたが、花の中からヒーヨヒーヨという鳥の声がします。
よく見るとヒヨドリが夢中で蜜を吸っているではありませんか。私も花はそっちのけにして、夢中でヒヨドリの蜜を吸う姿を撮影しました。
<ヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
ヒヨドリは、「ヒーヨ、ヒーヨ」という鳴き方をします。ヒヨドリの名前は、この鳴き声が由来だそうです。

特に甘いものが好きなようで、柿、びわ、みかんなどの果実はもちろん、桜の花の蜜なども大好きです。このように、花を咲かせている植物や、果実をつけている植物の近くでは、ヒヨドリがよく集まります。

ヒヨドリは食欲旺盛で独占欲が強いため。他の鳥が花の蜜を吸っていたりすると、すっ飛んできて他の鳥を追い払ってしまいます。そのせいでしょうか、この日、緋寒桜ではヒヨドリ以外の鳥は見つけることができませんでした。

ヒヨドリは顔を花の中に突っ込んでいる姿をよく見ます。花の中に顔を入れて夢中で蜜を吸った結果、顔が花粉で染まっていることもあります。このように、ヒヨドリは植物たちにとっては花粉を運んでくれるありがたい存在なのです。

スズメなどは、桜を「盗蜜」します。盗蜜とは、花をちぎって蜜だけを奪う食べ方。これをされると植物は花粉の媒介をされず、"食べられ損"になってしまうのです。

日本ではとっても身近な鳥のヒヨドリですが、世界的に見ると、なかなか見られない野鳥でもあります。彼らの分布は日本を中心に、朝鮮半島や、東南アジアの一部くらいなのです。

ヒヨドリの話はこのくらいにして、本題の緋寒桜に話を戻します。ちょうどこの日が満開の見頃でした。しかし、天気は薄曇りで、時々晴れ間が見える程度だったのが残念です。
<ヒカンザクラ(緋寒桜)バラ科サクラ属>
ヒカンザクラは、沖縄県で多く見られるサクラの種類の1つです。台湾や中国から伝わり、日本で一番早く沖縄県で開花するサクラとしても知られています。

沖縄県でサクラというと、ヒカンザクラのことを指すことが多いようです。沖縄では1〜2月頃に開花し、関東では2〜3月頃に見頃を迎えます。

寒い時期に花びらが緋色(ひいろ)に染まることから、「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と名付けられましたが、「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と名前を間違えやすいため、カンヒザクラ(寒緋桜)と呼ばれることもあります。

ヒカンザクラを品種改良して作られたカワヅザクラ(河津桜)は、今や日本全国の各地で花見や観光の名所となっています。
カワヅザクラもそろそろ終わりに近づいていましたが、まだ元気に咲いている花も残っていました。
<カワヅザクラ(河津桜)バラ科サクラ属>
ヒカンザクラとオオシマザクラが自然交雑して生まれた日本原産の品種で、濃い花の色をしたヒカンザクラに由来して、カワヅザクラも紫紅色です。

カワヅザクラは一重咲きで八重桜などと比べると地味な印象かもしれませんが、集まって咲く大輪のピンクの花はとても美しいです。花の大きさは4~5センチで、花弁が大きいためとても豪華に見えます。

首都圏ではソメイヨシノの満開も終わりそうな時期に、緋寒桜や河津桜の話題で恐縮です。週2回のブログ投稿サイクルを維持しようとすると、どうしてもこのような賞味期限切れの話題になってしまうことをお詫びします。
緋寒桜はちょうど満開でしたが、花の中からヒーヨヒーヨという鳥の声がします。
よく見るとヒヨドリが夢中で蜜を吸っているではありませんか。私も花はそっちのけにして、夢中でヒヨドリの蜜を吸う姿を撮影しました。
<ヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
ヒヨドリは、「ヒーヨ、ヒーヨ」という鳴き方をします。ヒヨドリの名前は、この鳴き声が由来だそうです。

特に甘いものが好きなようで、柿、びわ、みかんなどの果実はもちろん、桜の花の蜜なども大好きです。このように、花を咲かせている植物や、果実をつけている植物の近くでは、ヒヨドリがよく集まります。

ヒヨドリは食欲旺盛で独占欲が強いため。他の鳥が花の蜜を吸っていたりすると、すっ飛んできて他の鳥を追い払ってしまいます。そのせいでしょうか、この日、緋寒桜ではヒヨドリ以外の鳥は見つけることができませんでした。

ヒヨドリは顔を花の中に突っ込んでいる姿をよく見ます。花の中に顔を入れて夢中で蜜を吸った結果、顔が花粉で染まっていることもあります。このように、ヒヨドリは植物たちにとっては花粉を運んでくれるありがたい存在なのです。

スズメなどは、桜を「盗蜜」します。盗蜜とは、花をちぎって蜜だけを奪う食べ方。これをされると植物は花粉の媒介をされず、"食べられ損"になってしまうのです。

日本ではとっても身近な鳥のヒヨドリですが、世界的に見ると、なかなか見られない野鳥でもあります。彼らの分布は日本を中心に、朝鮮半島や、東南アジアの一部くらいなのです。

ヒヨドリの話はこのくらいにして、本題の緋寒桜に話を戻します。ちょうどこの日が満開の見頃でした。しかし、天気は薄曇りで、時々晴れ間が見える程度だったのが残念です。
<ヒカンザクラ(緋寒桜)バラ科サクラ属>
ヒカンザクラは、沖縄県で多く見られるサクラの種類の1つです。台湾や中国から伝わり、日本で一番早く沖縄県で開花するサクラとしても知られています。

沖縄県でサクラというと、ヒカンザクラのことを指すことが多いようです。沖縄では1〜2月頃に開花し、関東では2〜3月頃に見頃を迎えます。

寒い時期に花びらが緋色(ひいろ)に染まることから、「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と名付けられましたが、「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と名前を間違えやすいため、カンヒザクラ(寒緋桜)と呼ばれることもあります。

ヒカンザクラを品種改良して作られたカワヅザクラ(河津桜)は、今や日本全国の各地で花見や観光の名所となっています。
カワヅザクラもそろそろ終わりに近づいていましたが、まだ元気に咲いている花も残っていました。
<カワヅザクラ(河津桜)バラ科サクラ属>
ヒカンザクラとオオシマザクラが自然交雑して生まれた日本原産の品種で、濃い花の色をしたヒカンザクラに由来して、カワヅザクラも紫紅色です。

カワヅザクラは一重咲きで八重桜などと比べると地味な印象かもしれませんが、集まって咲く大輪のピンクの花はとても美しいです。花の大きさは4~5センチで、花弁が大きいためとても豪華に見えます。

首都圏ではソメイヨシノの満開も終わりそうな時期に、緋寒桜や河津桜の話題で恐縮です。週2回のブログ投稿サイクルを維持しようとすると、どうしてもこのような賞味期限切れの話題になってしまうことをお詫びします。
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ninbu さん、こんばんは。
濃いピンクの 寒緋桜、奇麗です。
吸密する鳥の様子は、滑稽?です。
通常、ぶら下がる様な姿は見られません。
下向きに咲く花だからこその姿でしょうね。
最近、沢山の花が咲くようになり、
どこを見ても 花盛り、
気温も高く、過ごし易い時期ですね。
最近、関東~東北にかけて、
地震が多いですね。
11年前から断続してます。
お気を付け下さい。
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寒緋桜は濃い色で、まとまってぶら下がるので綺麗ですね。
毎年楽しみにしていた近所の木が切られてしまって悲しいです。
そうそう、この木のように枝がくねくねしていました。
この木は大きくて花付きも良く、立派ですね。
ヒヨのお写真、素晴らしいじゃありませんか。
色んな格好で蜜を吸っている様子が、バッチリ撮れましたね。
これからは撮り方を教えて頂かなくては。
私は相変わらず動き回る鳥は全然撮れません。(:_;)
寒緋桜と 緋寒桜 同じ花だったのですね。
初めて知りました。
ヒヨドリも良く撮れていますね。
ヒヨドリの生態も良く分かりました。
よく花毎落ちているのを見るとヒヨドリにちぎられたのかしらと思っていましたが ヒヨドリさんにとっては濡れ衣だったんですね。
寒緋桜、緋寒桜??
これまでカンヒザクラと思い込んでいたので??となりましたが、どちらの言い方もあって、同じサクラなんですね。
じいちゃん庭のカンヒザクラは2月中旬に咲き始め、3月中旬には葉が出てきたので、こちらの木はそれに比べてかなり開花が遅いですね。
満開の花付きが素晴らしいです。
それと、ヒヨドリ!
一心に蜜を吸っているときは、写真を撮っても逃げないのですね。
おかげでアクロバティックな吸蜜光景を沢山撮れてよかったですね!
うちのダンチオウトウ、今年はスズメに「盗蜜」されたので、実が期待できなさそうです・・・
春に、河津桜で蜜を吸うのを近所でみます。
そう言えば、梅で、メジロは見ますが、ヒヨドリ、あまり見ないような???
私が見ていないだけかもですが・・・
なるほど、受粉のお手伝にしっかりなっているんですね。
スズメは、小さいのに困ったものですね^^;
緋寒桜とも言うんですね
寒い時期に緋色、なるほどです。
そして、河津桜、緋寒桜から、ソメイヨシノに一気にバトンタッチしましたねぇ~
コメントありがとうございます。
ソメイヨシノの白い花も清楚で美しいですが、濃いピンクも綺麗ですね。
鳥たちは花の蜜を吸うためには、他人の目を気にすることなく、必死です。(笑)
3月になって花が一気に増えましたね。
冬場は花を見つけると、思わず写真を撮っていました。
でも、今は多すぎて絞り込むのに苦労します。(苦笑)
ソメイヨシノも今週末が最後の花見になりそうです。
晴天になるといいですね。
いつも私のブログに訪問くださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
緋寒桜、同じ桜でも独特の咲き方をして、とても綺麗ですね。
この公園では約80本の緋寒桜が植えられています。
スタッフの方々の手入れにより、見事な花が楽しめることに感謝です。
ヒヨドリの写真、実は約50枚ほど撮ったうち、何とかものになったのは
この6枚だけなのですよ。まだまだ修行が足りません。(泣)
飛翔している鳥を私も撮りたいのですが、シャッタースピードの設定方法
がまだよくわかりません。カメラ教室でも通わなければ無理でしょう。(苦笑)
いつも私のブログに訪問くださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
寒緋桜と緋寒桜、同じだったとは、私も調べて初めて知りました。
緋寒桜と彼岸桜の読み方が似ているから、寒緋桜とは面白いですね。
ヒヨドリは少し乱暴な鳥のようですが、花から見るとありがたい鳥で、
逆にスズメは迷惑な鳥なのです。
鳥の世界も生存競争が厳しいようですが、平和に過ごしてほしいですね。
いつも私のブログに訪問くださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
寒緋桜と緋寒桜、同じだったとは、私も調べて初めて知りました。
東日本と西日本の開花のズレはありますが、花によっては早い遅いが
逆転するのが不思議です。昨年の金木犀は関東の方が1か月も早かったですね。
人間も鳥も同様で、食べているときが一番無防備のようです。
なつみかんさんも外で食事をする場合、気を付けてくださいね。(笑)
ヒヨドリが蜜を吸うのに、相当苦労しているのが滑稽でもありますね。
「盗蜜」という表現も面白いですね。スズメからすると迷惑な呼び名かも・・。(^.^)
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コメントありがとうございます。
蜜を好む鳥ではメジロが良く知られています。
梅だけでなく、桃や桜の花の蜜も吸い、受粉の手助けをしているんですね。
残念ながら、私はまだメジロが花の蜜を吸っている姿を見たことがありません。
私の表現ではスズメが悪者になっていますが、スズメにも言い分があると思います。(^^;)
愕ごと食いちぎって、蜜だけを舐めるほうが、食べやすいのだと。
寒緋桜と緋寒桜、紛らわしい表現なので、統一してほしいですね。(笑)
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